ゲームの魅せ方が変わる!新世代のゲーム大会があらわれた!
ゲームメーカーが主催した「賞金付き大会」が昨今盛んに開かれているのは、何度かこのブログでも書きました。
それぞれ工夫を凝らして、ゲーム自体を盛り上げる為に大会も盛り上げることに最近かなりの力を注いでいます。
LOV全国大会「OVER the LORD 7th」観戦記。思ったよりもアダルトな盛り上がり
ゲーセンでも「賞金付ゲーム大会」が開催できる日はくるか?世の中は少しずつ変わってます
最近のトレンドは、賞金を提供することで、盛り上げるのがトレンドですね。
現在大人気のスマホゲーム「モンスターストライク」でも、
『モンスターストライク』が2周年! ユーザーイベントを盛大に開催だ!!(2/2) – ファミ通.com
賞金総額5000万円だそうで・・・優勝は2000万円ということで、人ひとりくらい優勝したら1年間食ってけそうですね。
とりあえず、賞金というのは、既存のユーザーに取って大きなモチベーションとなるという事で、結構なゲーム大会で「賞金付き」というのが謳われています。
タダの大会じゃなくゲームの特性を活かした大会
そんな中、アーケードゲームだから身内びいきってわけでもないですが、「魅せ方をよくわかってるなー」と感心したのが、アーケードゲームのCOJの大会です。
コード・オブ・ジョーカー 第3回 アルカナカップ~運命に選ばれし者~ | SEGA
現在ゲーセンで高稼働のタイトルの全国大会ということで、その注目度自体はある程度高かったんですが、魅せ方がスゴイということで、記事になっていました。
セガのカードゲーム『コードオブジョーカー』の大会がスゲェ!残りデッキや捨て札はモチロン、プレイヤーの心拍数が見れておもしれぇぞwwwww : はちま起稿
このまとめをみて、確かにこれは「よくわかってるなぁ」と感心しました。
さすがセガ!って感じです。
ゲームの特性を活かした環境
全くわからない方向けに説明すると、このCOJというゲームですが、一般的なアーケードゲームと異なるのが、操作とか反射神経とかは全く必要としない、完全に「思考型」のゲームということです。
CODE OF JOKER -コード・オブ・ジョーカー-|SEGA
ジャンルの所にも「思考型デジタルトレーディングカードゲーム」と書いてあります。
という事で、TCGなどのカードゲームとほぼおなじルールで戦う事になります。
TCGをやった事の無い人は、極端に言えばトランプでのポーカーとか、相手の手やカードを推測して戦うゲームだと思って下さい。
そう考えると、思考型ゲームで、相手との心理戦の部分も出てきます。
実際にプレイするとわかりますが、運と自分の思考が重要なゲームなので、心理的なドキドキ感もスゴイです。
あっという間に終わる・・・というタイプのゲームではないですね。
そういったタイプのゲームなので、
アルカナ予選すげえ。観戦してる人が「両プレイヤーの心拍数」「数ターンの間に使ったカード」「残りデッキ/捨て札」を確認できる pic.twitter.com/LCeftO8h9e
— chomosh (@chomosh) 2015, 10月 17
これがスゴイことなわけです。
当然対戦しているプレイヤー同士が、ツイートされている内容を知らされることは無いんですが、観客として見るのに、さらに楽しく観戦できる付加価値がついています。
心拍数なんて、思考型ゲームで心理戦な部分もあるだけに、見ていて楽しくなる情報ですよね。
ふじみそ対モモベリ(敬称略)、心拍数高すぎて表示できません pic.twitter.com/CvuBAibYOI
— chomosh (@chomosh) 2015, 10月 17
こういった事が起きるのも、その場で観戦していたらとても楽しく観戦できます。
このような「観戦者にとって楽しい仕掛け」をセットして、ゲーム大会を行うというのは、今後ゲーム大会がショー的になっていくとしたら、大いに推進されるべきものだと考えます。
ゲームの違いを活かした「演出」を!
どんな興行でも同じだと思いますが、
「観るものも楽しめる」
状態にするのが、ライトなユーザーにも楽しめる様にする第一歩だと思います。
以前も書きましたが、
ールや知識のサポートをしたらもっと楽しく観戦できる。ゲームも同じ。
なので、それ以外にもこうしたゲームの特性を活かした「演出」って事も必要なんだろうなぁ・・・