ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2015.02.09

ゲームがコミュニケーションを促進する!実例を2つ

こんにちは。

最近ですが、こんなニュースが流れていました。

ゲーム課金の生活苦を理由に極悪非道な殺人が行われた事件の報道状況について

筆者のおっしゃるとおり、これをして「携帯ゲームが悪い!」という暴論を振りかざしそうなもんですが、そうならないので不思議ですね。
これ、ゲーセンでゲームして生活苦で殺人!とかになったら、めちゃくちゃゲーセン叩かれると思いますけどね。
風営の検査とかも一気に厳しくなる気がする・・・
ゲーム脳が〜とか、リセットできるゲームが〜、とか言い出す人がいそうな気がするんだけど、現れないんですね・・・

逆にゲームの良い面の話もしたいので、今回は2つの実例をあげてみます。

ニコニコ闘会議についての記事

私も、遊びにいったニコニコ闘会議ですが、日経新聞の記事にこうありました。

角川ドワンゴ、イベント「闘会議」に見るゲームの本質

あらためて、わかっていた事を再認識しました。
それは、ゲームはコミュニケーションを促進するツールである、という面。
記事の中では、花札や麻雀などは、昔は対面で座って遊ぶもので、当然コミュニケーションが生まれるという話で、昔は接待麻雀とかあって、「課長 島耕作」とか読むと、皆タバコ吸いながら麻雀したりしてるもんな・・・

「新入社員も役員も同じルールを知っていて、対等な立場で遊べる物があると、コミュニケーションがしやすいだろ?」
と言われて、社会人にとって必須のスキルだ!みたいに言われていたんですよね。
流石に、麻雀は少なくなりましたが、ゴルフとかも同じ役目を果たしています。
ゴルフはスポーツですが、若者も老人も女性も、ほぼ対等な条件で一緒に楽しめるツールとしての側面が大きい。
そう考えると、ゲームも同じように、年齢も性別も分け隔てなく楽しめるツールとして、将来社会人として必須のスキルだ!ってなったり、まぁしないと思うけど。
そこまでいかなくても、同じゲームを好き同士でネット上でのコミュニケーションもいいけど、年に1回くらいは直接会ってはなそうか?位のノリで利用できる場があるのは良いですね。

デーサービスセンターにゲーム機を設置したその後

もう一つ、同じようにゲームがコミュニケーションを生んだんだ、と再認識した話です。
以前、デイサービスセンターにゲーム機を設置した話を書きました。

デイサービスセンターにゲーム機を設置してみた結果

実際にパチンコを2台並べて設置して、その後の様子を伺いにお邪魔した際に聞いた話です。

「利用者さん全員ではないけど、喜んでるよ。隣同士座って話しながら楽しめるのがいいみたいだね。2台にして正解だったね。」

とお話をいただきました。
最初は、なんとなくお年寄りがパチンコばっかりやるのもイメージ良くないよなぁ・・・と考え、ひっそりと始めて見ましたが、1台だと生まれなかったコミュニケーションが、2台並べた事で生まれて、「〇〇さんが来る◯曜日は、一緒にパチンコするんだ」と言って来所される方もいるそうで、この事例は、ゲーム機を扱う人間としては、久々に役に立ったんだと実感できるお話を頂き、ありがたかったです。

まさに老若男女楽しめるのがゲーム

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元来ゲームの持っていた機能の1つが、コミュニケーションを促進する事であれば、生放送や実況も他者とコミュニケーションをとる事なので当然流行るし、スターも生まれます。
そうした、ネットワークを介さない世界で、花札とか麻雀のように対面で座ってプレイするゲームも当然コミュニケーションをしながら遊ぶし、福祉施設で並んでゲームすることでも同じようにコミュニケーションが生まれる。

ニコニコ闘会議とデイサービスセンターと全く方向性が異なって、利用する方の年齢も志向も全く別の「場所」ですが、同じようにゲームがコミュニケーションを生んだ事例として、印象に残りました。
ゲームも、世の中に浸透しているようですが、まだまだ活躍する方法がありますね。
もっと場所と、ケースを考えたら今回のデイサービスセンターの様に、今まで生まれてなかったコミュニケーションを生む可能性があるかもしれません。