鉄オタのアツい思いはメーカーを動かすか?「電車でGO」新バージョンの発表によせて
最近は、話題の少ないアーケードゲーム業界と思いきや、世の中がVR様様状態であるということで、この所VR関連のエントリ沢山書きました。
アダルトVRエキスポにいってきた。既存ハードとVRの組み合わせとして最強
アドアーズとグリーのVR提携発表!大事なのはハードだと思うけど・・・
そんなVRを尻目に、最近アーケードの超名作がリメイクされる話が有ったのをご存知でしょうか?
意外にもこのタイトルって、幅広く知れ渡っているんですよね。
電車でGo!って言えば、大体の方がどんなゲームかはわかると思います。
電車でGO!って何?
もしかしてもしかしたら、わからない方がいるかもしれませんので、念の為に説明すると、電車でGOというゲームは、
電車運転シュミレーションゲーム
です。
詳しく知りたい人は、wikipediaさんへどうぞ。
象徴的なCMと共に、まさに一世を風靡したゲームです。
アーケードが一番早く発売となりましが、この「マスコン」というインターフェースが斬新で、CMのような、「オッサンがゲーセンにくる」という流れを作ったゲームといえます。
こんな風に結構なお値段がする、コントローラーを家庭用ソフトと同時に販売しても需要があったので、人気を博した事はわかると思います。
ただゲームとしては凄く単純で、電車を規定通り(ダイヤどおりに走らせて、停止線で止める)というシンプルな作りなので、個人的に「やりこんだ」という記憶はないんですよね。
多くの人にタイトルが知れ渡っている割には、「やりこんだ人」の総数は少ないんじゃないんでしょうか?推測ですけどね・・・
アーケード筐体は今でも値段つく
ただ、このタイトルの何がスゴイかというと、いうと
20年経った今でも、アーケード筐体に値段がつく
という恐るべき点です。
値段がつくということは、経済学的に考えると、需要があるということです。
じゃぁ誰が欲しがるのか?というと
個人の鉄オタ
です。
いろんな方に話を聞くと、「電車でGOを個人に売ったことがある」という人は、この業界凄く多いです(笑)
私も以前、個人の方に筐体を売りましたが、この「電車でGO」の場合は、その売ったことのある人が圧倒的に多いのが現状です。
売ったことがある人に聞いても、その後メンテナンスに定期的に伺っているとかの話はあまり聞かないのですが、購入した方はどうしてるんですかね?
そんな流れを汲んでかどうかわかりませんが、どうやらこの新バージョンが発売になると同時に、
新しい電車でGO!が購入できるのか?という問い合わせが、個人の方から何件かあった
という話もチョイチョイ聞きます。
スゴイなーと思うわけですが、メーカーから製品の詳細については何の連絡もないのでわかりませんが、筐体のサイズ感からして普通に
400万円程度
はする筐体だと思うんですよね。
それに対して、従量課金をどうやって設定していくのか?というのがビジネスモデルになるわけですが、その辺も現状全くわかりません。
1play200円で、従量課金45%で筐体代100万位がベースかな 新たなAC版「電車でGO!!」が発表に。3画面の大型ディスプレイに映し出される車窓風景で,運転士気分が味わえる – https://t.co/Tpr2u6uc4e https://t.co/Je69ANWZ07
— PORT24(ポート24) (@port24ho) 2016年8月9日
適当に推測したらこんな感じですけど・・・
ただ、最近のゲーム機はネットワーク接続が基本なので、電車でGOも間違いなくネット接続はすると思います。
そうなると、個人宅に設置するのは厳しいかな・・・
タイトーはBNEモデルを採用せよ
ただ、最近はこんな事例もあるわけです。
アーケードゲームを自宅に置くのはお得?スターウォーズが好きなら高くなんてない!?
先日タイトーの方と話した時に、「売れまっせ!」って言ったんですけどねぇ・・・
あとは、鉄オタの皆さんのアツい思いをメーカーにぶつければ、個人への販売もあり得ると思うんで、今後のビジネスモデルが気になります。
タイトーが個人宅への販売はしないって事になったら、PORT24ではネット回線の手続きから、設置まで出来る限りサポートしますので、個人で「電車でGO!」をどうしても購入・設置したい!という方は、ご相談ください(笑)
タイトーにバレない範囲で頑張ります!(←ココに書いている時点でバレる)