ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

Blog
2017.08.09

ロケテストもできない世の中になったら困るよね

すっかり夏になりました。
毎日暑さと、電気代と戦う日々を過ごしているゲーセン経営者です。
夏休みってのは、お客さんが増える可能性もあるんですけど、エアコンの稼働によって電気代が跳ね上がるシーズンでもあります。
ゲーセンは冬はゲーム機の熱があるので、案外エアコンが無くても快適に過ごせるんですけど、夏は外気+ゲーム機の熱で2重に冷やさないといけないのが・・・

人気タイトルのロケテスト中止事件

先日のことですが、ゲームセンターで歴史もあって人気もある現役稼働タイトルの「beatmaniaⅡ DX(通称:弐寺)」の新バージョンのロケテストが開催されました。

無事に開催されて、人気も上々で、あとは秋頃の本格稼働を待つばかり・・・と言いたいところですが、残念ながら、とっても残念な理由で

ロケテストが中止

となる事態になってしまいました。
公式サイトに、この様に告知されております。

来場者の安全を確保できない、との内容ですが、詳しく知りたい方は、「弐寺 ロケテ 中止」とかでググってください。

メーカー及びゲーセンの2つの主体

ゲーム 叩く 筐体

特にコナミの製品について言えることですが、アーケードゲームのロケテストと言うのは、

主体 メーカー
開催場所 ゲーセン

であるのがほとんどです。
メーカーは当然のことですが、

集客の高いゲーセンでのロケテストを希望するので、秋葉原の某店とか、愛知だと栄の某店とか名駅の某店とか、大阪だと梅田や千日前の某店が選ばれたりします。
こうした「ロケテスト常連店舗」というのは、集客に定評があるため、その店舗と交渉して、ロケテストを行います。
ロケテストに対する、店舗の対応と言うのは、それぞれで、「是非ウチでお願いします」という店舗もあれば、「やるなら勝手にやれば?」という店舗もあったり実に様々です(笑)
当然ですが、前者の店舗であれば、非常に協力的ですが、後者の場合は、あまり協力的でなかったりします。

いずれにせよ、メーカーの意思だけでロケテストができるものではなく、メーカーとゲーセンが合意して初めてロケテストは開催することができます。
そうした中で、今回のような「来訪者の安全を害する可能性」があると、

メーカーとしては、「顧客であるゲーセンに迷惑を掛ける可能性がある」

という点で、ロケテストを中止にするのは当然でしょう。
逆に

ゲーセンとしては、「メーカーのロケテストにより自店舗で事件が発生する可能性がある」

となれば、当然ロケテストの中止を申し入れると思われます。
まさか、ロケテストのために、スタッフを増員して、警備員もつけるということをゲーセン負担で行う事は、考えにくいですね。

その為、今回のような事象を受けて、ロケテスト中止ってのは、妥当な判断だと思います。

その他のロケテストができないのも困る

困る

今回は、「未然にトラブルを防止する」という形でロケテストが中止になりました。
しかし、今後同様のケースで、ロケテストが中止になるのは、業界としては非常に困ります。

例えば、

このように、現段階で、非常に大きな反響があるタイトルの場合、ロケテストでもかなりのお客さんが来店する事が予想されます。
こうしたタイトルでのロケテストが、仮にですが、同様に「来訪者の安全を害する可能性」により中止及び中断される事になると、ユーザーもガッカリさせ、メーカーも新作の反応を見ることもできず、ゲーセンもゲーム機の生の評価を聞くことができません。
タイトルにも書きましたが、そんな

ロケテストもできない世の中

にならないことを祈るばかりです。
便利な半面、非常に不自由な時代になりましたね・・・