「ゲーセン警告文に市教委抗議」って、色んな意味で残念・・・
こんにちは。
まだまだ、学生さんたちは夏休みということで、普段より、小中高校生はゲームセンターに来る機会が多いですね。
実際ポート24でも、普段は見ないような年齢の低いお客さんが、太鼓の達人を楽しみに来たりしております。
本日は、こちらの記事を発見したので、ちょっと考えてみました。
同業者として考えた事
こちらの、ゲームセンターさんを直接知っているわけでも、関係しているわけでもありませんが、同業者として考えた事があります。
どんなゲームセンターでも、ここまで挑発的な内容の警告文を作成するということは、恐らく普段から何度も繰り返し注意していたんだろうな。
と同業者としては、考えました。
ゲーム機ですが、「スイートランド」との事。
こちらのリンクで、機械の詳細はわかります。
で、最近多いのが、こちらのリンクにあるような、お菓子を積み上げて、崩したらたくさん取れます!という運営方法です。
で、誰が見ても崩れたら、いいんだ!ということはわかるので、それは沢山のお客さんが崩そうとするわけですね。
小さなお子様で、小さい手でトントン叩いている子もあれば、大人がふざけながらちょっと揺すってみたりしたり、それこそ学生が本気で叩いたりというのは、どこでも見られる光景です。
そんな多様なお客さんに、今回の警告文のような対応を一律に行うか?と言われれば、普通の頭で考えれば、そんなことは無いわけです。
推測ですが、普段から様々な事で今回対象となった学生さんたちにはゲームセンター側としては、注意をしたり、指導を繰り返していたのだと思います。
そこに対して、店長や管理者の怒りが頂点に達し、今回の警告文作成に至ったんだろうな・・・
と思うと、ゲームセンター側としては、いたたまれない気もします。
ただ、反対に考えると、写真の掲示とかはまずいなぁと思うわけです。
個人を特定できる事を行うのは、ちょっとまずいでしょうとゲームセンター側としても思います。
それは、こうやってネットで拡散するしないの問題ではなく、良くないことですね。
もちろん、虚偽を記載すること自体も望ましくないですね。
AOUがよく話題にしている内容
以前書いた内容で、AOUというゲームセンターの業界団体があるのですが、そこでよくこういったマナーやルールを守って頂けないお客様への対応方法を話しあう事があります。
特に今回のような、青少年に関する事例は、「健全育成」の観点からも様々な話し合いを行っています。
それこそ、地域の教育委員会やPTAや学校の教員、警察も交えてお話する機会もあるのですが、皆さんおっしゃるのは、「初動でしっかり連携を取りましょう」というお話です。
今回の例で言えば、ある程度学校を特定できた段階で、まず学校に相談する。
という対応が、ベターだったのかな?と思います。
ブチギレ→制裁的対処だと、同様の事例が発生した場合に参考になりませんし、何よりもイメージ良くないですから。
ただ、残念なのは、普段AOUという団体が、地域の様々な教育期間との話し合いや連携を模索している中で、教育委員会 VS ゲーセンという構図が出来上がってしまうことが、最も悔やまれます。
ですので、最初の記事によると、虚偽に対する謝罪は行っているようですので、経緯をしっかり教育委員会に話して、今後同様の事例が発生した場合に、どのような対処が望ましいか?という内容に発展していくことを望んでおります。
うーん、なんかすごく真面目で難しい内容になってしまった。
次回はもっとくだけた内容にしよう・・・