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2015.06.14

最強の攻略方法?UFOキャッチャーにやり直し機能を!

先日、とある業者さんが商談にいらっしゃいました。

その際に、「新しいプライズゲームを開発しようとおもうんですよ」というお話がありました。
プライズゲームを開発しているメーカーは、大手以外にも意外とあります。
例えば、

楠野製作所

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北日本通信

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エンハート

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など、意外と中小メーカーが多いジャンルです。
複雑な画像処理や、ネットワーク対応などのインフラが整っていなくても開発できるということと、メカトロニクスがメインなので、アイデアさえあれば、比較的開発は難しくないというのが理由のようです。
アイデアがある方は参入してはいかがでしょうか?

プライズゲームの共通点

プライズゲーム(UFOキャチャーなど)は基本的に、アームを使って、景品を、つかむ、押す、引く、引っ張るなどの動作をして、景品を落とす事がメインの遊びです。
設置してある景品をアームで操作して、コントロールすることが主な遊びなわけです。
このアームのコントロールを、レバーもしくはボタンで行います。

ufo

以前こちらでも紹介しましたが、基本的にアームの動きは3次元ですので、多くてボタンが3つ、少ないものだと1つの場合もありますが、概ね全てのプライズゲームが、ボタン(2〜3個)もしくはアームになっています。

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こちらは代表的なUFOキャッチャーですが、

1ボタン・・・縦の動き
2ボタン・・・横の動き
3ボタン・・・高さの動き

をそれぞれコントロールするための、ボタンとなっています。
レバータイプもありますが、概ねこんな感じです。

こんな思いしたことありませんか?

私はいつも思うんですが、こうしたボタンタイプのUFOキャッチャーをプレイすると、①のボタンを押している間UFOが動き、ボタンを離すと止まるんですが、ボタンを離した瞬間に

「やっちまった」

と思うケースは多いと思います。
①のボタンを離した時点で、自分で失敗を確信するという・・・
明らかに最初にミスをした場合は、もうやる気なくなってしまうし、②のボタンやましてや③のボタンを押す気力すらなくなってしまう・・・のは私だけでしょうか?

UFOキャッチャーの場合もそうですが、こちらの、

UFOあらかるとの場合でも、最初の高さをミスった時点でやる気は完全に削がれます・・・
自分がセッカチなだけでしょうか・・・

こうしたミスにお助けを!

先ほどのプライズゲーム開発するという話になった際に、

「1ボタン目で明らかに「ミスった!」って思った時にやり直せるボタンがあれば面白いかも?」

という話をしました。
1ボタンを離した瞬間に、自分で「こらダメだな」と思ったら、やり直しできる昨日があると面白いじゃん?って話です。

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当然、10秒以内とか1回だけとかそんなルールは必要ですが、私のようなどヘタクソはあると助かるじゃん!って思うわけです。
実はレバーで操作するタイプだと、自由にとる位置を調整できたりするので、あったところでつかう使わないはお店の自由だからあると面白いんです。
当然お店としては、稼働率が下がるとか、お客にやり直してもらって取得率があがってしまうデメリットもあるわけですが、ないよりもある方がいいよね。
というお話をしていました。

しかし、よくよく考えてみると、そもそもプレイ自体を切り分けて考えるというのもありだと思いました。
例えば、先ほどのUFOキャッチャーの場合、

1ボタン・・・縦の動き
2ボタン・・・横の動き
3ボタン・・・高さの動き

で、これが1セットでiplay100円の値段となっているわけです。
それを

1ボタン・・・縦の動き  =20円
2ボタン・・・横の動き  =30円
3ボタン・・・高さの動き =50円

と分割してお金を入れるスタイルに変えてみると、1ボタンを押してミスっても、再度1ボタンから挑戦できる。
何度でも、自分の納得した位置に動かす事を低いコストで繰り返し行えるので、納得しやすいし、1ボタンでミスっても即座に2ボタン、3ボタンを押すことなく再度1ボタンから挑戦できる。
1ボタンの操作がうまく行った場合に、2ボタンの操作を行う・・・以後繰り返すという形で、お客さんからお金をもらうという形にすると、個人的には面白いなと思います。

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従来だと、こうして分割でお客さんからお金を入れてもらうのは、投入自体が面倒だとか、10円の両替機を置かないといけないとかの問題もありましたが、現代は便利な電子マネーというのがあるので、こうした対応も容易にできるのではないか?と思うわけです。

続・タイトーのゲーセンに電子マネー決済端末導入。未来を考えてみる編

プライズゲームのみならず、今までの100円でワンセット=1playという形を分割してお客さんから頂戴できるというのも、電子マネーの魅力なので、改めて考えるとゲームの幅を広げる可能性もあるな、と考えた日曜日でした。