ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2017.04.11

アーケードも麻雀につづけ!配信番組増えるかな?

近年のゲームでは、実況や配信が行われる事が普通になってきました。

ゲーム観戦に特化したカフェがオープン!プレイヤー拡大の一助になるか?

池袋にできた、タイトーさんの店舗にある「STORIA」。
順調にいろいろやっていて、良い所に目をつけたなー、と思うわけです。

これから、この場所を使用した大会なんかは増えていきそうですね。
大手じゃないと、なかなかこうした思い切った施策ってのはやりにくいですよねぇ・・・

麻雀の配信番組が絶好調?

テレビゲームとは大きく趣が異なりますが、同じ風営法の業種でもある業種に「雀荘」があります。

麻雀

アーケード・ゲームよりも歴史が古く、昔からある存在ですので、ゲーム業界を大きな枠で捉えれば「大先輩」です。
ただ、歴史があれば、ピークを過ぎているのも事実。
雀荘という店舗も減っていれば、麻雀をプレイする人口も減っているという事で、

5年で遊技人口半分・・・
コレに比べたら、ゲームって総合的にみれば、また恵まれてるのかもしれない・・・
(スマホや家庭用、PCなどゲーム業界内での競争はあるけど・・・)

そんな麻雀業界ですが、先日こんなニュースをみました。

Abemaで配信している中での、Abemaのニュースなので、なんともステマ感もありますが、麻雀の配信番組が増えているという記事です。
確かに昔は、深夜番組で芸能人が麻雀をするのを見るくらいしか無かったんですけどね・・・
社長の趣味じゃないの?って思ってたんですけど・・・

社長の趣味だからかどうかは置いておいても、番組が増えて視聴者が増えているのは素晴らしい結果だと思います。

アーケード・ゲームも同じ道を辿れるのか?

動画 カメラ

最初に述べた様に、アーケード・ゲームでもゲームの配信というのは、多々行われております。
じゃぁ、

ゲーム配信番組だってもっと増えてもいいじゃん?

と思うのは業界人として思う所。
実際には、こんな番組もあるので、増えてないわけじゃないんですけどね・・・

積極的にアーケードも取り上げてくれてるから、ありがたい。
音ゲ祭も取り上げてくれないかな・・・

そんな事情もありつつ、「ゲーム配信も麻雀に続けるのかどうか?」というのを考えて見たいと思います。

ゲームがバラバラ

ゲーム配信の難しいところは、どのゲームであれ、

タイトル毎に違い過ぎる

部分がユーザーに伝わりにくい所にあります。
麻雀は、細かなルールの違いはあれど、常に同じルールの上で遊ばれます。
しかし、ゲームの場合は、ジャンル毎に大きくルールが異なり、更にタイトル毎にルールが異なるので、そのたびにルールを伝えたりする必要があるのが難しい所。
実際には、興味のない人は見ないと思うので、伝える必要はないのかもしれませんが、そういった部分は難しい所です。

また先程リンクした「いいすぽ」でも同じですが、タイトルがバラバラなので、そのタイトル毎にユーザーが異なるので、視聴者数が安定しない、という可能性は大いにあります。
当然、全世界相手のスト5とビーマニじゃユーザーの母数も違えば対象も異なります。

このゲーム毎の違いが逆に統一感がなくなってしまい、ユーザーが分散していると思われがちです。
視聴者数とかをカウントすると、どうしても少なくなってしまいそう・・・

プロの数がまだまだ少ない

麻雀の場合、プロ団体が複数存在します。

ザックリ、MJと麻雀格闘倶楽部で違うくらいしか知らなかった・・・
団体が複数あると言うことは、プロの数も多く、認定試験制度など、

プロのルールが明確化されている

という部分はゲームにはまだまだ足りない部分です。
認定試験や、団体内でのルールなど明確化されています。
したがって、プロ同士で同じルールの元で戦う土壌ができており、大会の運営やルールに不透明な事もなく、第三者からみてわかりやすい内容となります。
このあたりが、ゲームのプロにはまだまだない部分なので、盛り上がれば必要になるのかもしれません。

また、純粋に歴史も長くプロの人数が多いという部分も大きく異なります。
某動物が好きな人とか、某姉妹とか、それこそ「一般的にちょっと認知されているプロ」や「個性的なプロ」も多く存在します。
こうした、

プロの層の厚み

がまだまだゲームのプロにはない部分なので、すぐには追いつけそうもない・・・
太鼓の達人にプロ制度があれば、某ジャニーズの方なんか、認定プロとかできるんだけどねぇ・・・

配信には可能性がある

と、デメリットばかりになってしまいましたが、逆に

クリアしておけば、次に繋がる可能性はある

ということも言えると思うので、プロの業界団体(もうあるのかもしれないけど)とかプロプレイヤーの増加とか、このあたりは、今のうちに取り組んでもいいんじゃないですかね?
アーケードで誰が取り組むのかは知らんけど・・・