Viveport Arcadeだって?ぜひ導入してみたいよね(予算が許せば)
今年は、まさにVR元年ということで、このブログでも何度も取り上げております、VR。
VRが本格的に普及するならゲーセンもしくは商業施設が先だねって話
アダルトVRエキスポにいってきた。既存ハードとVRの組み合わせとして最強
他にもたくさん書いてまし、またか!思われるかもしれないけどVRの話題です。
まだまだVRは黎明期である
3Dテレビにしても、VRにしても、発売した当初は黎明期です。
現在の状態で、今後「どれだけ面白いソフトが出てくるか?」によって今後が決まります。
ドラクエとかFFが強制的にVR対応になれば、結果的に普及台数も一気に増えるということで、キラーソフトが重要なのは言うまでもありません。
アーケードでいえば、「艦これアーケード」がVR対応になったら・・・
結構人気出そうな気がするなー。
そうした事は、ある意味「わかりきった事」なんですが、それをまとめた文章がありました。
「VRバブル」の失速を断言できる8つの理由 (Forbes JAPAN) – Yahoo!ニュース
バブルの失速というよりは、ありとあらゆるデバイスの黎明期は全て同じじゃないの?という気がします。
ゲームボーイだって、「ゲームを持ち歩く意味がわからない」とか「テトリスしかできない」とか言われただろうしなー。
VRのキラーコンテンツってこれじゃないの?
VR専用ゲーム バーチャルリアリティカノジョ体験『VRカノジョ』公式サイト
ゲーセンでもVRの導入が簡単になる?
そんなVR元年ですが、ついにゲーセンにも簡単にVRゲームが導入できる時代が来たのかもしれません。
HTC、新VRプラットフォーム「Viveport M」「Viveport Arcade」を発表 – VR Inside
Viveport Arcade …
あくまでもプラットフォームの提供ということですが、我々のような弱小企業にとっては、こういった仕組みというのは実にありがたいものであります。
まずは、リンク先の文章を引用してみましょう。
Viveport Arcadeとは、ゲームセンター等のアミューズメント施設でVRコンテンツを管理・提供する目的で開発されたVRプラットフォームである。
同プラットフォームは、ゲームを提供する施設の管理者がVRコンテンツの使用権限を簡単に取得できるように設計されおり、さらにはVRコンテンツ開発者がと施設管理者が収入を正確に分け合うことも可能とする。
いやー、想像するだけで結構ありがたいシステムな気がします。
こうした、新しいデバイスやゲームを導入したい場合に、我々弱小ゲーセンが困るのが、
導入したいけど、どうしたらいいのかわからない
という事です。
例えば、ある一つのゲームソフトが有った場合に、それをゲーセンでも稼働させて売上を上げることをしたいとします。
そうした場合に問題となるのが、
・そのゲームソフト自体は、業務用(使用者が一般ユーザーに遊んでもらって売上をあげること)用途を許可しているか?
・仮に許可を得たとして、収益の配分をどうするか?
・そもそも、相手企業とどうコンタクトをとればいいのか?(相手が大きな企業だと、弱小は相手にされない)
などの、実務上の問題を抱えております。
デバイス提供側がこうした、コンテンツの使用権限や、収入の配分まで、一貫したプラットフォームを提供してくれれば、こうした諸問題は解決されたも同然です。
そう考えると、VRゲームに関しては、家庭用ゲームもさることながら、アミューズメント施設向けのタイトルも開発されるかもしれないので、そうした時に積極的に導入したいですね。
ただ、このプラットフォームを日本で使用できる日はくるんだろうか・・・