ポケモンGO協奏曲。ゲームは「ツール」だって昔から言われてますが・・・
世の中の認知度が9割、プレイ率が4割というモンスター級のゲーム「ポケモンGO」。
なんやかんや言われていますが、この調査結果だけみれば、ゲームソフトとしては、「モンスターレベルのヒット」であることは間違いないと思います。
60歳以上でも15%の方が、ダウンロードしてプレイしたというのはスゴイよなー。
若年層だと、プレイ率は50%以上ですか・・・これもまたスゴイわ。
よくわからずに批判する方多数
基本的に、なにがあっても
ゲーム = 悪
だという考えに固執する方というのは、一定数いらっしゃって、こうした方々にとっては、「くだらん」「何が楽しいんだ」「歩きスマホを助長する」などと、おっしゃるので、「なにを言ってもゲームの魅力を伝えるのが不可能」な方として、放っておくのが一番です。
ピカチュウは、「文化人もどき」を教えてくれる。
1 鳥越氏は面白すぎるを通り越して少し無残 tokyo editor facebook1655 …
おっしゃる通りですね。
ゲームなんて、趣味なんだから、ほっといてくれよって思うんですがね・・・
社会的な意義とか、役に立つかたたないかとか、危険だなんだという難しい話をするまえに、エンターテイメントなんだしと思うんだけど・・・
ポケモンGOに関するいい話
なので、もう少し良い話があってもいいと思うので幾つか紹介。
まず、
「ポケモンGOプレイヤーの皆さんへ。ルアーが余ってませんか?近くの小児病院に行ってルアーを刺して下さい。病院にはたくさんの子供たちがいて、外でポケモンを集めたいと思っているのですが、ベッドから離れられないのです」
日本との違い。 https://t.co/cgrwVWznlc— 風のハルキゲニア (@hkazano) 2016年7月29日
ゲームには、こういう役割はあります。
外に出て遊べない子供達にエンタメを提供するという意義。
これは、ええ話ですね。
うちの近くのポケストップは雑草だらけの荒れ果てた公園でいつもは人っ子ひとりいないんです。それが今日は朝から小学生が集まって心配した保護者もついてきて、なんだか人が集まるようになったからって近所のジジイが草抜きはじめてみんなゴミ拾ったりして笑い声が溢れてて、すごくないですかこれ!
— ねこかめ (@nemunemucat) 2016年7月23日
こんなのとか。
ポケモンGO、確かに歩きスマホや注意力がかけたり色んな問題もあるけど、この親子の使い方が素晴らしくて感動した…!問題点をどう捉えるかは使い手次第だよね。問題があるなら否定だけじゃなくそれと上手く付き合う方法を教える事も大事なんだなぁ pic.twitter.com/YiDMt4vrZW
— さん (@tskvjskv2000) 2016年7月25日
これもいい話ですね。
ゲームなんて所詮キッカケとしてのツール
確かに、悪い話もたくさんあって、こういうのはあまり良くない話。
世田谷公園「ポケモンGO」でトラブル多発! 区が改善要請、「ミニリュウの巣」は消滅へ? – Excite Bit コネタ(1/2)
確かにこうした良くない事案も発生しますが、改めて全てはゲームは「キッカケ」でしかありません。
そのゲーム自体が悪だとか、事業者が悪だとか、そうした批判は的外れです。
ポケモンGOというツールを使って何をするか?が問題なのであって、包丁でもタバコでも酒でもリスクもあればリターンもあるのです。
そのツールを悪用とまで言いませんが、ツールを使用することでマナー違反が多発すれば、それ自体が禁止になることも沢山あるわけです。
だから、ユーザーも「LINEで歩きスマホするやつもいるからポケモンGOだけ叩くのはオカシイ!」って言うのも、「マナー違反が多ければ、禁止な場所ができても仕方ないよね」と思わないといけません。
ゲーム事業者としては、「節度を持って楽しむ人が多ければ いいよね」としかいえません。
あとは、「いつものゲーム叩きね・・・」という感想です。
それにしても、ゲームが3D対応した時は、「目が悪くなる」とか散々叩かれたけど、テレビが3D対応した時は「これからは3Dの時代だ」っていって、誰も文句言いませんでした。
ゲーム業界ってマダマダ日陰だなと、改めて、ポケモンGOで感じた次第です。
次はセガが「ムシキングGO」を作って、世界の昆虫学者から激賞される時代がくるんですよね?