色々と変化中のプリクラ事情。新規参入もあればマナー違反もあります・・・
今も昔も、女性にとって「美」は永遠のテーマです。
ゲーセンにおける「美」に関するゲーム機といえば、「プリクラ」です。
「プリクラ」20年、幅広い年代に : 大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
誕生から20年、20年前に10代だった女性が今は、30〜40代という事で、最近はご家族で一緒に撮影するというシーンも良く見かけます。
それだけ、プリクラが身近な存在になったということですね。
新規参入メーカーが詳細を発表
そんなプリクラですが、現在は開発しているメーカーが減ってしまい、主に4社が開発を続けております。
そして、今年に入って、新規参入するメーカーが現れたという事で、こんなエントリー書きました。
プリクラに新規参入メーカー現る!?ゲーセン側はチャレンジャー大歓迎!
新開発されたプリクラ機の詳細が発表されたという事で、公式ページも更新されていました。
撮って選ぶ、連写プリ「KASHA」|株式会社e-Junction
明らかに、女子中高生よりも上の世代を狙った、機能をひっさげての業界参入となります。
ママ友モードとか、ユニークで面白いですね。
ただ、こうした「ママ友」をどうやってゲーム機のある場所まで引き込んで、プリクラに触れてもらうか?という方が難しい気がするんですけどね・・・
そう考えると、ゲーセンというよりも、イオンのフードコートに設置したりする方が、より効果的な気もしますが・・・
発売前のロケテストを各所で実施して、商談会があって、受注して発売と言う事になるんで、その商談会の案内も頂いたんですが、ちょっと参加出来そうにありません。
さすがにプリクラだけ見に行くのに、東京とか大阪いくのもねぇ・・・
ディストリビューターさんが恐らく行くと思うので、カタログ見せてもらうとか、感想を聞いてみることにします。
プリクラに対するサービスも進化中
プリクラといっても、現在はスマホもあって、「盛り」の可能なアプリもあるので、何もしなくても、お客さんが利用してくれるほどの商品ではありません。
めちゃ可愛く撮れる♪本当に盛れるカメラアプリまとめ – NAVER まとめ
そこで、プリクラに力を入れている店舗さんの場合、様々なサービスを行っています。
例えば、ナムコのeggnamでは、こんなイベントを行ったりしています。
eggnamイベント「みちょぱのプライベートレッスン in eggnam」 | eggnam(えぐなむ) | ゲームセンター | 株式会社ナムコ
人気のモデルさん(失礼ながら、私のようなオッサンが聞いても名前はほとんどわかりませんが・・・)を招いてのイベントということで、大手さんならではのイベントです。
こんな大掛かりでなくても、いろんな店舗で行われているのが、コチラのサービス。
【全国】コスプリ衣装があるゲームセンターまとめ | TOKYO YUTORI GIRLS
こちらのページでまとめられているのは、比較的大規模にサービスを行っている店舗が多いですが、こちらに掲載されていなくても、コスプレサービスを行っている店舗も多々あると思います。
意外な事にプリクラ市場は低迷中
こんな風に、多種多様なサービスを展開しているプリクラですが、実は最近はあまり好調とは言えない状況がつづいています。
その事は、最初に引用した、こちらでも書かせてもらいました。
この時は、「なぜか理由はわからない」と書きましたが、残念な話ですが、明らかにルール違反というかマナー違反というか、そうした極僅かな事例によって売上が減少するという現象が見られます。
少しでもそうした事が減ることを祈って、具体例を書かせて頂きます。
先ほど挙げたプリクラ周辺のサービスですが、言うまでもなく、プリクラで撮影する際に利用するサービスです。
しかし、残念な事によく聞く事例として、こうしたサービスのみ利用して、プリクラを利用しない事例が増えていると聞きます。
例えば、先ほどのコスプレサービス。
有料だったり、無料だったり店舗さんによって価格は様々だと思いますが、プリクラ撮影の為のサービスであることは間違いありません。
しかし、最近ブームになったとある存在のせいで、コスプレだけしてプリクラを利用せずに帰ってしまう、という事例が結構あるそうです・・・
その存在とは、
「自撮り棒」です。
聞いた話だと、こんな事例が発生しているようです。
プリクラ利用の為のコスプレサービスを利用したい旨を申し出る
→コスプレして、プリクラの撮影ブースへ
→自撮り棒とスマホで撮影
→プリクラを利用せず終了
といった事例が、プリクラでコスプレサービスに力を入れているお店複数店から聞こえてくるので、実際にあるようです。
正直に言えば、「自撮り棒」の存在で、プリクラの需要が減ったという面は実際にあると思うんですが、さすがに、ゲーセンでプリクラのブース内で、プリクラの為のサービスを利用して、自撮り棒での撮影だけして帰るってのは、ルール違反というか、マナー違反な気が・・・
店舗側は、撮影データがゲーム機内に残っているので、お客さんが利用したがどうかは、その気になれば確認できるんですが、全てのお客さんに対して確認をすることは現実的ではないので、こうした事例を目の当たりにした店舗のスタッフは頭を抱えているという話です。
当然お店側でも注意喚起をしたりするわけですが、こうした極小数の悪い事例によって、様々なサービスが廃止になってしまうとしたら、残念なお話なので、少しでもこうした悪い事例が減ることを祈って書かせて頂きました。
(でも残念ながら、このブログを読むような方は普段プリクラなんて撮らない方が圧倒的に多い気が・・・)