いろいろとたくさんのニュースがありますが、アーケードゲームとしては、とても残念なのがこちらの話題。
非常に残念なニュースです・・・

千葉バラバラ遺体　不明の弟か　同居の姉逮捕「刃物で切った」 ― スポニチ Sponichi Annex 社会

ちょっとググると、実にたくさんの情報がでてくるので、「プライバシーも何もねーな」と思ったりするのですが、本人も好んで公開していた部分もあるので、仕方ないのかもしれません。
そして、本当にどんな動機があったか？なんてのは、本人のみぞ知るところですが、こんな話がありました。

酒々井の切断遺体 弟が破った3つのルールとは – ライブドアニュース

仲が良かったのか悪かったのかはよくわかりませんね・・・

ゲームの発する音について

こうした事件が起きてしまった本当の要因がどこにあったか？は、これからおいおいわかって来るでしょうが、その原因として

ゲームの音がうるさかった

という話が、ありました。
ゲーム好きからしたら、ゲームから音が出るのは当然じゃないか！と思うでしょうが、ゲームが好きでない人からみたら「騒音」に近いものがあるかもしれません。
趣味なんてそんなもんです。

実際には、「ゲームが発する音」というのは、2つに分かれます。

それは、

・コントロールできる音
・コントロールできない音

です。

コントロールできる音

これは非常に単純な話です。
ゲーム機やテレビなどの、「電子的に発生する音」です。
効果音や、音楽など、ゲーム機器がコントロールして発する音です。
当然ながら、ヘッドホンをしたり、ボリュームを極端に下げることで、容易に小さくなるので、周囲から指摘を受けたら直ぐに改善したり修正したりすることができます。

コントロールできない音

仮に、今回の話の中で、「うるさい」という話になるとすれば、こちらだと思いますが、これは「物理的に発生する音」になります。
音ゲーに関していえば、「打鍵音」と表現される音です。
わからない人向けにいえば、ボタンを押すと発生する「カチカチ」という音の事です。
こうした、ボタンを押す音、コントローラーを操作する音、と言うのは、普通の人からみると、「すごく小さい音」だと思うと思います。
それも当然で、普通のご家庭にあるようないわゆる家庭用ゲーム機というのは、家庭環境にあっても違和感ないように、そうした音が極力でないデバイスを採用しています。

しかし、これがアーケードゲームに関していうと、基本的に「音が大きな環境」での使用を想定しているので、実際に家庭に持ち込んだ時に、「かなりうるさく感じる」ことになりがちです。
アーケードゲームだけでなく、パチンコとかパチスロなども家庭用に旧作が改造されて販売されたりしていますが、自宅に購入したことがある人は、「うるせーな」と改めて感じてイヤになることが多々あります。

今回のボタンの打鍵音を測ってみた

では、今回の音ゲーの打鍵音ってどれくらいなんだ？ってのが気になるので、簡単ですが測ってみました。
当然ですが、プロでもなんでもないので、簡単にです。
思い立ったらすぐできるから、iphoneスゲーと思います。

ぼやけてますが、私の機材ではこれが限界でした・・・すみません・・・

片手に持ちながら叩いているので、本気の打鍵とは違いますが、だいたい70db位は音がでるということですね。
では、70dbはどれくらいか？というと、

７０デシベル　・ステレオ（正面1m、夜間）・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭

だそうです。
こちらのサイトから。

このような打鍵音が、連続で鳴っていたら、なかなかの音量となりそうです。
これを、うるさいと感じるかどうか？というのはありますが、少なくとも、普通の住宅などで、特に静かな時間帯であれば、うるさく感じることもあると思います。
そんな、音の大きさに注目して、ボタン・レバーメーカーも、こうした製品を発売しています。

ただ、これは、ビデオゲーム系の汎用ボタンに限って製品化されているので、今回のように特殊なボタンの場合は、静音タイプは需要も少ないので、今後も販売は難しいでしょう。

ですので、アーケードゲーム環境を自宅に再現したい！という方は、こうした「音量」の問題もあるということを頭に入れておいて頂くと、トラブルの軽減にもつながりますので、ご注意を・・・