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2014.10.20

ゲーセンにおけるクソゲー?発売中止タイトルを3つ紹介

こんにちは。

先日、電子ブックのランキングでランクインしていたので、こちらの本を読みました。

超クソゲー1+2

皆さんクソゲーって割りと好きですよね。
駄目なゲームだとわかっていながら、そのダメさを楽しむという、新たな楽しみをお客さんに提供するという違った役割があります。
こちらの本にも出ていたんですが、昔の家庭用ゲーム機で発売されたゲームは、ほとんどがアーケードゲームの移植です。
「いっき」にしても、「マイケルジャクソン・ムーンウォーカー」にしても、元はゲーセンのゲームです。
だから、本当はアーケードゲームこそがクソゲーの宝庫なんですが、残念ながら、運営上、クソゲーはお金が入りにくいので、どうしても稼働の優先度が低くなってしまい、外される運命にあります。

もっと悲惨な場合

家庭用ゲームソフトは、ある意味出たとこ勝負ですので、超クソゲーでも「燃えろ!プロ野球」の開発の方がおっしゃってましたが、バグのやバランス調整など、シッカリ行ったつもりでも、どうしてもやりきれない部分がある。
そういう事情から、伝説の「バントホームラン」が生まれるわけですが、そのあたりのくだりは、本を読んでみてください。

ただし、アーケードゲームの場合は少し事情が異なります。
まず、開発が完了した時点で、ロケテスト若しくは、商談会を行います。
その結果を受けて、製品の受注を行い、生産、店舗へ設置して、始めて一般のお客さんがプレイすることが可能になります。
ですので、クソゲーというものが生まれにくい土壌があります。
要は、クソゲーは、ゲーセンが購入しないということですね。

そんなわけで、今回は割と最近、開発はされたが発売にこぎつけ無かった、残念な発売中止タイトルを幾つか紹介します。
ある意味、ゲーセンにおけるクソゲーの紹介です。
メーカーにとっては黒歴史かな?
ただ、ある意味時代を先取りし過ぎてる感もあるので、一概にはダメとも言えないんですが・・・

セガ「タッチストライカー」

まずは、結構な力を入れていたのに、発売されなかった残念タイトル。
セガの「タッチストライカー」です。
以下の紹介ページがよく出来ているので、ご紹介。

サッカーの戦略・戦術がRTS風に楽しめる超注目作 「タッチストライカー」

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画像はリンク先からお借りしました。

プレイした感覚としては、現代のスマホゲームに通じるものがある・・・というかそのままスマホでゲームになりそうなタイトルです。
iphoneが発売になった2007年の翌年に、これほどスマホに適したソフトを完成させていたセガの先見性に驚きを隠せません・・・
ただ、それ以前にもセガはレバーやボタンを全て無くし、タッチパネルモニターのみによるゲーム「サイファイ」を開発しているので、その先見の明は素晴らしいですね。

PSY-PHI – ギリシア文字で「ΨΦ」と書いて読みは「サイファイ」。タッチパネルのみで操作する対戦格闘ゲーム。鈴木裕監修。2006年春稼働予定とされていたが、ロケーションテスト時にタッチパネル上で頻繁に高速で指をなぞり続けることで火傷による指の怪我が多発。PL法に抵触することが発覚し、発売中止が発表される(2006年3月下旬)

wikipediaより

だけど、育てるチームがこれじゃぁね・・・

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頑張って強くしようとか思わないよな・・・

コナミ「ゴッドストーン」

こちらは、コナミの「ゴッドストーン」です。
ロケテストまで行いましたが、発売するのかしないのかよくわからないまま、宙ぶらりんとなっております。
公式ページが残っているので、もしかしたら発売するかも?

ゴッドストーン公式ページ

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要は、デジタルおはじきです。
自分のおはじきを相手にぶつけて、敵を倒すという単純明快な遊び方。
そのおはじきに、有名な偉人やキャラクタのデザインを採用して、コレクション性を高めるということにも挑戦しています。
ただ、デジタルおはじきなんて誰がやるか!というイメージで、多くのゲーセンが捉えていたような気がします。

そういえば、最近のゲームで、おはじきではないけど、自分のコマを引っ張って離してぶつけるという遊び方の大ヒットゲームがありますね・・・
ご存知、モンスト(モンスターストライク)

コナミさんも、モンストと同じ遊び方のゲームを開発していたんですね・・・
やっぱり、目の付け所は良いんですよね・・・

タイトー「ザ テーブルクロスアワー」

最後はタイトーより、「No考」シリーズです。
ちなみに「No考」とは、考えなくても遊べる、見ればわかる!というゲーム性の物を「No考」シリーズとして一時タイトーさんは、新製品を発表していました。

超・ちゃぶ台返し! 巨人の星 ド根性編

ソニック ブラスト ヒーローズ ダッシュ

など、見るからに誰でも簡単にできそうなゲームです。
その中で、発売されなかった逸品がこちら。

マチャアキ無双! テーブルクロス引きゲーム「ザ テーブルクロスアワー」

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こちらも、公式ページは既に存在しないので、無かった事になっているようです。

だれでも、まさにマチャアキになれるという遊び。
まぁ、こういうのはぶっちゃけ引っ張るだけですけど。
なぜ発売中止になったのかは、理由を聞いてませんので、なんとも言えませんが、比較的楽しいゲームだとは思いますが。

以上、比較的最近の発売中止タイトル3つご紹介しました。
ロケテストでプレイした事がある!という方はスゴくレアな体験ですので、自慢できるかも?