ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2016.07.14

アニメで町おこしの次はゲームで町おこしの時代がくるかも?

今週のゲーム関連の大きな話題といえば、スマホ向けにリリースされたこちら。

『Pokémon GO』公式サイト

海外では正式にサービスが開始されたという話で、こんな話になっています。

ポケモンGOが全米でバカ受けの任天堂、時価総額が1日で“グリー4社”分膨らむ : 市況かぶ全力2階建

いろいろとスゲーな・・・

ゲーム業界に携わるものとして、心から震撼するのが、「ポケモン」というブランドの偉大さです。
ゲームキャラでここまで全世界にすでに認知されているのがすさまじいですね。
北米もさる事ながら、昔は、中南米でも、一大ポケモンブームがあったことも思い出すと、今後のユーザー数は爆発的に伸びる可能性は大いにあります。

基本的に「外で遊ぶゲーム」

car_gps

このブログを読むような人なら知っていると思いますが、このPOKEMON GOは「位置ゲー」と呼ばれるゲームです。
GPSによって、プレイヤーの位置を把握し、特定の場所にいくと、イベントが発生するというゲーム。
開発元が「Ingress」を開発した会社と同じなので、そんなゲームです。

charingress.tokyo | ingress(イングレス)の遊び方や初心者向けガイド・速報・イベント・出来事などを紹介。僕とチャリとイングレスと。

その他のゲームと大きく異なる部分が、スマホもしくは携帯ゲームならではの、「外にでないと遊べない」という部分です。
世の中には、ソフトをハッキングしてチートする猛者もいるようですが、そうしたごく一部の例外は置いておいて、ほぼすべてのユーザーが外へスマホを持ちだして遊ぶのが基本です。
外へ出て遊ぶので、親御さんのイメージにも良さそうですね。

このゲームに於いて、重要な「ある地点」を「ポケストップ」というらしいですが、このポケストップになるかどうかで、人の流れが変わると言われており、実際に結構な集客手段になっているようです。

Pokémon Goは現実の人の流れを作り出した―ポケストップ、ポケモン・ジムも登場 | TechCrunch Japan

基本的に、ゲーセンでも同じですが、実際にリアル店舗を構えている人間にとっては、こうしたカタチでも集客になるのならかなり大きな効果を得られるのは間違いないと思うわけです。
以前も、INGRESSの時もこんな風に書きました。

ゲーセンが全て「Ingress」のポータルだったら面白い

特にこうした「ゲーセン」という店舗を構えている場合は、非常に大きいし、ポケモンとの相性も良いので、最高だと思います。
自分のお店から「ミュウ」でないかなー。

ゲームをつかった町おこしも増えてくるかも

アニメで町おこしというのは、最近良く聞く話ですが、

「ガルパン」聖地、大洗の町おこしが成功し続けている理由とは? – KAI-YOU.net

アニメで地域活性化することはできません – Togetterまとめ

成功も失敗もあるわけです。
ただ、こうした「人の移動が実際に起こる」特性を利用すれば、ゲームを使った町おこしというのは、より確実性高く成功する可能性があります。
レアアイテムが出るとなれば、「一日だけでも行くか」ってなりますからね。

もっと地味ですが、アーケードゲームでも、

シリーズ4周年を祝う場所は国宝!? 『ガンスリンガーストラトス』天空納涼祭レポート – ファミ通.com

メインの声優さんの出身地だということで、これもある意味町おこしに役立ってはいると思います(単発的なんですが・・・)
アーケードゲームでもこうした流れがあって、キチンと集客できるのであれば、町おこしにゲームを活用するというのは、今後も増えそうですね。

それにしても、「外に出ないと遊べないPOKEMON GO」と、完全に室内で1人で遊ぶ「VR系ゲーム」という極端な2極化がすさまじいな・・・