コアなアーケードオリジナルビデオゲームは滅亡寸前な話
最近のマイブームがこちら。
今まで、ブログを書いてて、マンガのコマを使用しているのを幾つか見かけましたが、
法律的にOKなのか?
というのが、ずっと疑問でした。
こんなんでも一方法人格で営業しているので、個人的な雑記とはいえ、「勝手にマンガのコマとか乗せて問題になったら嫌だなー」と考えていた私にとって、「待ってました!」のサービスです。
登録したら、アカウント取得が夕方だったので、相当申し込みあるっぽいですね。
ゲーセン復調ってホント?
先日こんなツイートを発見しました。
【明日のMJ】ゲームセンターがいつの間にか復調しています。ピークから市場規模が4割近く縮んでいましたが、16年度は2年連続で前年度を上回ったもよう。「艦これアーケード」「ラブライブ!」などが原作ファンを呼び込み、ゲーセン女子と呼ばれる女性の姿も。ライフスタイル面です。 pic.twitter.com/4insJEoCfp
— 日経MJ (@nikkeimj) 2017年2月28日
艦これアーケードやラブライブの好調っぷりは、業界関係者のみならず、世の中に知れ渡っているようです。
ゲーセンに女子が増えているってのも、以前に比べれば、大幅に増加しているといえます。
以前も書いたけど、実はそれだけじゃないんですよね。
2016年を振り返って考える。プライズゲームの好調と中間層の「オタク化」
プライズゲームも相変わらず好調を維持しているのですが、その要因はなんなのか?について書いたものです。
こうした、「原作ファンを取り込む」という施策が、コアなゲーム、プライズの両面でうまくいっているのが現状なのだと、思います。
コアアーケードタイトルについて考えてみる
こうした、「原作物」のファンをうまく取り込んでゲーセンが復調している影で、その逆に
アーケードオリジナルタイトルはどうなのか?
というのが、逆に気になりました。
きっかけは、某社の営業マンと、最近の新作の傾向について話していた際に
原作があったり続編でない、オリジナルのアーケード・ゲーム
の話題が出たからです。
今度発売になる、某社の最新作も、同じですね。
そこで、この数年のコアビデオタイトルを幾つかピックアップしてみました。
基準は、2013年以降発売になった「原作がなく、続編でもないコアビデオタイトル」です。
音ゲーとか、メダルとかは除いて、更にシリーズ物や、他ハードで展開しているもののアーケード移植は除いてみました。
2013年7月 Code of Joker(セガ)
2014年2月 The Three KINGDOM(セガ)
2015年2月 Wonderland Wars(セガ)
2015年9月 スクールオブラグナロク(スクエニ)
2013年から振り返って考えてみると、こんなラインナップとなりました。
このように振り返って考えると、
音ゲーを除けば、アーケード・ゲームの新作は、殆どが「原作有かシリーズ物」
であるといえると思います。
当然この間に、多数の作品のバージョンアップもあるし、パズドラやモンストなどのソシャゲの移植もあったし、DISSIDIAとか艦これ、ラブライブなどの強力IPタイトルもありました。
逆に考えると、
原作ファンを取り込むもしくは、続編でないと、新製品を発売できない状態が続いている
というのがより現状に近いです。
たまたま、艦これやラブライブという強力IPが当たって、アーケードが復調しているように見えるんでしょうねぇ・・・
それに、上記のラインナップを改めて見返してみると、ゲーセン関係者としては、その勝率の悪さも気になる所。
そう考えると、昔のように「アーケード発」で世間にブームを巻き起こすっていうのも、今後は更に難しそうです。