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2015.09.02

格ゲーイベント「闘神祭」事前の計画が大事です!夏休みの宿題と一緒・・・

夏休み宿題

夏休みが終わりあっという間に9月になりました。
皆さんいかがお過ごしですか?
学生の皆さんは、夏休みの宿題をキチンと提出できましたか?
8月31日に泣きながらやりきった方、まだ提出できていない方も居ると思います。
そんな時に必ず大人が言うセリフがあります。

「キチンと計画立てて、毎日少しずつやっていかないから、提出できなくなるのよ」

と、母親に言われた事のないという人は、まず居ないとおもいます。
じゃぁ、大人はどれだけ

「キチンと計画立てて、イベントを実行できているか?」

というのが今回のテーマです。

闘神祭というイベント

現在絶賛開催中のイベントに「闘神祭」があります。

闘神祭2015 | 全国格ゲ段位争奪戦

この闘神祭ですが、どんなイベントかというと、

 大会の対象となるアーケード対戦格闘ゲームは、コンテンツダウンロードシステム『ネシカクロスライブ』にて好評稼働中の人気格闘ゲーム、『ウルトラストリートファイターIV』(株式会社カプコン)、『ブレイブルー クロノファンタズマ』(アークシステムワークス株式会社)、『ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-』(株式会社エクサム)、『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』(株式会社アトラス/株式会社セガ/アークシステムワークス株式会社)、の4タイトルとなります。

 決勝大会はエリア大会を勝ち抜いたエリア代表の他、関連大会の上位入賞者による特別枠の選手たちによって争われます。加えて、予選大会の1回戦突破から決勝大会での優勝までを通し、各段階に応じた大会段位認定を行い、その成績を讃えます。

というイベントです。
全国各地のゲームセンターで予選を行い、日本一を決めよう的なイベントです。
闘劇無き今、こうしたイベントに対する需要は確実にあるとは思うので、開催することは素晴らしいと思います。

闘神祭の原状

そんな闘神祭ですが、ここでTwitterでの反応を見てみましょう。

と、全国各地で、閑散とした大会状況になっているところもあるようです。
中には、開始時間がどうこうで、問題になった店舗もあるとかどうとか・・・
そもそも、

アーケードゲームの全国大会を行うと必ず出てくる難問

があるので、統一した運営基準を徹底するってのは、やっぱり難しいんです。
そして、割りと多く聞くご意見として、

それはそうなんですよ、その通りなんですけどね・・・
ただ、ゲーセン側としても、ちょっと言わせていただきたい!

今回の闘神祭のスケジュール

予定表

一般のお客さんには、全然関係ない話だと思いますが、今回の闘神祭関連のスケジュールを時系列で確認してみます。

7月17日 公式情報が流れる & 各ゲーセンへ申込開始メール到着
7月27日 第1次申込締切
8月15日 予選開始最速日
10月18日 全国決勝大会

という流れです。
どう見ても、急なスケジュールなのは、見て取れると思います。
よく聞かれますが、特に今回の大会形式は、チームを組んで出場するタイトルが2つあるので、ユーザー同士でもチームをどうするか?という時間がない!といった意見を多数店舗スタッフにもお寄せ頂いております。
その時に、「スケジュールが急なんだよね」という話をゲーセンのスタッフから聞いたお客さんも多いのでは無いでしょうか?
とりあえずゲーセン側の言い訳として、「スケジュールが急だった」というのは、どの店舗でもある感じているハズです。

「急なスケジュール」への個人的見解

そんな急なスケジュールですが、このスケジュールには理由があると思っています。
まず、初めに「情報の統制」が一つ目の理由でしょう。
メーカー側としては、メディアを通じて、大々的に発表して期待感を高める手法を採用したと思います。
その証拠に、7月17日のメディア報道があるまで、情報は一切公表しないことが案内されていました。
そのため、ユーザー告知とゲーセンへの案内が同日となってしまったというのが原状です。
メーカーがどんなに言っても、ゲーセン関係者が先に情報を知ってしまうと、親しい知人にコッソリ・・・なんて事はよくある事ですから、それを防ぐ為の急なスケジューリングだったと思います。

そういった意味では、仕方ない部分もあると思いますが、それにしても、夏に実行するならもう少し前もって告知した方が良かったとは思いますし、夏休みの宿題じゃないですが、急場しのぎで急に行ったイベントってのは、大体上手くいかない場合が多いので、この辺りは、次回への反省点として、メーカーさんが考慮してくれたらありがたいですね。

販促・集客ツールとしてのゲーム大会イベント(2) : ゲームセンターに明日はあるの? – livedoor Blog

よく読みましょう。