このブログでは何度も名前が出てきていますが、天下一音ゲ祭というイベントが、先週より開催されております。

もう、４回目になるんですね・・・
栄えある第１回についてブログを書いた所、

「天下一音ゲ祭」がなぜ盛り上がりに欠けたのか？ゲーセン側からの意見

意見あるんだったらお前やってみろや、ぜひ協力していただきたいと偉い人からお誘いを受けて、「NOの言えない日本人」としては、断る事もできず、関わらせていただいて、早３年ということになります。
といっても、第２回については、横から「ぼー」っと眺めているだけで、本格的に関わったのは、第３回からです。
第３回の全国決勝を、２月に行い、１０月には、第４回の予選を行っているので、１年に１度のイベントですが、関わってる身分としては、メッチャハイペースと感じます。

第４回の開催にあたって

今回、第４回の天下一音ゲ祭を開催するに当たって、第３回までの反省によって出てきた課題が、

・店舗予選の参加人数の減少
・大会開催のメリットの増大

というこの２つの課題をもって、第４回の開催提案を行いました。

それぞれの課題について考えてみます。

・店舗予選の参加人数の減少

これは、どんなゲームでも、同じだと思いますが、

毎年大会を行うことで、マンネリ化する

という課題とほぼおなじだと思います。
昨今は、e-sportsという言葉が世の中に認知され始めていますが、その対象のゲームは、ストリートファイターシリーズで言えば、初代からⅡになり、沢山のタイトルがでて、3rdSTRIKEなんかもあって、現在だと、アーケードには存在しませんが、Ⅴになります。

TGSでもe-sportsタイトルとして認識されるのは、「ストⅤ」だと思いますが、まだまだアーケード界隈では、「STERRT FIGHTER III 3rdSTRIKE」の大規模大会も開催されています。

あらためて、自分達が大会を主催する側に立って考えると、

同一タイトルでゲーム大会を開催し続ける事の難しさ

というのを感じます。
当然、何をやってもダメなゲームで大会を開催しても誰も参加しないのですが、ある程度人気を博したゲームであれば、大会は成立します。
ただ、そのゲームの稼働年数が長くなればなるほど、大会の目新しさというのは薄れていき、ユーザーは減少してしまうことが多いです。
音ゲ祭の場合、いくつかのタイトルが、第１回から連続で参加していますが、やはり徐々に、大会の参加人数は減っている様に感じます。
その状況で、どうやって大会を盛り上げていくのか？というのは、どのゲームでも同じ課題なのかもしれません。
クーペとか１５回同じタイトルで開催するって、もはやモンスターですよ・・・

・大会開催のメリットの増大

いつも言われることですが、

「音ゲ祭参加しても売上増えないし意味ない」

とゲーセンから言われ続けて３年・・・
正直にいえば、AOU非加盟店舗からみて、加盟するメリットあるよなー、と思われるイベントにするというのが、目標なわけです。
極端にいえば、

AOU加盟店舗に行って音ゲやる

とユーザーに、考えてもらうのが目標です。
その意味で、AOUそのものにできる事というのは、多くないので、

どれだけメーカーさんに協力してもらって盛り上げられるのか？

というのが、カギになります。
楽曲交換とか、新曲の先行配信とか、参加機種の増加とかいろいろ手段はありますが、メーカーさんにもメリットがあると感じてもらえるようなイベントして、次回には更にもう一つ協力の度合いを深めてもらうというのが、目標となります。
そのためには、

大会開催　→　ユーザーの満足度向上　→　メーカーの満足度向上　→　次回大会へのさらなる協力　→　大会開催・・・

という好循環が生まれるかどうか？が重要です。

現状が、この好循環の中にいるかどうか？はよくわかりませんが、年に少しずつ協力していただいている部分は増加しているので、少しずつは進んでいるんじゃないか？と思いたい・・・

関わったからにはより大きな意味を持つイベントへ

当初、第１回を開催した時点では、「５回位できたらイイなー」という事だったので、次がその節目の５回目になります。
第４回までは、なんとか開催にこぎつける事ができたし、徐々にですが、メーカーさんのご協力もあって、内容も濃くなっていると自画自賛したいところですが、最終的には、

ユーザーの満足度

によって、評価されてしまいます。
だからといって、ユーザーさんに「高評価してくれ！」とも言えませんけど（笑）

ただ、次回は５回目の節目なので、第４回よりさらにパワーアップして開催したいなーと個人的に勝手に思っています・・・
まぁ第４回が無事終わらないと、それも見果てぬ夢ですので、ユーザーの皆様には、第４回が盛り上がるように、大会に参加しなくても、AOU加盟店舗へ足を運んでみて頂ければ、幸いです。