間もなく稼働開始!「DISSIDIA FINAL FANTASY」マイスター制度とは?
この冬のアーケードゲームで注目度ナンバーワンの新作といえば、「DISSIDIA FINAL FANTASY」です。
ディシディア ファイナルファンタジー | SQUARE ENIX
ポート24でも全店とはいかないかったですが、導入予定です。
ゲームを全くやらない人でも、「名前だけは知っている」タイトルで、超有名タイトルの初のアーケードゲームバージョンとなります。
スクエニがアーケードに参入して以来、なんど噂にのぼっては消えていったことやら・・・
そんなゲームが、いよいよ満を持してゲーセンに登場します。
発表会および商談会に行った時に書いたのがコチラです。
ゲーセン経営者が独自の視点で書く「DISSIDIA FINAL FANTASY」製品発表会レポート
DISSIDIA FINAL FANTASYの商談会「コミュニティ」がキーワード
やっぱり話題になりやすいですよねぇ・・・
コミュニティ育成に大事な要素
今回のDFFですが、自分の過去のエントリーにも書きましたが、3VS3のゲームシステムも相まって、「コミュニティ」という言葉に力点が置かれています。
友達同士3人で始めたり、店舗内でチームを作ったりして遊ぶゲームとしての魅力を全面に押し出しています。
メーカーとしてもゲーセンとしても、そりゃ1人より3人で遊んでもらったほうが嬉しいわけで、ゲームをより楽しむために、リアルでのコミュニケーションも出来たほうがいいって事です。
では、こうしたゲーセンでのコミュニケーション促進にもっとも重要な要素って、何かわかりますか?
答えは、
「設置台数」です
基本的に、設置台数が少ないとコミュニティを形成することが難しくなってしまいます。
今回のDISSIDIA FINAL FANTASYも同じですが、例えば、3vs3のゲームで1台しかそのゲームセンターに設置されてなければ、コミュニティの形成もクソも無いわけです。
3vs3ということで、6台あって初めて、コミュニティの形成が可能と考えられます。
こうなると、当然広さや財政的にコンパクトな店舗では、コミュニティの形成がどうしても難しくなります。
この辺りは、ゲーセン業界全体の課題なので、以前に書きました。
中小ゲーセンの生きる道、大会・イベント!その道も閉ざされつつある問題
先程も言いましたが、今回のDISSIDIA FINAL FANTASYも、6台以上の設置があってこそ、コミュニティ形成ができるという事でメーカーも推奨しております。
これから紹介する「マイスター制度」も、6台以上の設置が無いと対象でないという厳しい条件がついています。
マイスター制度の概要
今回の「DISSIDIA FINAL FANTASY」は、前作が家庭用ということで、今までゲームセンターに来たことがない、もしくは普段ゲーセンを利用しないユーザーに対して、こんなガイドを作成しています。
アミューズメントガイド|ディシディア ファイナルファンタジー | SQUARE ENIX
そもそも設置店リストが無い時点でまだまだ未完成ですが、最近のゲーセンのゲームに不慣れな方で、ぜひ今作をプレイしてみたいという方にこんな風に丁寧なプレイ方法を紹介しています。
実際にこうした、家庭用もしくは他ハードからアーケードに移植した際に、「ICカードをかざしてください」という画面が出た時に
「ICカード????なんのこと????」
となるユーザーの方は意外に多いらしいので、こうしたチュートリアルはどうやら必須のようです。
そして今回は、これに加えて、
「マイスター制度」
を採用しています。
最初に引用したエントリー内にある「プロ店員育成」が名前を変えたカタチです。
この「マイスター」ですが、現状6台以上設置予定の店舗の、常駐スタッフ(社員及び契約社員)ということで、結構なハードルの高さです。
そして、東京及び大阪で稼働前と稼働後に講習会を行い、マイスター常駐店のみ実行可能なイベントや、アップデート情報などを先行して得られるらしいです。
あとは何よりも、初級者や普段ゲーセンに来ないユーザーに丁寧にプレイ方法を案内したり、コミュニケーションを図ったりという
「DISSIDIA FINAL FANTASY広報スタッフ」
としての役割が期待されているようです。
コミュニティを作って盛り上げる事のできる専門スタッフを配置してくれというメーカーの思惑を感じます。
成功すれば、その店舗は大いに盛り上がるし、失敗しても交通費位の負担で済むのでとりあえずやってみるのがベターかなぁ・・・
というわけで、ポート24浜松店でもDISSIDIA FINAL FANTASYの「マイスター制度」に応募してみました。
スクエニに応募が蹴られる可能性も有りますが、スタッフがマイスターとして常駐することになりますので、稼働時をお楽しみに!