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2017.03.20

NESICA2でアーケード格ゲーシーンが再び盛り上がる?

先日、格ゲー界隈でのニュースとして、EVO JAPANの詳細が発表されました。

意外と会場が大きくないんだなーという感想です。
その前哨戦というか、プレ大会もすぐじゃないですか!
5月20日21日に鉄拳7FRということは、アーケードでやるって事ですね。
アーケードがスルーされるような大会じゃなくて一安心ですな・・・
観戦は特に登録とか無くても見れるのかな?
時間が合えば見に行きたい所ですが・・・

格ゲー

ゲーセンの注目は「NESiCAxLive 2」

EVO JAPANの開催もあり、盛り上がっている格闘ゲームの世界ですが、ゲーセン的には、先日JAEPOで発表された、「NESiCAxLive 2」がなにかと話題です。
話題というか、夏前に稼働をするので、注文の締切があったからってだけなんですけどね・・・

先日JAEPOの際に発表されたので、こちらに書きましたが、

【JAEPO2017】「闘会議 × JAEPO」を振り返る その1(ゲーセン視点)

このバージョンアップキットの注文の締め切りがあって、ドタバタとしたわけです。

発表があるまで、LEFT 4 DEAD なんて中古市場では、「ついでに持っていってよ」と言われていたのに、いつの間にか

おいおい、去年、確かだれかくれるって言ってた気がするんだが・・・・
ドタバタもいいとこだな・・・

ビデオゲームが強いお店とLEFT 4 DEAD

ゲーム 叩く 筐体

なぜこんなにドタバタするか?と言われると、その理由はいくつかあります。

そもそも、LEFT 4 DEADアーケード(以下、L4D)というのは、あまり世の中に出回っていません。
よくゲーセンに行く人でも、実際に遊んだことのある人は少ないんじゃないでしょうか?

それに加えて、専用筐体での販売だったので、一般的にいう、ビデオゲームに強い店舗ではあまり導入事例は多くないんですよねぇ・・・
大型店舗やSCなんかだと導入しているお店も多かったんですが、逆にそうした店舗の場合は、

積極的にNESICA2を導入しない

ので、L4DからNESICA2への改造を行う比率はあまり高くないようです。
NESICA2に改造しないならば、上記のツイートではありませんが、L4Dは売却するのがベターですし・・・
そのために、少し前まで、筐体で1〜2万だったのが、いきなり基板だけで16万円に高騰したりするわけです。
くれるって言った時、貰っておけばよかった・・・

それに対して、ウルトラスト4からの改造。
こちらは、

スト4 → スーパースト4 → ウル4 →NESICA2

という流れで改造を行ってきました。
NESICA2で使用する基板「TypeX3」は、ウル4から採用されているので、その前は実はどうでも良かったりします(笑)
ただ、ウル4の基板が、40万近くしたんですよね・・・
当時、4席交換して120万かよ!と憤慨した記憶が蘇ってきました(笑)
それに、家庭用ウル4の海外版がほぼ同時発売で、

家庭用のウル4はアーケードの後で発売します(キリッ)

とかいいながら、海外版をダウンロードして(以下略)
そんな事もあって、ウル4自体の数もあまり多くないなかで、ビデオゲームに強い小規模店舗だと、なかなか投資できなかったという現実がありました。

いろいろと話しを聞くと、L4Dとウル4の現在稼働枚数の6〜7割位の枚数しかNESICA2が稼働しないっぽいんですよね・・・
そうなると、おそらくですが、現在市場で稼働している「NESICA(1)」の半分くらいの稼働数になる可能性も・・・
となると、NESICA(1)は基板1枚につき2席稼働でしたが、NESICA2になると、基板1枚につき1席稼働なので、席数に換算すると

4分の1

程度まで減る?・・・のか?

NESICA2でアーケード格ゲーが盛り上がるチャンス?

上記の数値はあくまでも推測に過ぎませんが、NESICA2になって席数が4分の1程度に減少すると、何が起こるか?という話ですが、皆さん記憶に新しいと思いますが、直近2年程度で、席数が激減して、ネットワーク対戦に対応して、インカム的に復活した格ゲーがありましたね。

超有名タイトル、鉄拳7です。
ゲーム自体の出来がよかったのもあると思いますが、我々ゲーセンから見ると、ビジネス環境として、「席数が激減(鉄拳TAG2と比べて)して、ユーザーが導入店に集中した」という部分も、インカムの向上には大いに貢献したと思っております。

そういった前例もあるので、実はNESICA2で格ゲーが再び盛り上がるんじゃないか?と思いはじめています。
EVOもあるし、盛り上がるといいなー。