ゲーム観戦に特化したカフェがオープン!プレイヤー拡大の一助になるか?
先日、東京へ行った時に、日本で最もゲーセン戦争が激化している町、「池袋」へ行ってきました。
メダル単価引き下げ競争や、音ゲープレイ料金引き下げ競争など、現在ゲーセンで起きている店舗間競争の全てが見られるエリアです。
全国でも名だたるゲーセンが、一つの通りに、文字通り立ち並ぶんですが、これでも各々ある程度採算が取れてるんだとしたら、それはそれで凄まじいユーザーの数がいるって事です。
アドアーズ、セガ、ラウンドワン、サントロペ・・・全国に名を馳せるお店が一つの通りに並んでいるんだから、同業者から見ると
嫌がらせ
としか思えません(笑)
自分の店の周囲がこんな環境だったら、速攻で店をたたむな・・・
激戦区池袋に新ゲーセンオープン
そんな、ゲーセン無法地帯池袋に、新たにゲーセンがオープンするという話をきいて、「おいおい」とツッコミを入れようとも思いましたが、池袋駅を挟んで反対側なので、まぁ仕方ないかな・・・
本日オープンのようです。
タイトーステーション池袋西口店が9月10日オープン、オープニングイベントも開催! – ファミ通.com
タイトーステーション池袋西口店店舗サイト …
ゲーム観戦の面白さを発信する場所に。スクエニのプロデュースによるシアターカフェ&ダイニング「STORIA」が,池袋西口に10月5日オープン – 4Gamer.net
株式会社TBIホールディングス …
こちらはタイトーステーションのオープンからは遅れてオープンということですが、今後、ガンスリの全国大会予選、やDISSIDIA FINAL FANTASYの大会など、こういったイベントも、このカフェでオシャレに観戦できるって事ですね。
普段はどんな営業をしているか気になるので、今度行った時に見に行ってこよう。
「食事をしながらゲームを観戦して仲間と一緒に盛り上がる」ことをコンセプトとしたシアターカフェ&ダイニングだ。動画配信サービスを利用したゲームの実況や鑑賞など,昨今のゲームを楽しむ方法の多様化を受け,日本のゲーム観戦シーンをより一般的かつ日常的なものにしていく土台を作るというのが,本企画の目指すところ
なるほど。
スポーツバーの、e-sports版って所ですね。
ゲームバーを、法人としてしっかり運営するとこうなるって感じです。
ゲーム観戦に特化したカフェの役割
すごく平たく言い換えれば、「権利・法律関係をクリアしたゲームバー」って事になると思うんですけど、こうした
「観戦に特化した業態」というのは、そもそも成立するんですか?
というのが。個人的な疑問点です。
既存のゲームバーの場合、ゲームを中心として、
ゲームをプレイしたり、話題にして楽しんだりして、飲食も同時に楽しめる
という場であると思います。
本来はこうした、「ゲームを楽しむ場」というのはゲーセンが提供すべき内容ですが、営業時間や酒類の提供などの諸問題があり、実践できない部分を、ゲームバーが担っているといえます。
そんな中で、ゲームバーの楽しみ方として、「ゲーム観戦」に主眼を置いた店舗というのは、現状個人営業ではできないと思いますし、スクエニという大きな会社がプロデュースするからこそできるチャレンジです。
そうした意味で、一つの店舗として採算が取れるのかな?と疑問もありますが、各種製品のプロモーションや、スクエニ製品のマーケティングなどに利用する機会もあると思うので、単店での採算は二の次なのかな?とも思います。
ただ、ちょっとしたキッカケで、来店して、観戦してゲームに興味を持ってくれてプレイヤーになってくれたら、凄く意味のある活動だと思うので、そこには期待したいですね。