ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2016.12.27

音ゲーが北米で拡大中?クールジャパンでお金だしてくれないかな・・・

クールジャパンという言葉が少し前に流行りました。

クールジャパン/クリエイティブ産業(METI/経済産業省)

いまでも、注力しているのかなー?なんて思っていたら、こんな記事がありました。

「クールジャパン」×「地方創生」の驚くべき〝惨状〟 無線LANにTPP対策まで、地方で広がる「何でもあり」 WEDGE Infinity(ウェッジ)

地方でクールジャパンを標榜すればいいんでったら、岡山のファンタジスタさんとか、世界に向けて発信すれば、補助金出るんじゃねーの?と思ってしまうんですけどね・・・
ゲームの大会を企画して、宿泊と交通まで全てワンパッケージにして売り出せば、「地方創生」×「クールジャパン」にもってこい!

ゲーセン業界全体として振り返る

格ゲー

 こうした、「海外へのアピール」という事に関していえば、「日本といえばゲーム」という時代は、とっくに過ぎ去ってしまいました。
例えば、ゲーセン業界でいえば、元々

格闘ゲームはアーケードから発生した

にも関わらず、格ゲーで世界最大規模の大会「EVO」は、北米から日本に逆輸入されるという、なんとも残念なお話。
(もちろん、風営法によって高額の賞金が提供できないとかの法規制の影響も大きいですが・・・)

国民性とかそんな違いもあると思いますが、大規模な格闘ゲーム大会が国内では終焉を迎え、海外で興隆しているのをみると、「業界としてもうちょっとなんかできた可能性もあったのかな?」と振り返ってしまいます。
自分が入社した頃は、格ゲーブームは去っていましたけどね・・・

日本で格ゲーブームの時代に、「これからは海外でも大会を行う時代が来る!」とか言ってたら、「コイツは頭おかしい」と言われただろうなーと思いますし、「そんな面倒な事しなくても儲かってるんだからいいじゃん!」で終了でしょうね・・・
過去を悔いても仕方ないですが、現代の業界人としては、「もったいない気がする」んですよね。

海外で次は音ゲーがくる?

そんな中、こんな記事を発見。

海外のアーケード文化とは!? アメリカで行われた日本のアーケードゲームのイベントに密着!! – 電撃アーケードWeb

記事の中心は、ガンストのイベントが開催されたとの話ですが、確かに、ガンストのガンコンは海外の方から見ると独自性もあるし、コスプレも魅力だから人気あるのかなー?
北米で新店をオープンしまくっているのも、わかる気がします。
記事の中に、気になる記述として、

 プレイヤー層は音ゲーコーナーに集中しており、『GROOVE COASTER』や『MUSECA』は人気でつねに満席になっているほど。種類も豊富で、とても充実していました。

これを見て、「日本の音ゲーは人気あるんだなー」と思った方!
あなたは、すごく良い人で正直で素晴らしい人です。
そのまま、素直な気持ちで生きていってください。

私のようなヒネクレ者は、「アメリカと日本だとユーザーの嗜好がかなり違うのかなー。グルコスとMUSECAって、日本で中古買えば(以下略」と思いました。
上記の2タイトル以外の音ゲーもある程度稼働しているとは聞きますが、maimaiやCHUNITHMなどの、セガ系は無いのか・・・と思っていたら、こんなサイトを紹介いただきました。

maimai Pink Plus North American Location Test Update and Possible Chunithm Test Coming Next Year! | bemanistyle ♪

来年には、CHUNITHMも北米で稼働するらしい、という話ですが、稼働する機種が増えて行くということは、「そこに新たなユーザーがいて採算が取れる」とメーカーが判断している事にもなります。
こうした、音ゲーの北米での広がりが本物だったら、アーケードの音ゲーも「クールジャパン」と言ってもいいんじゃないでしょうか?
国から予算くれないかな・・・

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それにしても

反対に意外だったのが、誰も忍者と侍モチーフのキャラを選んでいなかったこと……。ゲームにおけるニンジャ、サムライはポピュラーになりすぎたのかもしれないですね。

最初の方に引用した記事で、「忍者でクールジャパン」とか書いてあった気がするけど、無理筋だというのがよくわかりました(笑)