ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

Blog
2014.12.09

ゲーセンの過去の大ヒット作を振り返る「戦場の絆」編

こんにちは。

以前書いたこちらのエントリー。

ゲーセンの過去の大ヒット作を振り返る「三国志大戦」

前回は、三国志大戦のサービス終了にともなって書きましたが、今回はまだまだ現役のゲーム機の登場です。

戦場の絆とは?

一般的には、「絆」と呼ばれるこちらのゲーム機。
正確には、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」という名称です。
詳しくは、公式ページを参考にしていただいたほうが正確な情報がわかりますが、簡単に説明すると、君もガンダムのパイロットになれる!
というのが、最大のウリです。
ドーム型スクリーンに画面を投写し、左右のレバーとペダルでモビルスーツを操作しチームで戦うゲームです。

絆

2006年の年末に発売され、2014年の現在でも未だに現役稼働中という、名ゲーム機です。
もう8年間も現役稼働していると考えると、多少は衰えながらもその人気を保ち続けるのはスゴイことです。
太鼓の達人といい、バンダイナムコのゲームは長寿命なゲームが多い印象がありますね。
タイトルは少なくても、1つのゲームが長生きしている・・・

2006年当時を振り返ってみる

2006年当時は、ゲームセンターは大型筐体のゲーム機が溢れかえっており、その中でもカードゲーム全盛期でした。
最初に取り上げた、「三国志大戦」やゲーム機自体は全て入れ替わった「WCCF」など。
カードゲームの浸透と、ネットワーク対戦が本格的に開始された時期で、人気機種が沢山ある!というイメージでした。
そんな中、ちょうどこの「戦場の絆」が発売される1年前に、ガンダムのゲームが発売されていました。
それが、「機動戦士ガンダム0079カードビルダー」でした。
こちらの「カードビルダー」ですが、バンプレスト名義となっていますが、発売元はセガでした。

c0045210_4442474

「戦場の絆」が発売される1年前に発売し、当時人気のあったカードゲームだった事もあり、そこそこ人気のあるタイトルとして稼働しておりました。
そんな中、「戦場の絆」が発表され、コックピットに乗ってレバーとペダルで操作するそのゲームに対して、賛否両論が沢山ありました。

賛成派は、もちろんガンダムの操縦をシュミレートできる点を最も評価していました。
反対派は、新しい操作系統や、新しいモニターなどに対して微妙な評価をし、「カードビルダー」が存在する中での、もう一つのガンダムのゲームに対して、手が引けてしまったと言うイメージです。

実際に稼働するとものすごい人気になった・・・その反面

そんな中、実際に稼働すると、これが爆発的な人気を呼びます。
一日に20万円の売上をたたき出すことも、普通の光景であったそうです(ポート24では導入が遅かったので、データが無いので、人から聞きました)
ゲーム機が高額である(コックピット 1席 280万円、ターミナル 260万円)事なんて吹っ飛ばす、好稼働となり一気に人気となりました。
これで、終わればめでたしめでたしなんですが、このゲーム機に関しては、そうではありませんでした。
ここから、バンダイナムコさんの史上初の施策が巻き起こり議論を呼びます。

好調な稼働を維持し続けて、およそ2年後の2008年。
バンダイナムコさんから、大幅なバージョンアップの情報が各ゲームセンターに伝わります。
その中で最も衝撃だったのが、

「次のバージョンからネットワーク課金による従量課金制を取り入れます」

という話でした。
それまでの通例では、バージョンアップというのは、キットを購入して終了するものだと、ほとんどのゲームセンターが考えていました。
そして、現在では主流となったネットワーク課金ですが、この頃はまだ、「バーチャファイター5」もしくは「アンサー×アンサー」の2タイトル位でメジャーとは言えませんでした。
それに加えて、ネットワーク課金のゲーム機は、最初に販売する時から「ネットワーク課金なので、追加でバージョンアップ費用はかかりません」というイメージで捉えられていたので、既存のゲーム機が途中からネットワーク課金を取り入れることが、良いのか悪いのか?という事でかなり話題になりました。

l_225

多かった意見は、最初に販売する時にネットワーク課金だと説明して購入するならまだしも、説明もなく途中から取り入れるのは、おかしいんじゃないの?という意見は多数聞きました。
これに関連して、裁判をする!などという噂まで飛び交う程に、議論になりました。

ネットワーク課金に見合うだけのサービス

そんな議論をしながらも、好稼働のゲーム機であるし、ゲーセンはメーカーと敵対しても得るところは少ないので、ほとんどの店舗がその条件でバージョンアップを行いました。
その結果、売上が上がったか?と言われると疑問かもしれませんが、バンダイナムコさんが2008年から2014年の現在までこのゲームを見捨てずに、フォローし続けている事は事実だと思います。
(途中、オプション的なプロジェクターランプの入替などありましたが)それからは、基本無料でソフトの更新を行い、新機体の追加や、各種イベントの実施、宣伝など継続的に行っていることで、つごう8年もの間お客さんに支持されているのだと思います。

特に、「絆体感TV 機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」
このゲームを中心とした番組ですが、2011年から2014年まで継続的に放送し続けていることも、お客さんに飽きられず遊び続けてもらう為の一因として多いに貢献していると思います。

大ヒットしたのは過去の話で、現在は大人気で人が多すぎて遊べないということも無いので、興味がある方はぜひ一度遊んでみてください。
昔よりもどこのお店でもお得に遊べるようになっていると思います。