LOVの商談会にいってきた。プロデューサーの話って大事
先週は、東京にてLOVの商談会がありまして、そのお話です。
担当営業から、
たまには商品を褒めてくれ
と堂々とステマを要求されたので、そんな感じで書こうと思います。
おかしいなぁ、たまにとか言われたけど、
常に商品については絶賛しているはず
だけどなぁ・・・
一般ユーザー向けと業者への商談会は大きく異る
今回の商談会ですが、そもそも製品としては、こちら。
すでに、先日開催された、JEPOにて発表済みの商品になります。
現在でも、ゲーセンで好評稼働中のゲームの大幅アップデートバージョンということで、その注目度も人気も高かったです。
朝一からかなりの人数が並んでいましたねぇ。
この時に配布された、スターターもヤフオクでも、高額で取引されていました。
こういう限定品は、価格が高騰しやすいんだよね・・・
この時にも、今回の商談会と同じように、製品について説明があるわけですが、JAEPOの際は、基本的には、
ユーザーをターゲットにした説明
がほとんどになります。
我々ゲーセンが気になる部分の説明というのは、基本的に殆どされません。
気になる部分というのは、今後の施策であったり、プロモーションのスケジュールであったりしますが、最も重要なのは
価格
です。
なにはともあれお金がないと・・・ということで、いちばん重要な価格を知るために、東京までわざわざ行ったといっても過言ではないのです。
(ソウルリバースのロケテがなかったら行かなかったけど・・・)
メーカーとしては、わざわざ同業他メーカーもいる場所で、全ての手の内を晒す必要もないという意図もあるでしょう。
そんなわけで、ユーザーに対するプレゼンと、ゲーセン関係者に対するプレゼンでは中身が異なって当然という事になります。
プロデューサーの話に変化を感じた
こうした、新製品発表の際に、話をしてくれるのは、どのメーカーでも大体プロデューサーなのですが、今回はその内容がちょっと違いました。
具体的には、
かなりビジネス面に踏み込んだ話
をしていたのが印象的です。
正直に申し上げて、ゲームのプロデューサーがプレゼンをすると内容が、
ゲームの良さ
に重点を置きがちです。
そのゲームが生まれる苦悩とかいろいろあるので、ゲームの「面白さ」とか「素晴らしさ」を語っても、なんら不思議ではないです。
過去、新製品が発売になるタイミングで、各社様々なプロデューサーさんが、我々ゲーセンに向けてプレゼンしてくれたりしましたが、
こんな良いゲーム作った!どやぁ!
という、プレゼンを行う方が多かったと思います。
最近は、かなり少なくなりましたが・・・
それに対して、今回のプレゼンでは、プレイ価格に関してや、ユーザーの増加施策の話などなど、
プロデューサーがきちんと考えているというメッセージが伝わるプレゼン
でした。
ここが大事なポイントなんですが、おそらくどのメーカーさんでもプロデューサーさんは同じように考えているのですが、自ら「考えてます」というメッセージがゲーセンに伝わるって事が、意外と大事なんじゃないかなー?と思うわけです。
せっかく考えているんだったら、それをちょっとでも見せてもらえると、買う側もちょっと安心できる感があります。
(全てが想定どおりいくかどうかは別にして)
他にも、同社の他タイトルでの施策でのユーザー増加数とか、具体的な数値がでた話もあって、個人的には面白かったです。
なかなか上手なプレゼンだったなー、という感想です。
あれ?製品の事を褒めてないけど、まぁいいか・・・