バンダイナムコのIP保有数が半端じゃない!ゲーセンのあれも強力IP?
先日のエイプリルフールの事でしたが、こんな事があったのをご存知でしょうか?
Google、地図でパックマンが遊べる PAC-Map 公開。Ingressもパックマン化
googleのこうした遊び心はスゴイですね・・・
確かに、google mapでパックマンを遊べたし、Ingressもパックマンが登場していました。
動画まで作るとは、気合が違う・・・
バンダイナムコグループの大転換
これだけなら、エイプリルフールのgoogleのお遊びということで終了なのですが、今年はチョット違いました。
その後、こんなニュースが飛び出てきました。
バンナム、IP開放で「パックマン」が超進化!?「ゼビウス」など17タイトルの知的財産を開放
いきなり、こんなニュースが流れてきて、かなりビックリしました。
このニュースは、バンダイナムコグループとしては、かなりの転換だと思います。
そもそも、バンダイナムコグループというのは、知財・玩具に強いバンダイとゲームに強いナムコの2社が合併してできたグループです。
バンダイ側の持つIPとしては、ガンダム、ウルトラマン、仮面ライダー、ドラゴンボールなどに加え、昨今ではアイカツなども含め、協力なIPをかなり抱えています。
その協力なIPを抱えている会社が、大胆にも17のIPを開放するとなれば、これは大ニュースだ!となるわけです。
正直、ガンダムのIPとしての扱いなんかは、ゲーセンにとっても群を抜いてキビしかったりします。
EXVSの作品のロゴを許可無いものは使用してはいけない(導入の告知でも)とか、普通に指摘されて取り下げる場合もありますし、LINEなんかでの導入告知を行った際も、LINE側から指摘を受けて告知が出来なかった事もあるくらいなので。
ユーザー生成コンテンツとして魅力的か?
引用記事から、開放される17タイトルはこちらです。
正直、私のような30代以降のファミコン世代には響くタイトルばかりですね。
どのゲームに関しても、「ファミコンでやったなぁ」という感想が出てきます。
もちろん、どのゲームも大元をたどれば、ゲーセンのゲームなんですけどね・・・
まずは、スマートフォンゲームアプリをはじめとするデジタルコンテンツを念頭に置いて、オープン化に踏み切る。「過去のナムコ時代のキャラクターを社内でうまく活用できていない」という反省がある中で、国内のクリエイターへ開放することで新たな可能性を探る。
会社側からはデータを提供せず、クリエイターに新たにキャラクターやゲームなどを描き起こしてもらう。あくまでも二次創作にこだわる方針だ。
ただ、この17タイトルに対して、二次創作の需要ってどのくらいあるんだろう?というのが正直な感想です。
我々のような30代のオッサンからは、「スカイキッドの二次創作をしよう!」などという意欲はでて来ないので、難しい気がするんですが・・・
Pixivのタグランキングで、「源平討魔伝」とか出てきたら、ある意味感動するな・・・
それにしても、バンダイナムコとしても思い切った事をしたなという思いと、こうした休眠IP(IPとしては微妙なものも含め)を活用する事例を作り出せば、他社も追随する可能性があるので、バンダイナムコの手腕に期待したいですね。
ゲーム由来の休眠IPって結構ある気がします、KONAMIの「がんばれゴエモン」とかセガの「ジェットセットラジオ」とか・・・
完全アーケード発!バンダイナムコの超強力IP!
そして、全く別の内容から、そういえば、これも協力なIPだなと発見した物があります。
こちらの記事をご覧ください。
懐かしいものばかり! 子どものころよく遊んでいたゲームセンターのゲーム「ワニワニパニック」「ダンレボ」
なにを思ってこのアンケートを取ったのか?という趣旨は定かではありませんが、社会人向けという事で、全体的にレトロ感が満載です。
晴れて1位となったのは、「ワニワニパニック」です。
これって、ある意味スゴイ強力なIPだと思います。
なぜなら、ゲームとしては「もぐらたたき」として分類されても良いゲームですが、こうしたアンケートに、シッカリと「ワニワニパニック」という名前が出てくるのですから、それだけ一般に認知されているIPという事になります。
ただ、今後「ワニワニパニック」のIPを開放したとしても、所詮ワニだから二次創作も難しいか・・・