ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2015.05.11

オジサンの為のプリクラ講座。プリクラについてオジサンが語る

私事で恐縮ですが、私は昭和生まれの30代で、一般的にはオジサンに足を踏み入れております。
しかし、このゲーセン業界というやつは、基本的には若者向けの商売だと思っています。

だから、こんなオジサンでも、流行り物だとか新しい物に対して抵抗なく受け入れる事が必要だなーと日々思って仕事をしています。
我々よりはるかに年上の創業者世代でも、iphoneをバリバリ使っていたり、流行に詳しかったりと、同年代よりも若くみられる人が多いです。
やはり、商売柄若者文化に接する機会が多いせいでしょうか・・・

ただ、私自身もそうですが、ハッキリいってどれだけ勉強してもチットモ理解が深まらない物があります。
それは、「プリクラ」の世界です・・・

プリクラってなんだっけ?

超個人的には、「プリクラなんて、スマホがあれば駆逐されるだろう」と思っていた人間なので、市場が現在でも残っている事がある意味不思議なのですが、今でもゲーセン内で、現役で活躍しているジャンルです。

昔はこんな感じでしたね・・・

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こちらのサイトに有ったお写真です。

この「プリント倶楽部」=プリクラですが、wikipediaにもあるように

現在、プリント倶楽部(第3367498号ほか)およびプリクラ(第4128271号ほか)はアトラスの親会社セガホールディングスの登録商標となっているため、「プリントシール機」「写真シール機」等の呼称が適切である。

だそうで、業界としてはプリクラと呼ばずに「シール機」と呼ぶことの方が多いです。

このプリクラですが、現在の状況について説明している記事を発見しました。

プロフ画像も命がけ!?最新プリクラはここがすごい

理解がチットモ深まらないと言いながらも、この機種はこんな感じ!ということくらいは仕事上捉えているので、自分の勉強用としても、もう少し詳しく掘り下げてみることにします。

大きく分けて2つの機種に分かれる

プリクラには大きく分けて、2つの機種があります。
それは、「全身機」と「アップ機」です。
「全身機」は、その名の通り、全身が映せるプリクラの事です。
代表的な機種は最近だと、フリューの「R」です。

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詳しい内容は、リンク先をみて頂ければわかると思いますが、斜め上から全身を撮影すると、魚眼レンズっぽく足が長く撮影が可能!みたいなウリが有った記憶にあります。

この「全身機」に対して、全身を撮影する機能を備えていないものを、「アップ機」と私は勝手に命名しています。
実際には、「全身機」と「そうでない機」みたいな捉え方が正しいのかも・・・
最新の機種は、フリューの「Sugar femme」が、代表っていえるのかな?

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ちょっと自信ないですが・・・
こちらのは基本的に全身を写すことはできませんので、足を長く見せるプリクラを撮りたいときは、「全身機」を選択することが大事です。

キレイに取るための技術は・・・日進月歩?

あとは、よく言われるのが、「盛り」といわれる許される範囲での、修正です。
この「許される範囲」というのが、我々昭和生まれのオジサンにとっての「ブラックボックス」なんですね・・・
ハッキリ言って、プリクラメーカーさんは我々よりも若い女性の事を、何百倍も研究しているし、培ってきた経験や技術がある。
そのメーカーさんをして、こんな風に言わせるわけです。

「前回の機種は、「盛り」が不自然だと言われたので、今回は少しナチュラルに盛れるようになっています」
「今度のウリは、ハッキリした盛りではなく、ふわっと盛れる感じになっています」

ハッキリ言っていいでしょうか?

そんな微妙な違い、言われなきゃわからない・・・

しかし、こうした微妙な違いが売上に大きく関連してくるので、この違いがわかった上でお客さんがどう判断するか?が結構重要だったりします。

ただ言えるのは、全体にぼんやりしたトレンドみたいなものはあるようです。
例えば、写りが、「ふわっとした感じ」が流行したと思えば、次に「くっきりした感じ」が流行したり、「ナチュラルな盛り」が流行ったかと思えば、「コテコテな盛り」が流行ったりするような気がします。
あくまでも、「気がする」レベルですけどね・・・

LINEのプロフィール写真もプリクラで

また、引用の記事から、

更に今のプリクラは、撮った写真を携帯に送れるサービスも備わっています。イマドキの10代は、こうして「盛った」写真を携帯に転送し、それをSNS等のプロフィール写真に設定しているのですね。

とありますが、これは現在各メーカーが、かなり力を入れている分野です。
以前はmixiと連動したプリクラも発売されていたので、最新でなくても、昔からSNS向けの写真をプリクラで撮影し、「許される範囲」での「盛り」はこうした事に活用されているわけです。
旧来のプリクラは印刷された、プリント紙の画質や品質にこだわりがありましたが、最近は「スマホに転送した時の画質」は、新機種の発売時に必ず力を入れて説明されます。

例えばこちらのメイクソフトの「USAGI」という機種ですが、こんなモードを備えています。

スクリーンショット 2015-05-11 11.49.31

こちらの「マルコース」ですが、ピンとくる方もいると思いますが、

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LINE公式サイトより。

当然、LINEのプロフィール写真に使用するためにスマホに転送し、設定するわけですね。
LINEは使っているけど、「プロフィール写真にいい写真がない・・・」とお悩みのオジサン達にもオススメです
あ、自分もLINEのプロフィール写真設定してなかった・・・