ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2014.12.25

ゲームの事をあまり知らない人が、ゲーセンについて語るとこうなる

本日は12月25日で、クリスマスですね。
クリスマスの日はゲーセンは、矛盾の地です。
世の中の正反対の人間が集まる地といえます。

プリクラを取りに来るリア充 と いつもと変わらず1人でゲームと向き合う孤高の戦士

が同じ場所に集うという、この世の矛盾を全て内包したカオスの地となります。

リア充イベントを行う店舗もあれば、

孤高の戦士向けのイベントを行う店舗もあります。

ポート24は、孤高の戦士にやさしいのです!

今回は、こちらの記事から。

高齢者の“ゲーセン通い”は是か? 非か?

何度も読み返しましたが、この方は何を仰りたいのかよくわかりませんでした・・・
私の、読解力が足りないのでしょうか?

どんな業種でもお客さんを招き入れる業種なら同じ

どんなサービス業も、ニーズがあるから存在するのであって、そのニーズに合わないお客様はそもそも来店されませんし、ニーズが無いのに無理やり連れてくることもできません。
従って、来店されている時点で(例え、親類・知人に無理やり連れて来られたとしても)、こちらから来店を否定する事はできないです。

確かに、ゲームセンターやパチンコ屋といった業種は、風営法上で青少年の立入りや営業の内容が規制されています。
その目的は、公序良俗と青少年の健全育成であり、ルールを守って営業すれば何も問題は無いはずです。
規制されているのは、年少者の立入りであり、高齢者の立ち入りに関しては規制されていません。
この法律の観点から考えても、来店に対しては何も問題は無いと思います。

そして、この方の記事では、高齢者のゲーセン通いについて書かれています。
ゲーセンが、訳も分からないのに難しいゲームを高齢者にプレイさせているとか、UFOキャッチャーで取れないのに、言葉巧みにとれると謳って営業しているとかいうのであれば、「難しいゲームを楽しむ高齢者だっているハズ!」とか「UFOキャッチャーはゲームだから必ず取れるとは限らない!取る過程を楽しむものだ!」とかいう事で議論になるかもしれません。
こうした問題が存在するから、来店にたいして「是か非か?」というのであれば、まだなんとなく理解できますが・・・

ほどほどを楽しめば、なんだっていい

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“ほどほど”を楽しめば、高齢者にとって、素晴らしいレジャーになるだろう。

“ほどほど”を楽しむのは、なんだって同じではないでしょうか?
居酒屋だって、タバコ屋だって、パチンコだって、マッサージ店だって、温浴施設だって、スポーツだって“ほどほど”で楽しまなければ、害があるのは当然だと思います。

そのお客さんの楽しみ方次第です。
確かに、

ただ、時々見かけるのが、異常なまでにのめり込んでいる人である。賞品を取ることに執着し過ぎて、次から次へと100円玉を投入している。鬼のような形相で、まったく楽しそうではない。

そうかもしれません。
ただ、それはお客さんの楽しみ方は人それぞれであって、そうやって苦労して景品を取るのが楽しいのだ!という方も実際にいらっしゃいます。
そういう方は、割合「景品はなんでもいい」という場合もあります。
風営法では、その“ほどほど”をコントロールするために、青少年の規制があったり、営業方法の規制があるわけです。

まぁ、そもそも鬼のような形相で100円玉を次から次へとつぎ込んでる高齢者なんて、ほとんど見ないですけどね・・・
COJのターミナルに、色違いのコスチュームに悪態をつきながら、次から次へと100円玉をつぎ込んでいる若者ならみたことありますけど。

結論:この方はゲームもしないし、ゲーセンにも来ない

そんなことから、違和感のある記事なわけですけど、恐らくこの方はゲームも普段しないし、ゲーセンにもそんなに来ないのだろうと思われます。

ゲーセンに行かなくとも、テレビゲームをすれば、「ボケ防止」になるのではないかとは思う。

「ボケ防止」になるから、ゲームをやる?
というお客さんを、少なくとも私は見たことはありません。
基本的に「ゲームが面白いから」ゲームをするんです。
だから、テレビゲームでも、ゲーセンのゲームでもあまり変わらないでしょう。
この方にとっては、「ゲーセンのゲーム」<<<「テレビゲーム」という位置づけでしょう。

この方にとっては、ゲームは良くない遊びで、ゲームセンターは昔のイメージのままで止まっているんだろうな。