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2016.10.18

「NESiCAxLive 2(仮)」発表!思ったより多額の投資が必要っぽくてキツイなー

先週末、アーケード界隈での大きなイベントの一つ、「闘神祭」が開催されました。

TOP | 闘神祭2016

闘劇なき現在、全国規模で開催される唯一の格闘ゲームの大会という事で、毎年盛り上がって、今年は参加タイトルもかなりの数に上り、盛り上がったようです。

アーケード格闘ゲームの祭典“闘神祭2016”結果まとめ – ファミ通.com

合計11タイトルですか。
こう考えると、全盛期の勢いは無いものの、まだまだ格闘ゲームと言うのは衰えぬ人気とタイトル数がありますね。

新作ニュースが2つほど発表される

まずひとつ目のニュースは、こちら。

アーケード版ストリートファイター5の発表ではなくて、PC版のスト5が遊べるようになるという事です。
違いがよくわかりませんが、基本的にPC版を「そっくりそのままアーケードで遊べるようにする」ってのがポイントだと思われます。
ということは、ゲーセン目線でいえば、PCソフト程度の金額を出せばお店で稼働できるようにしてくれる?という淡い期待を抱いておりますが、どうなんでしょう・・・
現在は、普通のNesicaにもウル4が配信されており、ウル4を筐体込みで購入した身分としては、

通常のNesica配信と差をつけるためにも、ウル4購入者のみスト5の配信

にしてくれると助かりますが・・・

もう一つが、こちら。

【速報】タイトー,店舗間通信対戦に対応した「NESiCAxLive 2(仮)」を本日発表。第1弾タイトルはAC版「THE KING OF FIGHTERS XIV」 – 4Gamer.net
「NESiCAxLive 2(仮)」 …

以前から、噂されてはいましたが、ついに新Nesicaが来年より稼働しそうです。
メーカーより、「ブレイブルーの次回作は、現在のTypeXでは稼働できない」的な発現も聞いてはいたので、驚きはないんですが、店舗間通信対戦はありがたいなー。

「NESiCAxLive 2(仮)」は結構高く付きそう

先程述べたように、今回の「NESiCAxLive 2(仮)」(以下、Nesica2)ですが、基本的に、

店舗間通信や新作に、現行Nesicaの基板スペックでは対応できない

というのが、まず大前提であると思います。
したがって、間違いなく、TypeX(メイン基板)の交換は、必要だと思います。
現在のNesicaの場合は、2筐体1基板ですが、コレがウル4や鉄拳7の様に、

1筐体1基板

となると、現在のNesicaの席数の倍の基板が必要になります。
更にサーバー分も含めると、1対戦セットにつき3枚の基盤購入が必要。ということが予想されます。
仮に基板が安く見積もって、40万だとしたら、

1対戦セット設置で、40万 ×3 =120万円 の投資が必要となります。

ウチの会社だけでも結構な席数がありますが、この金額だと正直全部入れ替える事は有り得ないでしょうね。

それに加えて、もう一つ投資が必要です。
現在のNesicaのメイン筐体はViewlixですが、この筐体大まかに2つのバージョンがあります。
それは、初期型の「Viewlix L」と、後期型の「Viewlix F」です。

viewlix

初期型と後期型なので、当然後期型のほうが性能的に上となっており、特にモニター及びI/Oボートが高速化されています。
現在、TypeX3を実装するウル4もすでに同じ仕様でしたが、

初期型のViewlix Lは、Nesica2に対応できない

と考えられます。
したがって、I/Oボードとモニターの入れ替えを行うとすれば、おそらく1筐体あたり20万程度の投資は必要だと思われます。

1対戦セットあたり、2筐体 × 20万 = 40万円

となり、基板と含めると、

1対戦セットあたり、基板 120万 + 筐体 40万 = 160万円

の投資が必要じゃないかなー、と考えています。
この金額だと正直に、ウチの会社でもNesicaって結構な枚数がありますが、

全部入れ替えるのは無理

でしょうね・・・
しかも、Viewlix FがNesica2に対応すると考えてなので、仮にViewlix Fも対応せず、「新筐体専用です(キリッ)」とか言われたら、正直言って席数激減・・・
鉄拳7なんかも、同様に2筐体1基板から1筐体1基板となり、席数自体は激減しましたが、全体では良い結果となっていると思われますので、基本的に同じ路線で、Nesicaの席数大幅減は避けられないだろうなー。

と、勝手な予測をしましたが、ある程度投資は必要っぽいので、今から計画しておかないとな~。