「JAPAN GAMER'S LIVE」のむこうにみえる次のゲーセンのカタチ

先日のエントリーでも書きましたが、セガ主催の「JAPAN GAMER’S LIVE」（以下JGL）を見学させてもらいました。

「JAPAN GAMER’S LIVE」とは？

セガのアーケードゲームタイトルの各種大会・イベントを行いました。
タイトル数で９つのゲームと、あーくれぼ２０１４（３タイトル）という、発初の大規模イベントです。
アーケードゲーム史上初の試みということで、規模はまだまだ小さいですが、物販や新規タイトルのお披露目等含めてなかなかの盛り上がりになったようです。

セガの方とお話する機会があったので、話をしましたが、将来的には興行化や、スタープレーヤーの育成も視野に入れているとおっしゃってました。

賞金付ゲーム大会の発表

で、以前コチラのエントリーにも書きましたが、ついにメーカーさんが、主要タイトル（Code of Joker、BorderBreak、戦国大戦）の賞金付き大会を開催を決定しました。
このことは実に大きなことで、ゲーマーのプロ化、スタープレーヤー育成など、「魅せる」ゲーマーの育成には必須ですから、今後に期待したいですね。
特に、「Code of Joker」なんかは、基本プレイ無料で、複雑な操作を要求されないゲームなので、どんな方でも参加・プレイできるので、是非チャレンジしてみてください。

先導者はスクエニの「ガンスリンガーストラトス」ですが、今後他のメーカーにも広がっていって欲しいですね。
まずは、BorderBreakの全国大会ですが、優勝賞金200万円なので、腕に自信のある方は是非ご参加を！

ゲームの楽しみ方の多様化

従来、ゲームというのはプレイする楽しみしかなかったんですが、ここへきて楽しみ方の多様化が見られます。特に

「プレイする所をみる楽しみ方」・・・動画勢

「プレイする所を見せる楽しみ方」・・・コスプレして遊ぶ・ゲーム実況プレイ

の急拡大が今回のJGLでも見られました。
ご存じない方のために、少し詳しく紹介します。

「プレイする所をみる楽しみ方」

これは、先日話題になりましたが、こんなニュースがありました。

アマゾンの狙いは？ 1000億円で買収した「Twitch」とは何か

スマホゲームユーザーの動画視聴動向調査（前編）を発表～スマホで無料動画を視聴する頻度「1日1回以上」が5割、スマホゲーム動画視聴直後に、アプリインストールした経験あり過半数～

海外ではtwitchが、圧倒的に人気ですが、国内でもニコ生が有名です。
このように、海外・国内問わず、ゲームの中継を見るということが、かなりの規模で広がっている事がうかがえます。
今回のJGLでも、ニコ生で、各タイトルの中継は行っていました。

「プレイする所を見せる楽しみ方」

こちらは、こんな動画から。

こんな風に、コスプレして、ゲームを楽しんだり、

ゲーム実況でNo.1のM.S.S Project(エムエスエスプロジェクト)の方たち。

ニコニコ動画から拝借しました。

2009年9月9日、FB777とKIKKUN-MK-Ⅱの両名が『Halo 3: ODST』の実況動画をニコニコ動画に投稿する。同月29日、FB777の高校時代からの友人であったあろまほっととeoheohを交え、4名で動画投稿を開始。
2012年4月頃より公式ニコニコ生放送に招かれる機会が増加した。
2013年5月15日、M.S.S Projectのニコニココミュニティのレベルが256（最大値）に到達。同年12月9日、第一弾ユーザーチャンネルに当選し、M.S.S Projectチャンネルを開設した。
2014年7月現在、ニコニココミュニティ参加人数は27万人を突破。

Wikipediaより。

こんな風に自分たちが楽しんでいるところをみせて楽しむ、といったことも急拡大しています。