ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

Blog
2014.09.02

音楽ゲーム(音ゲー)も無料プレイを導入すべき理由

以前のエントリーでも、こんな話題があったんですが、昨今のゲームセンターの良くも悪くも主流となっているのが、音楽ゲームです。

4つの中で最も一般的に認知されているのが、「太鼓の達人」だと思われます。
関ジャニの大倉さんのプレイで、正直ユーザー増えました!
マジョリティに浸透するって大事。

ゲーセン内における音楽ゲームの位置づけ

あまりゲーセンに来ること無い方だとイメージが湧かないと思いますが、現在ゲーセンでは、昔ながらのこういうゲーム機

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

よりも、こんな風な音楽ゲームが主流になりつつあるのです。

gcac_cabinet

ゲーセンでしかできない物だから当たり前といえば、当たり前なんですが。

更に、こちらの音楽ゲームでは、音楽自体もJ-popからアニメソングまで網羅しているので、どんな方でもある程度楽しめるのが、音楽ゲームの良い所です。
収録曲がかなりあるのですが、知っている曲が1つも無いってことは、無いと思います。
ですので、大人から子供まで、さらに初心者から上級者まで、同様に楽しめるところが良い所ですね。

ゲーセンにおける無料プレイの流れ

で、最近のゲーセンの新たな流れが、こちら。

アーケードゲームの基本プレイ無料はアリなのか–セガに聞く成果と課題

基本プレイ無料で楽しんでもらおうという施策です。
ぷよぷよはともかく、COJは最初がね・・・という嫌味は置いておいて、無料プレイにすることで、今までとは異なるモデルで、お客さんからお金をいただくことに成功しております。

記事にもあるとおり、特にぷよぷよクエストなんかは、敷居を下げることで、幅広いユーザーに遊んでもらっているし、少なくとも「ゲーセン来たけどやることない」という状態にはならない様になりました。

ただし、無料プレイには、デメリットもあります。
最も心配なのは、「従来は売上として機械に入っていたお金が、入らなくなる可能性がある」
というデメリットです。
そして、コアなユーザーには「自分が遊びたい時に、無料でプレイされたら遊べない」というお客さん側のデメリットもあります。

音楽ゲームにも無料プレイを導入すべし!

しかし、それを踏まえて「音楽ゲームは、1日1曲無料で遊べる」事を導入するべきだと思っています。
ライトユーザーに向けて、無料で遊べるメリットは上記の通りなので割愛。
私の考える、コアユーザー向けのメリットについて、考えます。

理由その1 「1曲だけ練習プレイが可能」

「1曲だけ練習プレイができる」と言うのは、大きいと思います。
コアユーザーの方は、同じ曲を何度も練習します。その中で、1曲だけ練習できるとなれば、練習して本番に望むというカタチが取れます。

理由その2 「ゲーム機の不具合を発見できる」

もう一つコアユーザー向けには、「ゲーム機の不具合を確認できる」というメリットもあります。
お店側としては、「不具合の無いゲーム機で遊んでもらって対価をいただく」のが、基本だと考えています。
そのため、極力不具合の無いように、日々メンテナンスを行いますが、どうしても防げない場合もある。
ですので、1度不具合の有無をチェックする意味で、無料で1曲遊んでもらって、不具合があれば、スタッフに告げてもらって、それからお金を投入して、遊んでもらえれば、WIN-WINのハズです。

ただし、ゲームは同じでも、無料プレイ時は成績に反映させない、クリア履歴に残さないなどの微調整は必要と思いますが、ライトユーザーに対して、プレイの敷居を下げる事ができ、コアユーザーにもメリットがあるので、どこかメーカーさん挑戦してみませんか?