【JAEPO2017】セガの最新作「SOUL REVERSE」発表!大事なのはゲームじゃないんだ!
すでに終わって、「もう忘れてる」感の強い「JAEPO2017」ですが、もうちょっとネタはあるかな・・・
以前書いたのは、こちら。
【JAEPO2017】「闘会議 × JAEPO」を振り返る その1(ゲーセン視点)
【JAEPO2017】「闘会議 × JAEPO」を振り返る その2(主催者視点)
探せばいろいろネタはありそうなんですけど、「ネタを探すぞ!」って感じで見て回れなかったのが、悔やまれます。
セガの新作「SOUL REVERSE」出展
以前から、なんやかんやで、発表されていましたが、今回のJAEPOで正式にプレイできる状態で出展された「SOUL REVERSE」(以下ソウルリバース)。
私も、プレイさせてもらいましたが、こうした難しいゲームは慣れるまでオッサンには時間がかかる・・・
そんなオッサンが、ゲームに対してあーだこーだ言うのは、全くもって無価値なので、こちらの記事を御覧ください。
一般日でもまぁまぁの客付きもあったし、事前に情報が流れていたので、今回のJAEPOの最も注目を集めた「新作」であったことは間違いないと思います。
そもそも新作が少なかったんですけどね・・・
ゲームをプレイした感想ですか?
私に言わせると、
「Quest of Border Break」
という、開発者が聞いたら激怒しそうな言葉が出てくるので、割愛します。
汎用筐体の標準サービス
このソウルリバースですが、筐体のイメージ画像をこちらから御覧ください。
リーフレットに書かれているように、基本的には「汎用筐体」となります。
以前の、BorederBreakから艦これアーケードまで使用した筐体を一新して、あらたな汎用筐体として、今後セガのビデオゲームでは幾つかのタイトルで使用されていくと思われます。
汎用筐体が新たになることで、新たに加わったハード面の機能というのは、今後「セガのアーケード・ゲームだと標準装備」となっていくと思われます。
リーフレットにあるように、
・ヘッドフォンジャック
今となっては、全てのゲームに「搭載して当然」という機能ですが、最初に筐体標準化されるまでは、現場のスタッフが音声ケーブルを分岐させて、ヘッドフォンアンプを取り付けて・・・なんて改造作業をいくつも行っていたものです。
・USBチャージポート
それに対して、アーケードゲームで「USBチャージポート」を標準装備したのは、おそらく初の事例です。
これも、既存のゲーム機にスタッフが一生懸命取り付けたり、別途電源からUSBを取り直したり、色々と改造を施したものですが、そうした作業が不要になるのは便利です。
・プレイ予約システム
三国志大戦で新規開発された、「プレイ予約システム」もターミナルがある限り今後はセガのゲームでは必須機能でしょう。
誰ですか?「ゲームが流行らなかったら無用の長物!」とか言う人は・・・
こうした各種機能が、今後セガの汎用筐体に搭載されたとなると、基本的には「セガのゲームの標準機能」と捉えて問題ないですね。
恐れていた事が現実に
その中でも、今回予想通りというか、早かったなーと思ったのがこちら。
こちらの記事から引用すると、
ビデオゲームでは最大となる32インチタッチパネルモニターを備えた、新しい筐体でのリリースになるという。電子マネー決済端末が搭載されているのも特徴で、三上氏は「『ボーダーブレイク』以降、お金の払いかたがどんどん便利になっているので、つぎの時代を見越した製品を作ろう」としていることを説明した。
という事で、電子マネー決済端末も、今後は「セガのゲームでの標準機能」として実装される事になると思われます。
以前このエントリーを書きましたが、
電子マネーをゲーセンに導入したいのは「ゲーム開発者」のはず?
そもそも、いくら周囲が頑張ったところで、ゲームそのものに電子マネー機能が取り込まれてしまえば、元も子もなくて、「ゲームで遊ぶために電子マネーを利用しなければならない」という状態になるわけです。
こう考えると、タイトーとセガ・コナミの電子マネー決済端末競争も、こうしたコアゲーム機を導入するような店舗だと、決着するかもしれません。
KONAMIのPASELI導入時と同じく、否応にも導入する未来が見えてきたな・・・