ヨーカ堂の閉鎖店舗が続々決定！新浦安店も | 百貨店・量販店・総合スーパー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

比較的近所のイトーヨーカードーの閉店が決まり、ゲーセンの動きが気になる、今日このごろです。
イトーヨーカードって、「あえて買い物に行く」場所じゃなかったから、仕方ないかな？と思うんですが、その付近でゲーセンを併設している場合が多いので、そういう場所はどうなるのかな？というのが気になります。

ゲーセンも厳しいけど、スーパーはもっと厳しいのかなぁ・・・

ゲーム機の破壊行為について

昔から、ゲーセンでは、どうしてもユーザーのアタマに血が昇ってしまい、

ゲーム機にアタル行為

というのが、絶えません。
これらを、称して、

台パン

と呼びます。
コチラにも解説があります。

少し前にニュースになっていたコチラの動画。

ハンマー男がパチンコ店襲撃　「台を壊しまくり」動画のド迫力 : J-CASTニュース

これは、かなり衝撃的でしたが、ここまでヒドイ事例はないものの、アツくなってしまった結果、ゲーム機を叩いたり、蹴ったりという行為というのは、必ず発生します。
念の為申し上げて置きますが、全てのゲーセンで禁止されている行為です。
台パンを容認している店舗ってあるのかな？ないと思うけど・・・

台パンした結果どうなるか？→壊れる

小見出しの通りで、ヒートアップしている人間にこんなことを言っても何の意味も持ちませんが、台パンするとゲーム機は壊れます。
正確にいうと、「壊れる可能性が劇的にあがり」ます。
小学生でもわかる話ですね。

壊れる具合にも色々ありまして、被害の段階的には、

①損傷なし
②外面的損傷（凹み、曲がり程度）
③比較的簡単に修理可能なレベル（ボタンの抜け、レバーの抜け）
④稼働が出来ないレベル（基板損傷）
⑤全壊

という具合でしょうか。
先程のパチンコ店の事例だと、ほぼ「⑤全壊」レベルだと思いますが、通常は②〜④の範囲にとどまる事が多いです。
①もしくは②くらいであれば、口頭注意ですむ場合もあるかもしれませんが、③〜はゲーム機として修理が必要となるレベルです。

近年多いのが「タッチパネル周り」

特に、最近は、ゲームに「タッチパネル」が搭載されている場合が多いです、と言うよりは、新作のゲームで、タッチパネルが搭載されていないゲーム機を探すほうが難しんじゃないか？と思う程に、多くのゲーム機でタッチパネルが採用されています。
このタッチパネルですが、殆どのケースで表面はガラス素材になっているために、割れやすいです。
ゲームをやっていて、腹が立ったり、アタマに血が上る事も多々あるんですが、そういう場合に、「台パン」に対して、タッチパネルというのは、非常にモロイ部材です。
ドカンと叩けば、即割れるとかヒビ割れが入るとかは日常茶飯事です。
本当に極稀な例では、組み付けの具合が良くなくて、タッチした段階でヒビ割れが入る場合もあるんですが、極稀な例なので、このタッチパネルにヒビが入るとか割れるってのは、普通に起こりえる減少です。

この事は、スマホなんかでも同じだと思うので、珍しくないんですが、ゲーム機の場合は、その修理金額が多額になるケースがほとんどです。
当然の事ながら、スマホのタッチパネルでは、同じ規格のタッチパネルを「〇〇百万台分」とか生産するわけで、そういう場合には、1枚当たりの単価も低下します。
逆にゲーム機の場合は、多くても、〇〇千枚程度なので、その生産量は天と地ほどの差があります。
したがって、タッチパネル1枚当たりの単価というのも非常に高額となります。

具体的には、基本的に最小単価が10万円位と思っていただいて、サイズが上がる程に価格が上がります。

だから、ゲーム機1台を台パンして、タッチパネルを割ってしまいでもしたら、ゲーセンとしては、いきなり10万円が飛んで行くと思ってください。
これは、純粋にパーツの代金として必要なので、場合によっては、工賃や営業保証なんかも入れたら結構な金銭的被害なんです。
そして、ガラス素材であるということは、素手で殴ってガラスを割れば、手をケガする可能性も十分あります。

どちらにせよ、いくらゲームでエキサイトしても、

台パンは止めましょう

というのは、色んな面から言えるので、ユーザーさんにもご注意を願いたい所です。