ゲーム機にメインモニターは必要か?皆さんどう思いますか?
最近の話ですが、年末に向けて、結構大掛かりな配置変更やゲーム機の移設を行ったりしています。
基本的に、三国志大戦4が導入されるので、それに向けての準備もありますが、某パズルゲームや、なんとかフォースクロスとか、戦国大戦とかサービスが終了するゲーム機も多く存在していて、いろいろとゲーム機の入れ替えが多い状態です。
戦国大戦サービス終了宣言!フラットリーダーの老朽化問題の本質はコストにあり
今回は、特にサービスが終了するゲーム機が多く、そういう場合は、中古価格もほとんどつかないので、基本廃棄します。
場合によっては、中古業者が、「他のものを引き取るついでに廃棄」というパターンもありますが、中小のゲーセンは自社で廃棄するパターンがほとんどじゃないかな・・・
今回は、そんな移動や移設を行いながら考えた内容になります。
少し前に流行した「メインモニター」
タイトルにもある通りなんですが、特に戦国大戦なんかは顕著でしたが、一時期アーケードゲームといえば、「メインモニター」というほどに、メインモニターをゲームにつけるのが流行した事があります。
ゲーセンに来る人はわかると思いますが、赤丸の部分ですね。
もう10年近く前になると思いますが、なんでもかんでもメインモニターというほどに、実に様々なゲーム機にメインモニターが装備されました。
現在でも、LOVやCOJ、ガンダムEXVSシリーズなど、まだまだメインモニターが現役で稼働しているゲーム機はたくさんあります。
それこそ、MJや麻雀格闘倶楽部にもあったもんね・・・
で、徐々に下火になっていくんですが、その理由は、
売上に貢献しないから
です。
当然といえば当然なんですが、特に都心や繁華街のゲーセンであれば、「坪効率」というのを追求します。
その中で、「ただ映像を流すだけのメインモニター」は、売上に貢献しないので無駄だ!という意見は、当初からありました。
そうした批判を受けてかどうかわかりませんが、徐々にメインモニターには「役割」ができたり、「購入選択性」となったりします。
役割の例は、典型的なのは、COJシリーズで、カードの購入や交換といった作業をメインモニターで行っております。
他にも、新作であれば、ラブライブ!スクフェスACは、カードのプリントは、メインモニターで必ず行うなどの仕様となっており、それぞれ明確に「役割」があります。
こういう場合は、メインモニターは売上にも貢献するし、ゲームに必須です。
購入選択性の例は、LOVシリーズです。
基本的に、ゲームを稼働させるのに必須ではないことから、ゲーセンによっては導入してもしなくてもどちらでもOKという仕様です。
ただ、導入する場合は、動画サービス(有料)をユーザーに提供できたり、特別なカードを販売できたりします。
wlwなんかも、同じですが、「ないよりも有ったほうが多彩なサービスが可能」ということで、設置のあるゲーセンと無いゲーセンがあり、そのお店にあったスタイルが選択できるようになっています。
問いたいのは「役割のないメインモニターの存在」
個人的に、ユーザーにとって本当に必要なのか?と思っているのが、
上記以外の、役割(売上の入らない)のないメインモニター
です。
基本的に、メーカーやゲーセンの中では、発売されていない現実を踏まえれば「役割のないメインモニターは不要」という事になると思いますが、ユーザーにとってはどうなんでしょうね?
こうした、ただ映像を流すだけのメインモニターというのは、外部出力を利用してゲーセン側で、新たに設置するのも可能です。
それが本当に必要なのかどうか?というのは、正直よくわからないです。
役割がないないと書いていますが、正確には、以下のような役割があります。
・他者のプレイを見て勉強でき、結果コミュニティーが生まれる
・待ち時間に退屈しない
・ゲームに座らなくてもある程度アピールできる
などの、役割というかメリットは上げればいくつかあります。
もちろん、プレイを晒されたくないなどのデメリットも有るのはわかっています。
ただ、
こうしたメリットが、発現せずにゲーセンが苦しくなるに連れ自然に消えていった
というのが、正確に現状を表していると思うんです。
そういう意味で、メインモニターは必要か?というのは、改めてユーザーに聞いてみたい事案ではあります。
ユーザーの皆さんいかがですか?