ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2015.10.18

企業対抗ゲーム大会が今後盛り上がる?企業内部活が活性化するといいね

運動会

我々のような小企業と異なり、大きな企業では、福利厚生の一環で、部活動を行ったり、スポーツを行ったりします。

<社内運動会>復活の兆し 雇用形態超え「仲間効果」に注目 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

最近はベンチャー企業でも、運動会を行う企業が増えているという事で、日本的な「和」を重視する事が見直されているんでしょうか?
余暇活動も、共にすることで、一体感が強まったり、普段は接することのない社員とつながりができて、コミュニケーションが円滑化されるといったメリットがあるんでしょう。

その他にも、もう少し大きな企業になると、企業内で部活動が盛んだったりします。
ゲーム業界で有名なのは、セガサミーの野球部です。

SEGA SAMMY BASEBALL | トップ

プロも排出するくらいなので、有名ですね。

企業内ゲーム部

そして、運動部もあれば、当文化部もあるということで、企業内部活で、「ゲーム部」が公式なのかどうかわかりませんが、存在するところも多いようです。
そんな、企業内のゲーマーを集めて大会を行うという企画が行われた事はご存知でしょうか?

『第1回企業対抗ウル4大会』は「スクウェア・エニックス」が優勝!

大手ゲームメーカーからの参加が多いですが、意外と業種も様々ですね。
ウル4というタイトルの人気もあると思いますが、企業対抗戦をやろう!といってこれだけの企業があつまるのはナカナカスゴイことです。
この、ウル4の企業対抗戦が意外と盛り上がったのを受けて、こんな発表もされました。

アークシステムワークス「『GUILTY GEAR』の企業対抗戦をやりたい」 | インサイド

格闘ゲームの人気タイトル、ギルティギアでも同じように企業対抗戦をやろうという試み。
こちらも、面白いので、開催されるといいですね。

様々なメリットを考えてみる

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立候補すれば、どんな企業でも参加できるかどうかは置いておいて、こうした企業対抗戦は参加する企業にも、メリットが有ると思います。

企業名のPRになる

ハッキリいって中小企業では、いくら頑張っても運動部を作って、企業対抗戦で優勝するというのは、大企業に対して、資金力や設備の面でどうしても劣ってしまいます。
しかし、こうしたゲーム大会であれば、活動に必要なのは、ゲーム機だけ!
ですので、中小企業でも十分優勝する可能性があり、仮に優勝したら、絶大な社名のPRになります。
例えば、ウル4企業対抗戦に名前のある、「京浜金属」さん。
私自身は、「京浜金属」さんの事を知らなかったので、当然ググッてみるわけです。
そうするとこんな風に、

京浜金属   Google 検索

今まで知らなかった人に企業名をアピールするには、スゴく良い。
ウル4プレイヤー内で有名になって、ゆくゆくは世界的企業に・・・とはならないと思いますが、社名を世の中に広めたい企業にとっては良い事ですね。

ゲーマーに優しい会社だと思われる

通常会社に入って、会社のメンバーと「ゲーム」で仲良くなるというのは、それこそゲームに関連のある会社じゃないかぎり、決して多くは無いと思います。
そんな中、会社に入社したら、ゲーマーでも全然OKですよ!とオープンに認めて貰えるというのは、非常に嬉しい環境だと思います。
意外とゲーセンとかでも、

「自分の勤務している店舗でのゲーム禁止」

というルールを敷いている店舗が多く、逆に「ゲーセンで働くとそのお店ではゲームしにくい」という事になりがちです。
そう考えると、抗したゲームの部活動があれば、逆にゲームを通じて仲良くなれる環境が整っているとも考えられるので、ゲーマーに優しい会社と思われるかもしれません。

アマチュアの活躍の場として

現在では、まだまだ色物企画のように見られがちな企業対抗ゲーム大会ですが、今後開催されるタイトルや頻度が増えると、セガサミーの野球部からプロに転向する選手が現れるのと同様に、企業で働きながら、バックアップも受けつつ、プロゲーマーになるといった方法が一般的になるかもしれません。

こうして、社会人ゲーマー(アマチュア)が活躍する場所が増える事自体はいいことですね。
しかし、企業内部活って日本独自っぽいから、外国からみたら日本企業の魅力にみえるかもね。