クール・ジャパンのために、カジノだけじゃなくてゲーセンでも解禁して欲しい事

本日の日経新聞の一面は、こちらでした。

オリンピックに向けてカジノを作るのは規定路線でしょうか？
とあるすっごく偉い人が、カジノ法案を通過させるのが私の使命って言ってましたしね・・・
個人的には、日本のメダルゲームをカジノ仕様にしたら、めちゃくちゃハマると思います。（危険なほどに）

グランドクロス

とか、中身が全部500円で、ジャックポット当たって10000枚！なんて出たら、人生狂いそう・・・

世界最大のゲーム大会「EVO」

さて少し前ですが、世界最大のゲーム大会The Evolution Championship Series（エボリューション・チャンピオンシップ・シリーズ、略称：EVO）が終了しました。
開催期間は、アメリカ時間で、7月11日〜13日なので終了して2週間経ちます。

今回の開催ゲームメインタイトルは、

・「ウルトラストリートファイターIV」カプコン
・「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」カプコン
・「Killer Instinct」Double Helix Games
・「インジャスティス：神々(ヒーロー)の激突」ワーナー・エンターテインメント
・「THE KING OF FIGHTERS XIII」SNKプレイモア
・「ブレイブルークロノファンタズマ」アークシステムワークス
・「大乱闘スマッシュブラザーズDX」任天堂
・「鉄拳タッグトーナメント2」バンダイナムコゲームス

の8タイトルです。
メインタイトル以外にも、サブタイトルはかなりの数になるので、省略。
8タイトル中6タイトルが、日本のメーカーのタイトル（内5つは、アーケードゲームも！）という状況です。
日本のゲームって、やはり海外でも人気が高い事がわかります。

日本には大きなゲームの大会はないの？

公式サイトより拝借

現在、日本ではこうしたメーカーや店舗以外の運営期間が運営する、大規模なゲーム大会はありません。
昔（少し前ですが）は闘劇というのがありました。
2012年を最後に、今は開催されていません。
ちなみにウィキペデイアより

闘劇（とうげき）は、コンピュータゲームの1ジャンルである対戦型格闘ゲームのエレクトロニック・スポーツ大会の一つ。主催はエンターブレイン。

あとは、メーカー主催の大会ですね。
大きいところでは、こちらはこの夏開催予定です。

JAPAN GAMER’S LIVE ジャパンゲーマーズライブ

この中で、ARC REVOLUTION CUP 2014という格闘ゲームの大会があるので、現在その予選を全国各地で開催中です。
ポート24での予選の様子は、こちらのブログなどを見てみてください。

日本とアメリカの大きな違い

そもそも、ほとんどが日本製のゲームなのに、なんで日本が世界一を決める大会をできないんだ？と思った方！
簡単に説明しちゃいましょう。

それは、日本のゲーム大会で優勝しても、「儲からないから」です。

EVOの説明を、こちらから引用すると、

世界規模なのは何も参加者数だけではない。
もっとも多くのプレイヤーが参戦するタイトルでは、2万ドル（160万円以上）を突破する程の優勝賞金が掛けられる。
これは、参加者が参加の際に支払う参加費の一部を賞金としてプールし、それを成績上位者に分配するというスタイルをとっているためである（アメリカのプロスポーツ大会ではしばしば見受けられる形式）。
中略
大会開催中、大会会場のスイートルームを使用した「マネーマッチ」が行われる。マネーマッチとはいわゆる「賭け試合」。マネーマッチはアメリカでよく行われているのでそれ自体は珍しいことではないが、掛けられる額がしばしば日本円にして100万円を超えるケースもあることで富に知られている。
このような規模から多くの注目を浴び、世界中のプレイヤーがEVO参加のためにアメリカへやってくるのである。

では、翻って日本はどうか？というと、日本には風俗営業にかかる適正化法というのがありまして、基本的に、ゲームの結果に応じて、金品を提供する事を禁ずる、という約束事があります。
その結果、特にゲームセンターにおいて、ゲームの結果に応じて金品を提供する事はできない＝賞金付大会や、参加費総取り大会などを開催できないのです。
ゲームセンター以外の場所では、賞金付大会も行われたりしてはいるようですが、数は多くないと思います。

カジノを解禁するなら、ゲーム大会での賞金・賞品も解禁して！

最初の記事に戻りますが、日本では公に賭博行為は禁止ということで、今までカジノも解禁されておらず、それに伴ってかどうかわかりませんが、ゲームでも賞金付き大会は禁じられていました。
今後、カジノが解禁されるのであれば、こうしたゲーム大会に賞金を出す等の行為も、許可制や申請制で結構ですので、開催にGOサインを頂きたいですね。