ポート24 [PORT24] 愛知県のゲームセンター

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2015.10.12

プライズ機は大まかに2種類ある!知っておくと攻略できるかも?

ゲーセンの経営者が好き勝手に書く!をテーマにブログをチョイチョイ書き続けていますが、好き勝手に書くだけでは、一般のユーザーさんに面白い話にもならないんですが、最近は「書きたいことを書く」が多いので、役立つ内容を書こうと思います。
どんな話が一般のお客さんに役立つか?というのは、非常に難しいですね。
ゲーマーならある程度わかる話でも、一般のお客さんだとそうではないので・・・

ゲーマーでないお客さんに最も人気なのは?

普段ゲーセンでゲームをしないお客さんに最も親しみ安いのが、「UFOキャッチャー」などの「プライズゲーム」です。

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簡単に誰でも楽しめるという事で、ある意味ゲーセンの定番ですが、この大きく言ってこのプライズゲームというのには、2種類あると言うことをご存知でしょうか?

それは「確率機」と「確率機でない機械」の2種類です。

確率機とは

プライズゲームで確率機というのは、ウィキペディアを参考にすると、

ルーレットなどの目押し型・点数加算型 – ルーレットの点数が一定点数以上になると、景品が載せられたトレイがら景品がダクトに落とされるもの

というタイプのゲーム機に分類されます。
有名なのは、「ファンシーリフター」や「ブブトンアタック」ですね。

ファンシーリフター

ファンシーリフター

ブブトンアタック

ブブトンアタック

他にも沢山ありますが、ルーレットや点数加算型となると有名なのはこの2つのゲーム機です。
「物理的に直接景品を狙わずに獲得するタイプのプライズゲーム」といった方がわかりやすいのかな?
UFOキャッチャーなんかは、直接景品を掴んだり、押しこんだり、引っ張ったりして獲得することを狙いますので、確率機には当たらないことになります。

攻略法ってあるの?

通常のUFOキャッチャーなどの「確率機でない機械」の攻略法は手前味噌ですが、コチラをご覧ください。

UFOキャッチャー – Port24

では、逆に「確率機」に攻略法はあるのか?というと、ないとはいえないかなー。
基本的には「運」次第でしょうね。

ラッキー

運がよければ100円で景品をゲットできるでしょうし、悪ければその逆ですね・・・
ただ、確率機の仕組みから考えてチョットしたコツがあります。
再度Wikipediaより

物理的に直接景品を狙わない「目押し型・点数加算型」では、ルーレットの回転などがあたかもプレイヤーがストップボタンを押すタイミングで動作しているように思われがちだが、本体内部にコンピュータによる投入金額に応じた「確率変動処理」機能が施されており、投入金額の累計が設置者の設定した金額(インカム)に達しなければ単純なタイミングだけで景品獲得は出来ないようにコントロールされている。

この言葉がわかりにくいのですが、簡単に言うと、

「設定した金額が投入されるまで、景品を出さない」

という機能が投入されていることになります。
例えば、とある景品をお店側が機械に入れた時に、「1000円で1回払出す設定にしたいな」と考えて設定すると、機械に1000円投入されるまで、景品を払出す事はなく、1000円が投入されて初めて景品が払い出されます。
ということは、攻略法としては、どんな攻略法があるかといえば、

「ハイエナ」

です。
他の人がお金を使ったあとで自分がやってみる、くらいの気持ちでやってみましょう。
あとは、逆に

「誰かが景品を取得したすぐ後はやらない」

などが具体的な攻略法です・・・
ええ、攻略法と呼ぶのかどうかはわかりませんが、少しでも景品を取得する確率をあげるなら、これ以外にはチョット考えにくいですね。
あとは運次第でしょう。

確率機が大手ゲーセンに設置されていない理由

これら確率機ですが、2つの理由でゲーセンには設置されにくい傾向があります。

ひとつ目は、業界の自主規制ルールに抵触していることが挙げられます。
業界のメーカー側のルールでは、製造・運用は行わない事になっております、
従って、大手のゲームメーカーがこれらの機械を製造することもなく、当然大手のゲームセンターに設置されることもありません。

もう一つは、イメージの問題です。
Wikipediaにもありますが、こうした確率機は、どちらかというと、

「ゲームセンター以外の場所で、高額景品をいれて運用」

されることが多い傾向にあります(傾向というよりは、ゲーセンで自主規制を守れば100%無理なんですが)
仮に、こうした確率機を普通のゲーセンがしようしても、高額景品は使えない場合が多いので、お客さんにとっては見劣りもしますし、景品が高額であるゆえに取れないイメージもあると思うので、あまりゲーム機として活かす事もできません。

こうした事から、同じプライズゲームでも、全然違う運用をされているというのが原状です。
最後になりますが、あくまでも業界の自主規制では対象外なので、こうした確率機が即違法ではないことも、ご理解ください。
その運用する場所に適応したプライズゲームが、それぞれにあるというイメージを持って頂ければ幸いです。