ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2016.01.28

オタクはお金持ちはグローバルな常識?ただしゲームオタクに限ってだけど・・・

先日、自分でこんなエントリーを書きました。

【悲報】オタク調査と一般調査で「付き合った事がある率」が2倍違う事が証明される

その後、全く同じ題材で、こんなブログを発見。

(追記有り)日本中のオタクに朗報。きみたちオタクは人生の勝ち組だった! | More Access! More Fun!

同じ、矢野経済研究所のレポートでも、着眼点が異なると、こんなに結論が異なるんですね。
面白いです。

上記のエントリーでは、日本人の平均年収と、オタクの年収を較べています。
結果だけで考えれば、「趣味に使うお金があるんだから、当たり前じゃん」とも思いがちですが、自称オタクの平均値が日本人全体の平均よりも高いというのは、意外な話です。

ただ、あくまでも世帯年収なので、「実家暮らし」の条件を外すと少し結論が異なってくる可能性はあります。
自称オタクの世帯って、どんなんか想像も付きませんが・・・

オタクとは異なりますがe-sports市場の調査

アンケート

いきなり話は変わりますが、先日こんな記事を見つけました。

2016年、e-Sports市場は4億6300万ドル規模に成長か―海外調査会社が報告 | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト

国内でも、「e-sports」という言葉が徐々に浸透しつつありますが、そのe-sportsに関する市場調査です。
詳しくは記事を見て頂ければわかりますが、市場の伸び自体はかなりのものです。
それに加え、

2016年に北米が市場の38%を占めて変わらずe-Sportsを引っ張っていく立場にあると報告。一方で、中国が15%、韓国が8%と市場の一角で、その存在感を示すことが推測されています。

北米でe-sportsが盛んなのは、従来どおりですが、今後は、アジアの伸びにも注目だという話です。
そう考えると、中国企業がSNKプレイモアを買収したのは、納得のいく出来事です。

中国37GamesがSNKプレイモアの買収を発表。KOF、『餓狼伝説』、『メタルスラッグ』などIPの活用を目指す – ファミ通.com

ただ、いつも思うのですが、e-sportsの定義自体がハッキリしない部分はあると思います。
こういった調査に、日本国内でアーケードゲームで発売された、ポッ拳や鉄拳7の実際の売上などはどれだけカウントされているんですかね?
あくまでも市場規模は推定だと思いますが、鉄拳7やポッ拳の筐体代やトータルの売上などを含めたら結構な金額がカウントされそうな気もしるんですけどね。
特に「ポッ拳」なんかは、この度EVO2016のタイトルに選出されて、初めて「e-sports」らしくなります。
どちらかというと、若年層を取り込む戦略で、SC店舗でロケテストしていた気がするんだけど違いましたっけ?

ニコニコ闘会議に行ってきた!ついでに、「クロスビートREV」も「ポッ拳」も見てきた

オタクはお金持ちは世界共通?

世界地図

そんな事をちょっと調べてみたいな~、と思い原文を発見しました。

Global Esports Market Report: Revenues to Jump to $463M in 2016 as US Leads the Way | Newzoo

まぁ英文なんですけど、皆さん知ってますか?
最近のgoogle chromeって勝手に翻訳もしてくれるんですよ!

そんな翻訳も駆使しながら読んでいると、ちょっと面白い内容が。

・Online advertising is the fastest growing revenue segment, up 99.6% on a global scale compared to 2014.

オンライン広告については、前年比で約倍になったという脅威の伸びを記録していると。
e-sportsのオンライン広告ということですかね?
だとすると、スマホと同じく、ゲームの良し悪しよりも、広告で以下にユーザーの手元に届け遊んでもらうか?がe-sportsの世界でも始まっているってことでしょうか・・・

・The Esports Audience boasts a very valuable demographic, skewing towards consumers with a full-time job and relatively high income. The report shows that they are also big spenders on digital media subscriptions, hardware and mobile content including games.

そして、何の根拠も示されていませんが(正確には簡単なレポートなので、細かい分析を読みたい人はレポートを購入する必要がある)、e-sportsの観客は、

フルタイムの職業を持ち、比較的お金持ち。

なおかつ、ゲームのできる新しいデジタル機器やモバイル機器にお金を結構つかいます。
という一文がありました。
Google先生の翻訳をさらに超意訳しましたけど、間違っていたらスミマセン・・・

この調査と、最初に引用したエントリーと含めて考えると、

「グローバルにオタクはお金持ち」

なのかもしれません。
さらに言えば、

「ゲーマーは勤労意欲も高い(=フルタイムの職業をもっている)」

らしいですよ。
やっぱりこれから雇うならゲーマーだな・・・(ゲーセンの店員はほとんどゲーマー上がりだけど)