ギャンブル依存症テストをやってみた。メダルゲームを遊ぶ人ってほとんど当てはまるんじゃ・・・?
最近は、業界内のヘビーな話題が続いたので、関係ない話題を選びたいなーと思い、今回はカジノ法案です。
とはいえ、ほとんどの大手メーカーがカジノに関連する事業(リゾート運営及びゲーミングマシンの開発)を行っているので、全然関係ない話題でもないわけです。
カジノ法案、自民が週内の成立断念 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
カジノができて問題だと言われていること
カジノが国内にできることは、けしからん!という方達が世の中にはたくさんいらっしゃって、概ねこんな事を言われるわけです。
すごく簡単にまとまっていたので、こちらを御覧ください。
まぁ気持ちもわからんでもないですが・・・
あとは、こんな意見もあります。
民進党、官僚、マスコミがこぞってカジノ法案に反対する「裏事情」(髙橋 洋一) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
たしかに、カジノができると、その監督官庁は、警察庁?環境省?経産省?といろいろと、どこが責任省庁なのか?という話も出てくるので、なるほどなー、と思うわけです。
そして、一般にいえば、やはりこちら。
<カジノ法案>ギャンブル依存症対策、義務づけ訴え (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
「ギャンブル依存症問題」を懸念する意見が出るのは、当然と思います。
カジノという明確な「ギャンブル」が国内でも楽しめるようになると、依存してしまう人が増えるかも?という意見が有って当然です。
その一方で、パチンコ・競馬・競輪・競艇など、そもそも日本という国はギャンブル大国でこちらの資料から、明らかに、日本が突出してギャンブル依存の比率が高かったします。
そういった観点から、カジノができる以前からそもそもギャンブル依存対策が必要なんで、今更?という方もいらっしゃいます。
個人的にも確かにそうだな・・・と思う部分はあるので、そんな話題です。
ギャンブル依存症ってどんな人?
じゃぁ、ギャンブル依存症ってどんな人?と考えると、こんなテストを発見しました。
ギャンブル依存症チェック|ギャンブル依存症治療の専門病院 大石クリニック
このテスト、自分でもやってみたんですが・・・「ギャンブル依存症」という結果がでました・・・
5点って結構厳しくないですか?と思ったんですが・・・
お金を借りてやったこと無いし、たまーに仕事柄プラッと寄ってみたりはするけどね・・・
ゲーセンという業態は風営法で規定されているとおり、射幸心を過度に煽らない営業を心がける業態なんですが、それは、ゲーム機事態に射幸性が高いゲーム機が存在するというのが理由です。
プライズゲームや、メダルゲームというのは、ある意味ギャンブルと同じであり、違いといえば、「手元に現金が戻ってこない」という部分だけ。
その一点を除けば、ルールや仕組みなど、ほぼギャンブルと同じ形態です。
スターホースのインフレを見ていると
そんなメダルゲームの筆頭に、スターホース3という、競馬ゲームの金字塔ともいえるタイトルがあります。
StarHorse3(スターホース3) | アーケード競馬メダルゲーム | セガ
なにがスゴイって、その価格とか、TVCMをゴールデンで流すとか、色々と(以下略)
そんなスターホースですが、メダルのインフレを引き起こした犯人とも呼ばれています。
メダルインフレというのは、メダルの単価を安くするという意味ですが、詳しく理解するには、メダルに詳しい人のブログを読むべきです。
メダルゲームは終わったのか?① | 埼玉ふじみ野のゲームセンター|Bayon(バイヨン)
昔はこの、スターホースというゲーム機も、メダルを10枚掛けて、「当たったら100枚戻ってくる!」みたいな遊び方をするのが普通でした。
そして、ジャックポットで3000枚とか、当たったりすると、「メダルが重たくて持てないなー」という、喜び方をお客さんがしていたものです。
上記ブログにあるとおり、「もっと枚数が多く当たると嬉しい」という声に、応え続けた結果、いまは、1レースに何千枚を掛けて、1千万枚戻ってくるとかいう遊び方になりました。
こうした遊び方の変わりようを見ていると、依存症というかより多くの刺激を求めるようになるのだなーと改めて思ったものです。
そういった意味で、カジノによるギャンブル依存の増加を懸念するってのは、わかるなー、というのが今回のお話です。