アルカディアが不定期刊行に・・・ゲーセン業界の専門誌も厳しい・・・
最近は、書店や書籍はゲーセンと同じように厳しい業界といわれています。
【小悪魔ageha】2014年に休刊・廃刊した有名雑誌【プレイコミック】
上記リンク先にもあるように、「活字離れ」というよりは、活字を読む主体が、紙→モニタになっただけで、活字を読まなくなったとも言い切れないのは、ご承知のとおり。
スマホやタブレットの存在によって、ある意味ゲーセンよりもはるかに甚大に被害を受けている業態といっても過言ではないでしょう。
週刊少年ジャンプやマガジンなどの、モンスター級の雑誌でも、電子化したりしているので、紙→モニター化はどんどん進んで行くのだと思います。
そんな中、本日はこちらのツイートを発見しました。
アーケードゲーム専門誌のアルカディア,次号の2月刊行分以降は不定期刊行になってしまうのね 隔月刊になった時から何となくこうなりそうな気はしてたけど… pic.twitter.com/XauDoqip2S
— がりそー (@garisaw) 2014, 12月 29
アーケードゲーム専門攻略雑誌である、アルカディアが不定期刊行になるということで、ゲーマーの間で話題になっています。
ポート24でもお店によっては、お客さんが閲覧できるようにしてあったりするんですが、新製品の発売がない時期とかは大変だな−と思って眺めていました。
新製品の発売がないと、記事もかけないですからね・・・
アルカディアってなに?
知らない人の為に、アルカディアと言うのは、アーケードゲーム専門攻略雑誌です。
wikipediaのページも参考にしてください。
元々は「ゲーメスト」という雑誌だったのが、一部引き継がれて、創刊された唯一のアミューズメントゲーム専門誌でした。
「ゲーメスト」の頃は、シューティングゲームが流行したので、店舗や個人の自慢のハイスコアや攻略を載せて、その後格闘ゲームが流行するにつれ、格ゲー攻略雑誌として更に部数を伸ばしていった印象があります。
ただ、その後攻略雑誌が流行するほどのブームをゲーセンが生んでいないこともあり、今回不定期刊行となったようです。
こういった雑誌も役割を終えてしまったということでしょうか・・・
確かに攻略情報を仕入れるのに、格ゲーwikiのようなページを参考にすることの方が多いもんな・・・
一般の方が知らないアミューズメント専門雑誌があります
実は、一般のお客さんが手に取ることはまず無いと思いますが、ゲーセン向けの専門誌が実は2種類程存在します。
ご存知でしたか?
それを紹介します。
アミューズメント・ジャーナル
一つ目は、アミューズメント・ジャーナルです。
こちらは、ゲーセン運営者(オペレーターと言います)専門の雑誌です。
メーカーの機械の紹介や、お店の運営に関する情報などなど。
ゲーセンを運営している人や店員として働いていた人なら、一度は目にしたことがあるんじゃないかな?
店舗の運営を行っている人専門の雑誌なので、当然一般の書店には置いておらず、定期購読する事になります。
ただ、こちらもゲーセン自体が減っている事を考えると、部数は減少しているんじゃないか?と思うのですが・・・
月刊アミューズメント産業
もう一つは、「月刊アミューズメント産業」です。
こちらも、オペレーター向けの雑誌ですが、ゲーセンと言うよりは、遊園地などの一般的なアミューズメントに重点を置いて作成されています。
ゲームやその運営についての詳細と言うよりは、大まかにゲームも含めたアミューズメント産業一般に関する雑誌というイメージなので、一般のゲーセンというよりも、ショッピングセンター内のゲームセンター向けの雑誌というイメージです。
こちらも同じく、一般の書店では手に入れられないので、定期購読を申し込むカタチになります。
こちらも、ゲーセンが減っているので部数は・・・どうなんでしょう・・・
ゲーセンの情報元もwebへシフト
最初に書いた紙→モニタの流れですが、ゲーセンも同じように、情報を仕入れるのに、実際には雑誌からwebへシフトしています。
やはり、スピードや写真や動画などの利点で、webの方優っている部分があるので、雑誌ではどうしても追い切れないです。
それに、製品が発表されてからの注文の〆が早いので、雑誌が刊行される頃には製品の注文が締め切られているというのは多いので、情報源としてはweb優先になってしまう・・・
ちなみにゲーセンが情報を仕入れるサイトで最も有名なのが「am-net」です。
かなりの情報量と即時更新が魅力です。
稼動日情報や、新製品情報、新店・閉店情報までひと通りの情報が手に入るので、ゲーセン業界でも情報源にしている人は多いでしょう。
一般の方向けにも、当然公開されていますので、稼動日などが知りたければこちらのサイトで調べて見るのも良いかもしれません。
アルカディアさんも、今後はweb化していくのがベターだと思いますが、公式サイトを見ると・・・