気をつけよう!「アーケードを盛り上げたい」と「e-sports」のコンボ
昨日は、シアトリズムファイナルファンタジーの商談会に参加してきました。
シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバル | SQUARE ENIX
実際のゲームを遊ばせてもらいましたが、操作方法は
グルーヴコースター
の「ブースター」とほぼほぼ同じです。
しいて言えば、ボタンとレバーが一体化しているのがグルーブコースターで、別々になっているのが、シアトリズムファイナルファンタジーです。
基本は、ボタンを叩く、レバーを入れるっ動作で遊ぶ音ゲーですね。
それにしても、課金25円で、キット代498,000円は高すぎやしませんか?
相当な強気な設定だと思うんですが・・・
例のマジカルストーンの続き
ネットのニュースを見ていたら、何やらこんなまとめが・・・
【LINE流出】RMT問題で大炎上したマジカルストーンの会社、内部リークされる – Togetterまとめ
これが本当なら、会社組織として成り立ってないんじゃないか?と言えるレベルなんですが、本当でしょうか?
なんとも複雑な気分になります。
そんな中紹介されている、「esports runner」さんのサイトはコチラです。
eSports Runner | ゲーム最新情報のeSports総合サイト
私は知りませんでしたが、当社のスタッフの作成した動画について問い合わせがあったりしたみたいです。
店舗じゃなくて、会社に問い合わせろよ・・・って話なんですけどね。
ウチのスタッフも、
「よくわからないから断った」
という絶妙な判断をしたらしいです。
この全体に対する意見はコチラに書きました。
ぷよぷよのe-sports化ってなんだ?話題のゲームについて考える
続・ぷよぷよのe-sports化ってなんだ?ゲームに携わる事業者として思うこと
アーケードゲームを盛り上げたい!って言葉の軽さ
最初に引用したまとめの中で、「あー(ため息)」となってしまった発言があったので、とりあえず引用。
私がアルバイトとして入った時は単純にアーケードゲームをもっとゲーマーだけの物じゃなく普及させたいという熱意に打たれてアルバイトを始めました。 #マジカルストーン #マジスト #magicalstone #FanGames
— esports runnerの闇 (@er1_1re) 2016年4月21日
昔から、こうした事を言う方は結構多いです。
「アーケードゲームを盛り上げたいから、ホニャララー」
みたいな事を言って、近寄ってくる人。
最近は、e−sportsとかいう言葉を絡めて、増えてるんじゃないかなー?
こうした言葉を、メーカーでもゲーセン側でもないのに、言う人は
行動が伴ってない場合が多い
というのが、よくあるパターンです。
例えば、今回の上記のツイート主さん。
「e-sports runner」に、「アーケードゲームをもっとゲーマーだけの物じゃなく普及させたいという熱意」に打たれて、アルバイトとして加入し、記事を書くことになったのでしょう。
ただ、アーケード業界にとって、最も盛り上げてもらえる行動ってなにかわかりますか?
それは
・お店に足を運ぶこと
・ゲーム機に100円を投入して遊ぶこと
です。
そういった意味でも、エアプレイライターとか言語同断ですけど。
以前もツイートしましたが、
ゲーセンサイドから言わせてもらえば、「対戦するぷよぷよ」ってそんな一般的なコンテンツにならなかったの一言につきるよね(望むインカムを生み出さなかったと同義) マジカルストーンの問題点 – マジカルストーン 問題点 整理 https://t.co/BFCKmomlhd
— PORT24(ポート24) (@port24ho) 2016年4月9日
正直にいえば、ぷよぷよをe-sportsに!っていうんであれば、ゲーセンで対戦する機会を増やすとか、草の根活動を続けて、
ゲーセン側からみて、継続するに値するインカムを生み出す
事がベストな方法だと思います。
インカムを生み出す為に、ユーザーを増やすために記事を書くとか、動画を配信するとか、そういった手法があるわけで・・・
特に「e-sportsとしてのアーケードゲームを、ホニャララ〜」なんて言われても、
どのタイトルで何をしたいのか?がサッパリわからない
ので、本能的に拒否ってしまいそうになります。
ユーザーさんの個人の志向として、「KOF99の大会をやりたいんです!」とか「北斗の大規模な大会を!」とか、一般の方から見たら、「それはお前の趣味やんけ」という方が、「アーケードを盛り上げる」方法として具体的でやりやすい方法だったりします。
教訓
「アーケードを盛り上げる」と「e-sports」って言葉が同時に出てきたら立ち止まってみましょう。