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2015.06.26

ガンダムファンへ送る!ガンダムカードビルダーの新作発表!

先日ゲーセン界隈を賑わせたニュースといえば、こちらのニュース。

シリーズ最新作「機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー」のティザーサイトがオープン。6月29日にはティザームービーが公開予定

以前から噂にはなっていましたが、ついに正式に発表になりました。
噂になってから、正式にリリースされるまでのスピードは意外と早かったですね。

ガンダムカードビルダー(GCB)とは?

知らない方の為に念のためご紹介。
こちらのガンダムカードビルダーですが、ゲーセンでは前作が存在します。

以前の作品のサイトがなくなってるな・・・

GCB

こちらのゲームです。
ゲーセンにある、トレーディングカード排出タイプのゲームで、パイロット、モビルスーツ、武器等のカードを自由にカスタマイズして戦うゲームでした。
ガンダムというコンテンツの人気と、トレーディングカードの収集という2つの魅力を兼ね備えたゲームで、当時かなり流行しました。
発売したのは、もう10年も前になるんですね・・・

ki_0079_02

こんな筐体でした。

こちらのゲームですが、人気の高さとは裏腹に、2012年にはネットワークサービス含め完全に終息となりました。
2005年に稼働を開始して、2008年のバージョンアップを最後に内容の刷新が行われなければ、そりゃお客さんも愛想をつかすという話だとは思います。

Wikipediaのページを参照すると同様の記載がありますが、こちらのゲームは実は販売はバンプレスト、開発はセガという作品でした。
商談会や、カードの発注もセガ相手に行ったので、明確に覚えていますが、最終的に、版元・バンプレ・セガの間でなにか有ったのかどうか知りませんが、バージョンアップ情報や、今後の展開について、セガに確認しても、「グダグダ」な回答だった事を記憶しています。
そもそも2008年から3年近く放置してから、ネットワークの終了を発表するくらいなので、そのグダグダっぷりが伺えます。

バンダイナムコゲームス改めバンダイナムコエンタテイメントから再出発!

そんなグダグダな感じで、終息したゲームですが、バンプレが一体化された、BNG(バンダイナムコゲームス)改めBNE(バンダイナムコエンタテイメント)から再度仕切りなおして発売されることとなりました。
BNEが直接開発と販売に乗り出す事で、以前のグダグダは完全に解消されると思われますので、期待は高まります。
ただ、初代のGCBの発売当初とはかなりゲーセンを取り巻く環境が変化しているので、その辺りがどう変わるか考えてみます。

筐体のサイズ・ボリューム

初代のGCBは、上記の写真の通り、かなり巨大なゲーム機でした。
プロジェクター2台分のメインモニターと、8サテライトがセットで、1600万円という高額な筐体。
これを、BNEが当時と同じく発売するかどうか?がカギですが、当たり前に考えれば、それはないと思われます。
メインモニターと4サテライトくらいじゃないと、価格面とサイズ面の両方から導入しにくいので、以前よりもコンパクトにはなると思います。
問題は、LOVのようにサテライトのバラ売りがあるかどうか?ですね・・・
BNEの場合は、納期で差をつける場合が多いので、最速稼働は4サテライト以上で、しばらくたってからサテライトのバラ売りというケースが考えられるパターンとして、濃厚かな・・・

プレイ単価

お客さんも、気になるところのプレイ単価。
初代のGCBはデフォルト設定は、300円=1PLAY、500円=2PLAYの設定でした。
1600万円の筐体にふさわしい、プレイ単価設定でしたが、それでもお客さんはかなりプレイをしていたので、何十万も使用した方も多かったんじゃないでしょうか。
基本プレイ単価をいくらに設定するか?というのは、メーカーさん次第なので、なんとも言えませんが、ガンダムというコンテンツの人気を考えれば、前回と同じプレイ単価と言うのは十分に考えられると思います。


これは、前回のカード。
新作でも使える?わけ無いと思いますが。

ただ、BNEの場合、キッズカードゲームで採用している、「カード排出モード」を搭載する可能性もあります。

ガンダムトライエイジや、アイカツでも採用していますが、カードだけ購入したいユーザーにゲームをせずに、100円を投入してカードだけ販売するという方法を採用しています。
このカード購入モードというのは、カードをコレクションしたいユーザーに取っては大きなメリットです。
カード購入モードがあれば、ゲームプレイ + カード1枚排出 = 300円、カード1枚排出 = 100円という形で単価の切り分けが可能で、ユーザーも選択できるので、このあたりの実装があるかどうかが気になりますね。

店舗としても、カード購入モードがあると、カード購入による回転率の上昇が見込めるので、ありがたい反面、カードの価値が下がりやすいというデメリットもありますが、既にBNEの場合キッズカードでその辺りのノウハウを蓄積しているので、ある程度上手く展開するのではないか?と思います。

詳細は7月21日に判明!

そんな色々と気になる、ガンダムカードビルダーですが、7月21日22日に商談会が行われるようです。
私も商談会に、招いていただいたので、その時に色々と思うことがあれば、また報告致します!