自社の店舗の閉店に関して。改めて今までのご愛顧に感謝いたします
あっという間に、5月病で有名な5月も終わり、もう6月になろうとしております。
どうやら世の中的には、キッズウィークなるものを作ろうと画策しているらしいですが、プレミアムフライデーの二の舞いになるんじゃないかと思うと、いまから胸アツな展開ですね。
プレミアムフライデーとかも結構聞く話だと、「結局お店がやってない」という話はよく聞きます。
飲食業だとかは典型的ですが、月に1日だけ、早くオープンしたりするのも最初だけで、効果が出なければすぐ止めてしまいます。
何かとハブられるゲーセン関係ですが、5月のプレミアムフライデーって「なにそれ?美味しいの?」状態だったのは間違いありません。
それに、我々サービス業は、あんまり関係ないですしねぇ・・・
キッズウィークが、上手く行けば良いのですが・・・
5月で閉店
そんな5月ですが、弊社としては、ポート24一社店が5月をもって閉店となります。
改めて、これまでのご愛顧に感謝すると共に、その他の店舗のご利用を引き続きお願いしたいです。
いつも好き勝手にブログ書いているのに、自社にネガティブな話は書かないというのも・・・ねぇ(笑)
閉店の理由というのは、基本的に
お客さんに伝えるものではない
と考えております。
色々と察しの良い方ならすぐわかると思いますが・・・
お客さんにそれを伝える事で、何も得るものも無いし、ゴシップ程度の話にしかならないですからね。
余計な事をいうと、思いも及ばないところで、人に迷惑をかける事もありえるので、言わぬが華です・・・
ただ、お客さんになるべくご迷惑をおかけしないように、かなり早めに告知させていただきましたが、色々とスタッフや店舗には温かいメッセージを頂いているようで、ありがたいなーと感じます。
口の悪い方だと、「もっとお客さんがくれば、閉めなくてもよかった・・・」と返したくなるらしいですが(笑)、残念だと感じてくれる方が一定数居ることで、店舗の存在意味と言うのは有ったのかな?とも思います。
ただ、その反面改めて店舗というのは
未来永劫続くものではない
というのを自分でも感じます。
よく言われますが、閉店というのは、いきなりやってきます。
理由は実に様々ですが、どんな理由であっても、それがお客さんの眼に触れる事はないままに、決定されその後告知することになります。
そうなると、ユーザーとしては、「いきなり」だと思うかもしれませんが、正確に決まってないのに告知するってのは、なかなか勇気のいることです。
お客さんを振り回すことにもなりかねないですから。
まぁこんな話もありますが(笑)
なかには、突然の閉店を防ぐために、マメにお金を使おう!みたいな話も聞きますが、そういった理由だけでも無かったりするので、難しいんですよね・・・
そのため、お客さんにとってはどうしても「突然」というイメージになってしまいます。
ゲーセンはコミュニケーションの場として機能している
仕事を終えて、昨日の夜から、閉店店舗に入らせていただきましたが、かなり多くのお客様が来店されていました。
普段からこうだったら、自分はこんなに苦労しなくても済むのになーなどと、妬ましい気持ちにもなりましたが、ゲーセンの最後なんてそんなもんだとも思います。
終わりというのは、こんな物かな?などと思いましたが、あちこちで聞こえる話題が
「久しぶり」「懐かしい」「元気だった?」
などと、ユーザー同士が再会を懐かしむ声が、複数聞こえてきました。
正直に申し上げれば、自分自身が業として営んでいるので、自分自身「同じゲームを遊び仲良くなる」という経験はあまりないです。
が、実際に、そこかしこで聞こえてくるのは、「ココで出会った」とか「このゲームで仲良くなった」などという声でした。
そして、最後だからということで、改めて遊びに来た!という方は非常に多かったです。
最後だから初めて来た!という方もいますけど(笑)
ただ、こうしたネガティブな話題なのが残念ですが、ゲーセンと言うのは
コミュニケーションの場
であると言うのを改めて感じる光景でした。
ゲーム機自体が、多くのお客さんが同時に遊ぶことの出来る状態ではなくても、待っている間に会話を楽しみ、再会を懐かしむという光景。
ゲーム機がコミュニケーシ ョンツールであると同時に、ゲーセンはコミュニケーションの場であるという事を改めて感じました。
であるならば、コミュニケーション体験の場としてゲーセンを捉えると、こうした考えにも共通するものがあるのではないでしょうか?
友人と会話するのに、コーヒーを飲みながら?、もしくはゲーセンでゲームしながら?という競合になれ!と上記ブログではおっしゃってます。
業界全体への厳しいアドバイスで、スタバにできなくてゲーセンに出来るコミュニケーション体験を考えろ!って事ですね・・・ハードル高杉
知らないところで社会の役に立っていた
なかなか我々余暇産業というのは、直接的に社会に役立つという事が少なく、必須ではない産業なので、「社会に明確有益」であるという自負を持ちづらく、風営法の規制を受けるので、どちらかといえば、アングラなイメージを持って語られる方が多いですが、本当に最近は、こうしたゲーム(ゲーセン)を通じて、コミュニケーションが生まれるという事例が増えありがたい限りです。
そうした、光景を見ると、閉店するというのは、お客さんに申し訳ないなーと思いながらも、店舗自体が未来永劫続くわけではないので、気持ちを新たにしていかなければ!と、感じております。
そんなわけで、一部ゲーム機は、弊社の別店舗にて稼働いたしますので、今後も他の店舗をご利用いただければ幸いです。
どのゲーム機がどの店舗で稼働するかは、各店のTwitterを御覧ください!