ゲームの大会は稼働前から既に始まっている!JAEPOでも導入したらイイと思う
以前、こんな記事があったのを紹介しました。
ザックリと、引用すると、
ゲーム制作側、特に企画・販売に関わる企業(ゲームパブリッシャー)は eSports をリテンションマーケティングと捉えるべきで、今後5年のあいだに新しく生まれるスポーツ種目などと考えてはいけない理由についても述べたい。
これが主な趣旨の記事になります。
「これからはe-sportsだな」なんていう方々に、「浮かれてんじゃねーよ!」と警鐘をならす記事として面白いです。
1つの経済圏としての課題は多い
その辺りを受けて、こんなエントリーを以前書きました。
海外では、割合高額賞金のゲーム大会も開催されており、こうして大きな金額が動くものに対しては、目ざとい方が多く群がっているわけですね。
そういった意味でも、特に日本国内では、どちらかというとゲーム自体のマーケティングに使用される場合が多く存在します。
アーケードゲームでも、実に様々なタイトルで最近は大会が開催される事が多いですが、多くはメーカーが主催です。
直近だと、大規模にこんな大会が開催されます。
The 5th KONAMI Arcade Championship
マーケティングとしての大会の最たる事例
上記のKONAMIのゲーム大会は、既にゲーセンで稼動を開始しているゲーム機の大会です。
ただ、最近は、そうではない、「マーケティングのみ」を目的とした大会が、徐々に開催されることが増えてきました。
直近のニュースだと、
アメリカで開催された発売前スト5大会『MAD CATZ V CUP』結果
発売前大会という斬新な大会です。
プレイヤーも大会前に、「ちょっと触るくらいしかプレイできない」状態での大会。
ただ、有名タイトルの正統後継機なだけあって、流石にプレイヤー数やプロゲーマーの参戦は多かったようです。
他にもこんなタイトルでも、同じように稼働前に大会を行っております。
鉄拳7 稼働前のトーナメント大会「Tekken 7 Crash」の白熱した対戦動画が公開中! – 気ままな猫のあにげー@ゲームアニメのニュースまとめ
稼働前大会が徐々に増えていくかも
この稼働前大会のメリットですが、
・有名プレイヤーを招いて、ある意味メーカーが自由に設定できる(予選とかしなくてよい)
・稼働前!と告知することで、配信や生放送で魅力的なコンテンツになる
・ゲーム系ニュースに取り入れられやすい
などのマーケティングでの、メリットは結構多そうです。
アーケードゲームでも、有名プレイヤーを招いての稼働前大会なんて、今後増えていきそうな気がします。
例えば、
戦国大戦 公式全国大会 「天覇への道2015 全国決勝大会」にて、セガがアーケードゲーム『三国志大戦4』を製作中である事を発表した模様です | eSports Runner | ゲーム最新情報のeSports総合サイト
「三国志大戦4」なんて、稼働前大会を行うには、うってつけのタイトルです。
全くの新規タイトルでは稼働前大会も行いづらいので、こうした前作が爆発的ヒットして、数年経って、「戦国大戦」というある程度ユーザーが重なっていると、条件的には申し分なさそうですが。
今年の夏あたりに開催しそうな気が・・・(全くの憶測)
それにしても、稼働前大会に参加できる!というのは、ユーザーにとっても大きなメリットですよね。
いち早く最新のタイトルで遊べるわけですから。
今回のJAEPOでも、恐らく出展されるであろう、「鉄拳7 FATED RETRIBUTION」
の稼働前大会をやったら面白いと思うんですが。
今度、提案してみよう(言うだけはタダ)