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2015.07.22

続・天下一音ゲ祭にて相互移植曲が無い?今後の展開を勝手に考える

本日は、「機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー」の商談会ですね。

「機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー」公式サイト

私も参加しますが、実際のプレイをして、イロイロと書きたい気もするけど、ガンダムは版権が厳しいので、勝手にパンフレットとかネットに載せると怒られるらしいので、難しそうです。

全然、関係ない話ですが、前回コチラのエントリー

天下一音ゲ祭にて相互移植曲が無い?その批判に対して勝手に応えてみる

の続きになります。
メーカーのメリットの話から、再度始めます。

機種が変更及び、増加したことについて

Synchronica – シンクロニカ

今回の音ゲ祭では、jubeat→サウンドボルテックスへの変更と、シンクロニカの追加があり、最終的に5機種での開催となりました。
これについても、先ほどの「楽曲の権利の使用」という観点から考えると、

・jubeatからサウンドボルテックスに変更することで、前年の移植曲を追加できる
・シンクロニカという新規タイトルで、前年の移植曲を追加できる

というメーカーにとって直接的なメリットがあります。
つまり、新規の移植曲がないという話なんですが、逆の発想をすると、前回の移植曲については、依然として他社メーカーでも移植して使用できる状態にある、というのがミソになります。

前回の話でも出しましたが、「楽曲の権利」というのは、企業に取っては「知的財産」なので、契約や使用料等の細かい点をクリアせずに、容易に貸出をするものではないのが通常です。
それをポジティブに捉えると

「既存の移植曲については、そのまま移植を認める」

という状況になっているとも、考えられるわけです。
この辺りは、メーカーさんは上手に使用して、自社製品の楽曲の追加に上手いこと取り入れております。
特にバンダイナムコさんの機種の追加は、基本的にはメーカーとしての気合の表れなので、バンダイナムコさんの気合がうかがえます。

「これを機に機械をもっと販売したいって下心があるはず!」なんてオペレーターとしては全く思ってませんよ!

やる意味なんてない?

禁止

こうした、相互移植曲が今回なくなってしまったことで、「魅力が半減した」とか「がっかりした」などという意見は多く頂きます。
これに関しては、その通りですので、AOUとしては「申し訳ない」という事しかできません。
しかし、「開催する意味がない」という意見に関しては、こちらとしては「そんな事はありませんよ」と応えると思います。

確かにユーザーに対して、満足して参加できるイベントを提供できていないのは間違いないですし、極端にいえば、現場や開発などのこのイベントに前向きな人間は、「相互移植曲」の必要性を感じていますし、メーカーにとってもメリットのある話なのは間違いないわけです。
しかし、そういった判断をしない方も存在するのは、また事実なのは、前回述べたとおりです。
そうした、相互移植に消極的な判断をする方に対して、これだけの批判や意見を頂いたのは、事実として今後伝えていく事が重要だとも思うわけです。

仮に、第3回の開催をおこなうとして、第2回で相互移植曲がない事で、これだけの批判を頂きました、つきましては
第3回の開催にあたっては、相互移植曲は必ず必要な事項だと考えます、うんぬんかんぬん・・・
といった進め方が次回にはできると思います。
それを受けても、相互移植に消極的な判断をする人もいると思いますが、今は

「相互移植曲がない事で、これだけの批判をいただいた」

という事実が残った事が、意外と重要だったりします。
こうした、メーカー同士やメーカーとオペレーターというある意味利益が相反する大きな組織同士が、同じくイベントを盛り上げていくには、ユーザーにとっては、「スピードの無い話だなぁ」と思うかもしれませんが、完成された組織同士である程度居力してやりましょう!となると、遅々として進まない部分はでてくると思いますが、様々な部分で行ったり来たりしながらユーザーに満足してもらえるイベントに少しずつ変えて行くという形しかできないのかも?
なんて思っています。

個人的に勝手に考える次の展開

今回のユーザーから批判を頂いてい「相互移植曲なし」という部分に対して、「そんなイベント意味ない!」という貴重な意見は沢山いただきました。
では、次に考える事は、批判はそのままメーカーや各方面にぶつけるとして、具体的にどうなるんだ?という話を、個人的な解決方法をいくつか提示してみます。

基本的には、ユーザーが相互移植に前向きなのが最低条件なので、それをクリアしているとすれば、

第2回の課題曲を第3回の相互移植曲にする

という提案を早い段階でAOUから、各メーカーに持ちかけていくというのは、案としてアリだと考えています。
現段階で第3回の開催が決定しているわけでも何でもないので、確定的には言えませんが、イベントの継続が前提であれば、こうした早い段階でのメーカーへのアプローチはしてもいいんじゃないかな?

もう一つは、メーカーの持つ「楽曲の権利」=「知的財産」というのがネックになるので、これを解決するために、

AOU自身で、コンポーザーに依頼もしくは公募などで楽曲を保有し、それを相互移植していく

という方法も考えられます。
ただこの場合は、新規に作成した曲がユーザーの評価の高い曲だと確定しているわけではないので、得られる評価は微妙かもしれませんが、メーカーの「知財」に関する取り扱い規程に関してクリアできる可能性が高いです。
「あの曲が、このゲーム機で遊びたい!」という意見には全く響かないので、意味ないのかもしれませんがね・・・

などと、言い訳がましい事もイロイロと書いてみましたが、今後回数を重ねる事があれば、もうちょっとずつ改善していくので、生暖かい目で見てやってください!