VRゲーム体験施設増殖中。どなたでも手軽に遊べるようになりつつある
もう1年位前になりますか。
世の中の猫も杓子も「VR」と言われていた時代は、「あっ」と言う間に過ぎ去り、目新しさを感じなくなりました。
VRのエントリー色々書いたな・・・
昨年のエントリーですが、今のところ、VRによって救われたゲーセンは無いと思うので、まぁ予想は当たっているのかな?
ゲーセンはイマイチでも、プレイステーションVRなんかはまだまだ品薄状態は続いているので、ブームは去ったというほどでは無いですね。
それにしても、プレイステーションVRが品薄、任天堂SWITCHが品薄なんだから、ゲーム業界以外での盛り上がりは感じませんね・・・
「なんか品薄らしいよ」的な微妙な空気のみ漂っているきがするのは私だけでしょうか?
全国各地にVR体験施設増殖中
そんなVRゲームですが、実際には、体験できる施設自体は増加しています。
その筆頭は今後オープンするこちら
新宿に以前お台場にあった、「VR ZONE」がコンテンツも強化して、再登場ということで、次こそはBNEに「招待」してもらいたい!(営業マンの方を見ながら)
お台場の時は、「勝手に行って下さい」だったので、自分で勝手にいきましたけど何か?
その他にも、渋谷ではゲーセン大手アドアーズさんの施設、
ソフトも多くて、一度行ってみたいけど、田舎者には渋谷コワイ・・・
あとは、吉祥寺にもカプコンさんが、
などをオープンしております。
他にも、イオンファンタジーやセガ(敬称略)でも、大なり小なりVR体験が出来るコーナーを展開しているので珍しい物ではなくなって来ました。
調べるとたくさんあると思うので、ググってリスト化するのも疲れる・・・
VRゲーム体験と一口にまとめられない
そもそもVRゲーム体験と一口にいっても、定義を考えると
「ヘッドマウント型ディスプレイ等のVR機器を装着してゲームをすること」
と言えると思います。
異論はある思うし、開発している方からみるとおかしな話かもしれませんが、一般的にはそんなイメージじゃないでしょうか?
ヘッドマウントディスプレイと言うもの自体は、昔から存在していましたが、それにセンサーなどの技術が進化することで、より没入感が深まり、ゲームの価値も進化するといったイメージです。
この定義をVRゲーム体験とするならば、
どんなゲームを遊んでも、VRゲームを遊んだといえる
事になります。
実際には、VRでマインスイーパーを遊ぶような人は居ないと思いますが、「VRマインスイーパー(3次元版)」とかでも良いわけです。
そう考えると、実際には、
VRゲーム体験の質は「遊ぶゲームの質によって変化する」
ので、そういった意味では、VRゲーム体験というのは、実に幅広い体験だと一般の方から見ると思うのではないでしょうか?
価格や質が大きく異る状態
例を挙げて考えてみると、例えば、VR ZONEという施設があります。
この施設内で一つのコンテンツを遊ぶためには、大まかに700円から高いもので1000円位の価格設定がなされています。
この価格自体が妥当かどうかは別として、IP物だとか、仕組みが複雑な物は多少高く設定されています。
こんなイメージ。
その反面、既にある既存の製品のお試し体験になると、こんな価格でも体験できます。
あくまでも、既存製品のロケテストなので、こうした価格設定なのでしょうが、かなりお手軽な価格でVR体験が可能です。
このように、価格に大きな開きがあり、この2つの体験は、同じくVR体験なんですが、かなりイメージは異なります。
前者はアトラクション的で、後者はアーケードゲーム的です。
さらに言えば、お隣の国中国なんかは、業務用VRゲームが100万円くらいで購入できるという話で、100万円って、 アーケードなら普通に1台分にもならないぞ・・・
VR戦国時代
こうした状況は、一つの新しいジャンルの製品が生まれた際にはよくあることですが、
良く言えば「群雄割拠」、悪く言えば「玉石混交」
な状態です。
ここから、どれか一つが抜け出したりするのが、全体が盛り上がるのか、それとも全体的に市場が低下するのかはわかりませんが、お手軽に体験できるようになりつつあるので、一度お試しください。