続・格ゲーとかシューティングってますます厳しくなるジャンルかも?
「草食系」って言葉ご存知でしょうか?
昨今、流行しているので知らない人はいないと思いますが・・・
森岡正博は「草食系男子」を、「新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系の男性のこと」と定義した[7]。牛窪恵の定義は深澤の『平成男子図鑑』の論旨とほぼ同様[8][9]。森岡は、その後、「草食系男子とは、心が優しく、男らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと」と再定義した
wikipediaより
恋愛面だけでもなく、色んな部分で草食系って使われているようです。
その原因は沢山あるらしいので、ここでは触れませんが、ググったらいろいろ出てくる出てくる・・・
個人的には、世代的に「自分も草食系かな〜?」と思うのですが、「お前はそもそも若者でなくオッサンだ!」と言われるのでやめます。
ゲームの流行について
草食系の話は、一旦置いておいて、世の中には爆発的に流行したゲームというのがいくつかあります。
例えば我々アーケードゲーム業界でいうと以下のように推移していると思います。
シューティングゲーム
代表的なのが、インベーダーやゼビウス、グラディウスなどのビデオゲームですが、こうしたタイトルに共通するのは、プログラム相手にして遊ぶという事です。
ハイスコアを狙う達人クラスになると、残機を1機たりとも無駄にせず、最終ステージで延々スコア稼ぎをするといったスコアアップを狙います。
中には、カンストを目指す猛者もいたりして、その道は奥深いと思ったことがあります。
結果プレイ時間が、2〜3時間になったりもするので、驚異的です。
そこまで極端ではなくても、基本的に1コインクリアを目指したりして、遊ぶのが基本になると思います。
この頃のゲームは、基本的にゲームに対して、自分の腕を上げる事がプレイ上達への道でした。
何度も何度も挑戦して、自分の腕をあげたら、次のステージに進める。
基本自分の腕だけが頼りで、自分の腕を上げることに皆夢中になって遊びました。
対戦格闘ゲーム
次は、スト2、バーチャファイター、鉄拳などの、対戦格闘ゲームが流行します。
こうした対戦格闘ゲームですが、従来のスコア稼ぎやワンコインクリア等の要素が当然有ったのですが、基本的には「同じプレイヤーに勝つ」事が目的となっていました。
お店によっては、プレイヤーのパワーバランスを保つ為に、「使用禁止技」や「使用禁止キャラ」といった制限をして営業したお店もありました。
基本的に、CPU相手に勝負して楽しむのではなく、対人戦で1vs1のガチンコ勝負をしにゲーセンに行くというのが、主な遊び方でした。
CPU相手に腕を上げて、対人戦でさらに上達するというのが、主な遊び方です。
カードゲーム
その後に流行したジャンルとしては、カードゲームがあります。
実際に払い出されたカードを使用して、カードを使用して遊ぶというゲーム。
代表的なのは、「三国志大戦」です。
現在でも、「戦国大戦」「Lord of Vermilion」といったタイトルにその系譜は受け継がれています。
当然、ゲームプレイの腕によっても勝敗は左右されますが、それと同じくらいに、カードをどれだけ保有しているか?がプレイヤーの優劣をつける要因にもなります。
カードを保有するほど、自由にデッキが組めるので、カード保有枚数がゲームを遊ぶ上で有利なのは間違いありません。
ネットワーク対戦ゲーム
現在進行形で、お客さんがよくプレイしているのが、複数プレイヤー同士のネットワーク対戦ゲームです。
代表としては、「ボーダーブレイク」や「Wonderland Wars」や、「ガンスリンガーストラトス」などがあります。
この冬の新作「DISSIDIA FINAL FANTASY」も3vs3のチーム対戦です。
基本的に、リアルな友人とチームを組んで遊ぶのが最も楽しいですが、それができない人も多いので、ネットワークを介して、マッチングして対戦ということも可能です。
ゲームの内容にも草食化の波がきてる
以前に、こちらの内容を書きましたが、
格ゲーとかシューティングってますます厳しくなるジャンルかも?って話
改めて、草食系というキーワードと、シューティングや格ゲーの相性について考えると、最初のシューティングゲームなどは、正に自分の腕だけが頼りで、スコアという点数を競いあうゲームです。
学生がテストの点数を競いあうのと同じ。
学校でも、テストの順位を張り出したりはしない時代なので、草食系の若者が、自身の腕だけでスコアを競い合うことなんて、そりゃしないよね。
次は格闘ゲームですが、これも草食系男子は、争うことは嫌がるし、格闘技の面白さがわからないらしい・・・
(こちらのサイトより)
そんな、若者がゲームで対戦格闘ゲームなんて、そりゃやらないよね・・・
それに対して、4vs4でも10vs10でも、3vs3でも、チームで頑張って勝利を目指すゲームはある程度の評価を受けている。
スマホの「モンスト」や、家庭用の「モンハン」も同じチームで闘うゲームです。
最近の流行では、皆で戦うという要素がほぼ組み込まれています。
こう考えると、ゲームの世界にも草食系の波が押し寄せていると思われますが、皆さんいかがでしょうか?