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2015.12.29

ゲーセン経営者が選ぶ!2015年ゲーセン業界5大ニュース!

除夜の鐘

2015年もあとわずか!
ゲーセン業界的には、まずメーカー各社が長期連休に入ります。
今日あたりから、大手メーカーは皆お休みか半日出勤かそんな具合でしょう。
去年も書いたけど、

「お客さんが動いているのに、一斉に休むってどうなのよ?」

ただ、中小の業者さんは、場合によっては31日迄稼働しているところもあり、マダマダバタバタしております。
そんな年末の気配を感じながら、去年と全く同じ日にほぼ変わらない内容を書きます。
振り返ってみると色々ありましたねぇ・・・


5位:KONAMI各方面に色々ディスられる

ゲーセンあまり関係ないかもしれませんが・・・
法人として一番世の中を賑わわせたのは、「KONAMI」さんですね。
その発端は、

メタルギアファンに激震!小島プロダクション解散?経理上の数値から考えてみた

小島監督の去就はその後も注目を浴びましたが、結局、

小島秀夫氏がコナミ退社、新会社設立か―国内報道 | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト

という事ですね。
おかげで、某大手新聞まで、

なにかと話題のコナミさん。日経新聞(電子版)の見出しをみてビックリ!

まぁ、社内体制について暴露した所で、その中で働いている社員もいるわけですからねぇ・・・
でも今まで優秀なクリエイターがいなくなっても、若いクリエイターがその後活躍するから、コナミって会社はスゴイんだよねー。
じゃなきゃ、今まで企業が存続してないしでしょうしね・・・


4位:ゲーム大会の進化及び配信の進化。ゲーム大会が引っ張りだこ?

放送

去年から賞金付き大会というのが、徐々に各ゲームで行われるようになってきつつある昨今、その内容はどうあれ、人気コンテンツとして、ゲーム大会の配信や放送に力を入れる企業が続々でてきました。

YOUTUBE GAMING始動!ゲーム実況・生放送に圧倒的に有利な部分

こんな風に、youtubeはゲーム専門のチャネルを作ったり、

実現したら結構すごい?JAEPOと闘会議併催?

今年初めて開催したニコニコの闘会議は規模を拡大し、「来年はJAEPOショート併催するのでは?」とも言われるくらいに、ゲーム大会の放送・配信の価値がスゴく向上した1年だったなと感じます。
儲かるかどうかはわからないけども・・・

その一方で、ゲーム大会自体も、こんな風に進化を遂げました。

ゲームの魅せ方が変わる!新世代のゲーム大会があらわれた!

スゴく面白い取組で、今後もゲームの大会には積極的に取り入れられそうな仕組みですね。


3位:ゲーセンで電子マネー本格普及開始

電子マネー イラスト

今年のJAEPOショーで大きく発表された、「ゲーセンでの電子マネー導入」

【修正有】JAEPO2015を振り返るシリーズ第4弾 メーカー同士の電子マネー戦争が始まる

タイトーの直営店舗から導入が徐々に開始されていますが、既にKONAMIはPASELIを導入したりしていますが、これで改めて各社の「インフラ戦争」に突入です。
一応セガも、電子マネー端末は発表しているし、バンダイナムコも「バナコイン」がゲーセンで使えるようになります。

バナコインがアーケードゲームに対応?どうやるのか気になる!

電子マネーが複数あって、「このメーカーはこれ、このメーカーはこれ」だとユーザー的にはめんどくさくないか?→各メーカーさん


2位:有名コンテンツのアーケードゲーム化真っ盛り

艦これ

まぁ、言わずもがなの話ですが、今年は、「艦これ」と「FF」の2大コンテンツがアーケードゲーム化されました。

JAEPO2015を振り返るシリーズ第2弾「艦これアーケード」について考える

FINAL FANTASYがゲーセンに登場!「DISSIDIA FINAL FANTASY」を予想する

この2つは特に注目を集めました。
「DISSIDIA FINAL FANTASY」については、この年末から稼働を開始しておりますが、「艦これアーケード」については、残念ながら未だ正式に納品日も決まっておりません。
来春稼働という事で、実に1年以上の時を経て稼働する事になりそうです。
最近は、アーケード発の有名タイトルが少なくなりつつあるので、寂しい限りですが、この2つはかなり有名なタイトルなので、稼働にも期待はしているんですけどね・・・


1位:改正風営法成立!規制緩和の動きがついに

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業界的に最も大きなニュースといえば間違いなくこれですね。

風営法改正案!法案が成立すればゲーセンはこう変わる!かも?

昨年は成立せずに廃案となりましたが、今年は成立。
そして、我が愛知県は全国に先駆けて、条例も成立しました。

県議会:条例改正案可決 クラブの営業時間、午前5時まで可能 /愛知 – 毎日新聞

特に年少者の立ち入りに関しての、規制がかなり緩和されるという事で、ある程度の客数の増加につながるといいなーと、個人的に期待しております。
青少年の健全育成を目的とした風営法の中での、青少年の立入りが緩和されるということは、

「ゲーセン業界が、健全化に取り組んできた事がある程度評価された」

事にも他なりません。
こうした先人や先輩たちの努力には、とりあえず敬意を表すべきですね。

以上、個人的な2015年のゲーセン業界のニュースをまとめてみました。