最後といっておきながら、最後の地味ネタを投入してみます。

いつも思うのですが、JAEPOの紹介となると、大体が、セガ、コナミ、バンナム、タイトー、カプコンなどの上場企業クラスのタイトルしか紹介されません。
紹介されても一般のお客さんには興味をひかないのかもしれませんが・・・
サイトで、「JAEPO2016」のタグを探すとこんな感じ。

JAEPO2016 – 4Gamer.net

まぁ、見事に大手メーカーの話題ばかりですね。
ゲーマーの興味を引くネタは、確かにこんな感じだと思いますが。

ただ実際には、もっとたくさんのメーカーさんが実は出展されている（JAEPO2016の場合は20社）わけで、そういった中にもメディア受けしないものの、キラリと光るゲームがあるんです。
今回は、個人的に気になる、JAEPO2016のヒッソリタイトルをご紹介してみます。

ギョ～転！ガッポリすし（エンハート）

まずは、実は業界内では定評のあるエンハートさんの、「ギョ～転！ガッポリすし」です。

株式会社エンハート　製品情報　もっとみんなでダービー
ギョ～転！ガッポリすし …

ゲームとしては、なんの事はない、「ビンゴ」です。
番号ではなく、寿司ネタを当てるビンゴという事で、見てさわってすぐ理解できるゲーム性が特徴です。
ただ、寿司ネタという、なんとなーくフザケタ感じがしますが、しっかりした物理抽選を兼ね備えたビンゴゲームになっています。
特にポケットの数は多くないんですが、使用したポケットはボールで塞がってしまうので、意外と戦略的なゲームなんですよね・・・
フザケタユニークなタイトルの割に、子供も大人も楽しめるビンゴゲームです。
個人的には、予算が許せば買いたいゲーム機です。

ちびっこ消防隊（ニューバージョン）（ホープ）

こちらも、カタログをもらってくるのも忘れましたが、いわゆる「乗り物」です。
小さなお子さんが楽しむゲームですね。
公式ページがないんですが、古いバージョンはこちら。

HOPE -株式会社ホープ-　｜製品情報　ちびっこ路線バス

これは恐らく古いバージョンの紹介ですが、筐体自体は大きな変更はありません。
大きく変わったのは、

実際のモニターを水で打つゲームになった

事です。
いままでも、水を使用した小さなお子様向けのゲームというのは幾つか有ったんですが、モニター自体を水鉄砲でうって遊ぶというのは、新しいですね。
防水タッチパネルとかを採用しているんだろうか・・・

ジェミニマルチ（北日本通信工業）

最後はプライズゲームです。

製品 | 販売事業 | KNT 北日本通信工業株式会社

最近は、プライズゲームの中でもUFOキャッチャー系の2本ツメタイプよりも、こちらのような3本ツメタイプが人気があります。
ツメが2本よりも3本の方が、なんとなーく、ガッチリつかめるイメージがありますよね。
そんな3本ツメのプライズゲームを多く発売している、北日本さんから、なんと

2階建て

のプライズゲームが登場しました。
場所がなければ縦につんだらいいじゃない！と言わんばかりのフォルムですね。
ある意味、駅前や都心の店舗の場合、「坪効率」を考えたら、2階建てというのは実に理にかなった仕組みでもあります。
同じ面積で景品が4種類入れられるというのは、大きな強みですよね。
個人的には、もうちょっと全体のサイズが大きいとなお良いなぁと思いましたが、縦に伸ばすというアイデアが光るゲーム機だと思います。

というわけで、「最近のゲームはついていけない」という人向けのゲームを幾つか紹介してみました。
本当は、こういう幅広い世代に支持されるゲームがもっと注目を浴びて欲しいんですけどね・・・