ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2016.10.30

NESICA2が発売になる前にお願いしたい。こんな機能があったら便利だと思う。

先日発表になった、NESICA2。

「NESiCAxLive 2(仮)」発表!思ったより多額の投資が必要っぽくてキツイなー

まだまだ、業界でも噂話しレベルでしか語られておらず、やはり正式に情報がでてくるのはもう少し先の話になりそうです。
JAEPOで詳細発表というのも、タイミング的間違いじゃないし、JAEPOで発表するって事は、逆算で考えれば、実際の稼働は9月くらいでしょうか。
次の闘神祭の前には、稼働させたいところでもありますが・・・

NESICAが2になるにあたって

前回も書きましたが、今回のNESICA2については、基本的に基板スペックの向上はもちろんの事、なによりも、

ネットワーク対戦の実装

というのが(タイトルに依存すると思いますが)、目玉機能となっております。
今後、NESICA2に登場するであろうタイトルに関しては、積極的にこの機能を使用する事で、よりタイトル全体が盛り上がる事を目指していくと思われます。
単純に、KOFやブレイブルーの今後の新作は当然として、3rdストライクやヴァンパイアセイバーなんかも、ネットワーク対応になったら、年配のゲーマーにはアツいでしょう。

格闘ゲームのオンライン対戦については、すでに「鉄拳7」という好例が存在していて、ラグなどの諸問題もありますが、ある程度はユーザーにすんなり受け入れられると思います。

オンラインになってもアナログコミュニケーションは残る

家族

鉄拳が、オンライン対戦となり、NESICAも2になってオンライン対戦になると、あとは、セガのAPMだけですが、オンラインに対応するか、それともスキーム自体を止めてしまうかの2択だと思うので、基本的には、「格闘ゲームもオンライン対戦へ」というのは、ゲーセン内で今後、着実に進行していくと思います。
オンライン対戦のメリットと言うのは、いつでもどこでもある程度「実力や戦績が近いもの同士が対戦できる」のが最大のメリットです。

その反面、現在でも格闘ゲームで一定の集客を誇っている店舗であれば、

アナログなコミュニケーションを重視

して運営していることで、集客に成功している部分はあると思います。
具体的に言えば、対戦会やイベントなどの、たくさんの人を同時に招いて対戦してもらうとか、ユーザー有志のイベントで、初心者講習会なんてイベントを開催しているパターンもあると思います。
こうした、現場の努力で、格闘ゲームが盛り上がっている店舗では、オンライン対戦になったからといって、全ての対戦が即オンラインに切り替わるわけもないでしょうし、オンラインになったからといって、従来のイベントなり大会なりを、開催しなくなると言うのは非常に考えにくいです。

オフラインイベントの運営支援システム

以前も、タイトーにはお願いしたことがあるのですが、NESICAにおいて、広く使用されることは少ないかもしれないが、格ゲーに関して重要な機能と言うのは、こうした

イベント運営支援

システムだと思うので、こうした機能を「NESICA2」でぜひ実装してほしいんですよね・・・
例えば、

・トーナメント表や総当り表の自動作成(メイン機にて設定できる)

格ゲーの店内大会とかを行う場合は、こうした部分が未だにアナログに、紙にかいて管理してあったりします。
こうした機能をサーバーがあれば、自動で作成して管理できたりすると便利だなーと思ったりします。
すでに、戦国大戦なんかだと実装されているので、あとは、サーバー機にこうした付加機能を加えてどれくらいコストが掛かるのか?という部分が問題ですかねぇ・・・

・対戦会にて参加NESICA制限機能

PORT24でたまに開催しているイベントに、対戦会というのがあります。
どんなゲーセンでも、対戦会自体はメジャーなイベントなので、行う事は多いと思うんですが、この時に、

参加者と非参加者を厳密に分けることができない

というのは、現場からすると手間のかかる部分です。
一般的には、筐体自体をフリープレイ設定にして、参加者には参加証を、首から下げてもらい、プレイするときはそれを必ず見える所に掲示してもらう、というパターンが多いと思います。
この方式だと、場合によっては、非参加者もプレイすることができたりして、現場として管理するのは大変です。
その代わりに、対戦会設定をした場合には、事前に登録されたNESICAのみ認証によってプレイ可能にして、クレジットもその他のNESICAの認証も受け付けない、といった機能があると便利だと思います。
ユーザーが自分のNESICAを使用してもいいし、使いたくないもしくは保有していない場合は、店舗でNESICAを用意すれば良いので、こうした対戦会運営支援のシステムってのはあると便利だなーと思います。