ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2015.05.03

ゲームの進化も「螺旋的発展」で考えると、次のカタチが見えてくる

世の中はGWまっただ中です。
今年は後半天気が崩れるという事で、ゲーセンとしては後半に期待しています。
外へお出かけしたい方には申し訳ないですが、施設型レジャーとしては、天気が良すぎてしまうと客足は遠くなってしまいますので。

ゲーセンにとって良い天気とは?最大の問題はこれだ!

そして、経営者もこの時期は外部からの連絡が途絶えますので、のんびり仕事ができるんですね。
その代わりに、休み期間の分5月は平日に仕事をしないといけないという事もいえるんですが・・・
ですので、今日はアーケードゲームを軸に、大きなゲームの流れについて考えてみました。

アーケードゲームの大きな流れ

まず、アーケードゲームで大きな流れとして、流行のゲームのスタイルがあります。
イメージとしてはこんな感じでしょうか。

ビデオゲーム → 対戦ゲーム → チーム対戦ゲーム

この考え方だと、アーケードにかぎらずゲームの大きな流行ともいえますが・・・

ビデオゲームの時代

まず最初に、ビデオゲームという物が開発され、モニター越しにゲームをする事が流行します。
これが無かったら、ゲーセンは無かったでしょうね。
代表的なのが、タイトーの「インベーダーゲーム」ですね。

他にも、パックマンとか、ゼビウスとか初期のビデオゲームのヒット作というのは実に沢山あります。
この時代からゲームをプレイしている方にとっては、ゲームは点数やプレイ時間、ワンコインでクリアするなどを競って遊んだというイメージだと思います。
言ってみれば、人間 VS コンピューターで遊んでいたわけです。
プレイヤー側は、プレイを繰り返す中で、プログラムのミスやバグを逆手に取って攻略したり、逆にプログラマー側は、「こんなの人間には無理だろ」という設定をしたにも関わらず攻略するプレイヤーがいたりとか、本質的な遊びは、いかにプログラムを攻略し、ハイスコアを出すか?ワンコインでクリアするか?などの、個人(1人)とゲーム機の間で成立する遊びがメインだった気がします。

対戦ゲームの時代

その後、1人で遊ぶゲームというのはグラフィックが強化されたり、複雑なルールになったり、新しいデバイスを採用したりなど進化はするんですが、ゲーセンにとって大きな変化と考えられるのが、対戦ゲーム(特に格闘ゲーム)が流行し始めた時です。
それまでも、同じゲームを友達同士で並んで対戦するという事は有ったと思いますが、それはオプションの要素に過ぎませんでした。
対戦格闘ゲームが流行することで、一気に、人間 VS 人間という遊びに火がつきました。

当然、名作対戦格闘ゲームは沢山あるんですが、最も代表的なのが、ご存知「スト2(ストリートファイターⅡ)」です。

他にも、バーチャファイター、鉄拳、餓狼伝説など、現在でも続くタイトルとして根強いファンを獲得し、盛り上がっています。
あくまでも、人間(1人) VS 人間(1人)という遊びの中で、進化し続け、現在はネットワークを介しての対戦が主流になりつつあります。
鉄拳シリーズでも、最新作の「鉄拳7」でネットワーク対戦を実装し、1vs1のゲームとしては、「三国志大戦」や「戦国大戦」なども同じ形式で流行し、現在に至ります。

チーム対戦の時代

そして、個 VS 個のゲームが主流の中で、徐々に複数でプレイしてより楽しめるゲームが生まれてきます。
まず2vs2で盛り上がったのが、機動戦士ガンダムVSシリーズです。
初代は、「機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン」で、2vs2での対人戦が盛り上がります。
このガンダムシリーズの2vs2のスタイルも、現在まで同じように引き継がれて今に至ります。

もう一つ2vs2でブームとなったのが、「電脳戦機バーチャロン フォース」です。

ダウンロード

こちらは、どちらかと言えば、コアなヒットとなり、現在では最新作の稼働はほぼ終了していますが、2vs2で大ヒットした作品として記憶に残っている方も多いと思います。
このチームタイプのゲームも、ネットワークの普及と共に、ネット対戦及び、ネット協力プレイが可能になっていき、「ボーダーブレイク」の10vs10であったり、「ロードオブヴァーミリオン3」や「Wonderland Wars」の4vs4であったりと、現在ゲーセンでは、チームプレイのゲームが主流になりつつあります。

とこんな風に流行のゲームは

1 vs com → 1 vs 1 → チーム vs チーム(もしくはcom) (comはコンピューターです)

と推移していると考えています。

螺旋的発展をすると考えると

なぜこんな事を考えたかというと、こんなニュースを見かけたからです。

ゲーム攻略で人間を超えた人工知能、その名は「DQN」

日本国内のネットユーザー的には、名前がアレな感じですが、人工知能による学習でゲームを攻略したという記事です。
ということは、1 vs 1の対戦ゲームで、1 vs com(人工知能)が、遊べる時代がすぐ来るということでしょう。

こうした、人工知能によるプレイが本格的に実装されて、マイナスな部分はあまり無いはずなんですよね。
例えば、格闘ゲームで問題視される、「初心者狩り」という問題。
こうした問題にも、同じ状態で学習する人工知能を相手に勝負することは、単純な旧来のゲームの難易度設定と異なり、実際に同じペースで学習する相手との対戦が可能となり、「常に同じレベルの相手との対戦が可能になる」事を意味すると思います。
これが可能であれば、今まで「格ゲーが盛り上がらない!」と嘆いていた問題に、1つ解決策を示すことができるのかもしれません。
対戦相手の居ないお客さんに、ロボットが相手する時代がスグソコにきているかもしれません。

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こんなロボット相手だったら逃げるけど・・・

1 vs com → 1 vs 1 → チーム vs チーム(もしくはcom) → 1 vs com(人工知能)

こんな風に進化すると、まさに「螺旋的発展」をするのではないでしょうか。
その後には、将棋電王戦みたいに、人間チーム vs 人工知能チーム対戦するゲームも生まれたりするかも?

でもこんなニュースもあるから、怖い気もする・・・

イーロン・マスクは5年以内にロボットが人間を殺し始める危険性があると考えている