レンタルビジネスが伸びているということで、家庭用ゲームソフトのレンタルはどうなの?
こんにちは。
最近は若者の草食化が進み、ものに対する所有欲もなくなってきているというお話がアチコチでされます。
そのために、時代は所有からレンタルに移ってきているとも。
その辺りはこちらのエントリーが詳しいです。
そこで、「ゲームソフトとハードをセットでレンタルしたらいいんじゃないの?」
と昔考えた事がありました。
家庭用ゲームソフトのレンタルの原状
現在、家庭用ゲームソフトのレンタルは、ホテルでちょこっと遊べたり、ごく一部の漫画喫茶でごく一部のタイトルがプレイできたりするのが原状です。
ソフト、ハードを含めて殆ど「やりたいゲームがない」状態だと行っても過言ではないのではないでしょうか?
過去の経緯はwikipediaに掲載がありました。
日本では1984年の著作権法改正以降は事実上禁止されており、一部メーカーが試験的に導入するものの定着しない状態が続いている。
だそうで、各メーカーさんが個別にチョロっとやっては撤退という繰り返しのようです。
法律上の観点から
法律上の観点からは、まずゲームソフトには著作権があり、商用利用する場合には、メーカーに許諾を取り、使用料を払う必要があるというのが大前提です。
有料の場合は、明確な著作権侵害だと、判断されており、この時点で「ゲームソフト」のレンタル事業を行うならば、メーカーに許諾をとり、使用料を払う必要がある、ということになります。
ですので、漫画喫茶でゲームソフトのレンタルを行っている場合は、許諾を取って使用料を払っているんですね。
こちらより、一部抜粋してみました。
まぁ、「やりたいゲームがない」状態ですね。
しかも、PS2って・・・PS4の時代に・・・更新されてないだけなのかな?更新されててこれはヤバイ・・・
ただ、原状無料での利用の場合は、黙認されているもしくはグレーな部分ということで曖昧な解釈で進んでいるというのが原状です。
まぁ、ホテルでサービスの一環として行っているとか、ゲームバーでゲームは「おまけ」なイメージで遊べるなどなどが一般的です。
とはいえ、こんな事件もありましたから、違法は違法なんですね。
神戸新聞|事件・事故|ホテル役員を逮捕へ ゲーム機無断貸し出し容疑
では、wikipedeiaにあった「モグリ」の方法はどうなんだ?と思い調べてみました。
誰でも考えるのが、「一度お客さんに売ったことにして、使った日数を割り引いた金額を返却すればいいんじゃないの?」という方法。
これで、「オレ天才!」って思うと下記のようになります。
やはりダメなんですね。
儲からないから誰もやってない
というのが、家庭用ゲームレンタルの原状でしょう。
こんな原状で、なにかゲームが盛り上がる方法はないか?と思い調べてみましたが、難しいですね・・・
個人的には、DMMなんかのネットレンタル事業が成り立つのであれば、家庭用ゲームハードは実際のレンタルで、ソフトはダウンロードして日数レンタル。
という形で、ビジネスとして成り立たないかな?と思うんですが・・・
パッケージ販売から体験型へ
ただ、今回コチラのエントリーを書くキッカケになったのは、こちらを読んだからなんですね。
音楽よりもゲームははるかに歴史が浅いので、同じ道をたどっていくんじゃないかと・・・
上記の記事でも、キーとなるのは、体験型やライブだということで第一線のアーティストが危機感を持っているわけで。
現在ゲームビジネスは、スマホという名の「超コンパクトPC」とインターネット環境の整備で、スマホゲームが台頭中ですが、エンタテイメントとしては音楽とあまり変わらないビジネス構造だと思います。
だとすれば、同じ道をたどる日も来そうだなぁと、ぼんやり考えております。
逆にゲーム体験ということでは、「ゲーセンは有利なんじゃ?」と思ったりもしましたが、じゃぁ何するの?ってアイデアはまだないので、これから考えます・・・
あ、とりあえずメーカーさんへ。
っていう状況の中で
日本で音楽活動中のとあるアメリカ人の主張がなかなか興味深い/
FBから転送「法律で違法ダウンロード規制したらCDやDVDが売れるって考え方はイケメンを絶滅させれば自分がモテるって考えと同じだ。」
by nothing ever lasts
— 松潤こと通称ドラキュリアン (@521Genten) 2014, 11月 9
って考えやめません?(笑)